NRIセキュアとソリトンが、ID管理・秘密分散技術分野のソリューションで業務提携

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

2014-09-24 16:00

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:増谷 洋、以下「NRIセキュア」)と株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鎌田 信夫、以下「ソリトン」)は、それぞれのセキュリティ関連サービスや製品の提供に関する業務提携を2014年10月1日に開始します。 NRIセキュアは、ソリトンが持つID認証関連製品やID管理製品などの取り扱いを開始し、従来よりも幅広い、トータルなセキュリティソリューションを提供します。また、ソリトンは、現在、NRIセキュアが提供するSecureCube / Secret Share*1(セキュアキューブ シークレットシェア)サービスの運営を引き継ぎ、NRIセキュアは同サービスの販売活動を支援します。 業務提携の概要は、下記の通りです。
■ NRIセキュアがソリトン製品を販売
NRIセキュアは、ソリトンのセキュリティ認証基盤を中心としたセキュリティ製品の販売を開始し、IDソリューションの提供範囲をさらに拡大させてまいります。
本業務提携により、NRIセキュアが取り扱うソリトン製品は以下の通りです。


 - ID認証機器:Soliton NetAttest EPS*2(ソリトン・ネットアテスト・イーピーエス)
 - セキュアブラウザ/ゲートウェイ:Soliton SecureBrowser / Soliton SecureGateway*3
   (ソリトン・セキュアブラウザ / ソリトン・セキュアゲートウェイ)
 - ID管理製品:Soliton ID Manager*4(ソリトン・アイディー・マネージャー)


■ ソリトンがSecureCube / Secret Shareを運営し、NRIセキュアが販売活動を支援
NRIセキュアは、両社の持つノウハウや強みを活かしてセキュリティソフトウェア事業を強化するため、2010年10月に提供を開始したSecureCube / Secret Share サービスを2014年9月末日にソリトンに移管し、ソリトンが提供する同サービスの販売活動を支援します。
NRIセキュアのSecureCube / Secret Share とソリトンのTally-WariZen*5(タリー・ワリゼン)は、それぞれ、秘密分散技術を用いてデータ保管を行うクラウドサービスとアプライアンス製品です。顧客はそれぞれのニーズに合わせてクラウドサービスもしくはアプライアンス製品が選択でき、ソリトンの製品/サービスのラインナップが広がります。ソリトンは、引き続き当該サービスを拡張し、新たなニーズにも対応できるサービスとして発展させます。


文中*1から*5については【ご参考】をご参照ください。

用語解説

<ご参考>
*1 SecureCube / Secret Share
データを細切れにして無意味な断片データに変えたうえで、各断片を国内複数のデータセンターに遠隔地保管する秘密分散技術を用いて提供される、セキュアなクラウドストレージサービス。一部の断片データを紛失したとしても、元の情報が漏えいすることはなく、安全に機密情報を保存することができる。バックアップや、安全なファイル共有などの用途で利用が進んでいる。
詳細は以下のURLをご参照ください。
(リンク »)

*2 Soliton NetAttest EPS
ネットワーク認証に必要なRADIUSサーバー機能、デジタル証明書の発行、管理ができるプライベートCA機能、ワンタイムパスワード認証機能が揃った認証アプライアンス。
詳細は以下のURLをご参照ください。
(リンク »)

*3 Soliton SecureBrowser / Soliton SecureGateway(SSB / SSG)
社内システム・クラウドシステムにある情報に安全にアクセスするためのソリューション。 SSBは端末へのデータ保存を禁止するなどセキュリティ強化されたブラウザ。ゲートウェイアプライアンスSSGでデジタル証明書による強固な端末認証やIDとパスワードによる多要素認証を行い、社内・クラウド上にあるWebシステムに安全にアクセスできる。端末にデータを残さないだけでなく、許可していない端末の業務利用を防ぎつつ、安全なモバイルワークを実現する。
詳細は以下のURLをご参照ください。
(リンク »)

*4 Soliton ID Manager
企業内の情報資産に着目し、IDそのものの管理に加え、その先で求められる「(そのIDで)誰が・どのシステムを・どのくらいの期間・誰の承認により・どのような権限で・使えるようにするのか」について、現在の状態だけでなく、過去の履歴を含めた一元管理(情報資産アクセス管理)を実現する情報資産アクセス管理基盤ソフトウェア。
詳細は以下のURLをご参照ください。
(リンク »)

*5 Soliton Tally-WariZen
電子割符技術で機密データの安全保管を実現する電子割符ゲートウェイ・アプライアンス。漏えいリスク・消失リスクを同時に低減し、機密データの分散保管を実現する。
詳細は以下のURLをご参照ください。
(リンク »)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]