TrustBind/Hybrid Storageは、2014年4月に販売を開始した、パブリッククラウドストレージを活用して企業のデータを安全に保存できるソリューションです。従来のバージョン(以下、サーバ版)は、データ保存の際、社内に設置したストレージの運用コストの最適化、保存データのBCP対策を課題とする企業を対象とし、拡張性の高いパブリッククラウドストレージを追加容量や遠隔地保存先として容易かつ安全に利用できるのが特長です。
新たにラインナップに追加したVA版は、仮想化環境上に構築された企業システム上のデータにも上述の特長が生かせるバージョンです。このVA版により仮想化環境に安価にスピーディにTrustBind/Hybrid Storageを導入できるようになりました。
■TrustBind/Hybrid Storage VA版の特長
(1)最短30分でストレージ容量の追加や遠隔地保存先の構築が可能
従来のサーバ版では、ハードウェアの調達、構築、設定が必要でした。
仮想化に対応したVA版では、既に存在している仮想化環境に配置し、パブリッククラウドストレ ージの接続設定を行うだけで、最短30分で容量を追加したり、遠隔地保存先の構築が可能になり す。
(2)簡単にパブリッククラウドストレージを利用したデータ保存運用が可能
運用効率を向上するために、TrustBind/Hybrid Storageの設定や保存状態、パブリッククラウ ドストレージの利用量などを簡単に確認できるダッシュボードを搭載しました。
■想定利用企業
(1)ユーザー企業への最適なストレージ容量提供を課題とするクラウド事業者
クラウド事業者はユーザー企業のデータの利用量拡大に伴い、常に最適なストレージ容量を供給 していくことが課題となっています。クラウド基盤上に容易に導入できるVA版の特長を生かし、 プライベートクラウド上に外部のパブリッククラウドと連携したデータ保管領域を簡単に構築・ 追加することが可能です。これにより、自社に新たなハードウェア設備投資を行わずに、ユーザ ー企業にデータ保管領域を提供することが可能です。
また、ユーザー企業はパブリッククラウドを意識せずにプライベートクラウド上のクラウドサー ビスを利用することが可能です。
(2)クラウドサービスを活用したシステム構築時のデータ保存に、課題を抱えるクラウドインテグレ ーター
近年、クラウド活用の手段の多様化が進んでおり、システムを低コストでユーザー企業に提供す るために、外部のクラウドサービスと連携してクラウドシステムを構築することがクラウドイン テグレーターの有力な選択肢の一つとなっています。
VA版をクラウド基盤に導入することで、クラウドシステム上のデータの遠隔地保存、レプリケー ション、ストレージ容量の最適化など、データ保管に対する課題を低コストでスピーディに解決 することができます。
■参考価格(税抜)
TrustBind/Hybrid Storage仮想アプライアンス版
¥676,000~/年(ソフトウェア保守費用含む)
*クラウドストレージの利用料は含まない
TrustBind/Hybrid Storageサーバ版
¥2,180,000~/年(ソフトウェア保守費用、HW費用、HW保守費用含む)
*クラウドストレージの利用料は含まない
*別途、初期構築費用が必要
■目標
今後3年間で5億円の売上げを見込んでいます。
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