サムスン電子は2006年以降、8年間に渡って毎年史上最高の実績を更新してきました。
2013年の売上高は229兆ウォンで前年度比13.7%増を記録し、営業利益は37兆ウォンで前年度比26.6%増加しました。
しかし、2014年第3四半期までの実績を見ると、スマートフォン事業の業績が大幅に下落しています。
中国スマートフォン市場において、小米(シャオミ)など同国の新興ベンダーが低価格スマートフォンを出して、サムスン電子を追い越しトップとなったのが原因です。
IM事業の業績悪化が続く中、他の既存事業では回復が難しく、サムスン電子は次世代主力事業の育成を通して今の危機を乗り越えようとしています。
本報告書は、サムスン電子が約9 年ぶりのマイナス成長の危機をどう克服するかについての疑問から構成されています。
▼本レポートの詳しい内容は、こちらからご覧いただけます。
(リンク »)
【目次】
エグゼクティブサマリー
Ⅰ 財務分析
1.1 2013 年のスマートフォン1 位堅持と史上最高の実績更新から
2014 年は成長に陰り
1.2 IM 部門の売上割合が5 割を超える売上偏重傾向が深化
1.3 自己資本利益率(ROE)は前年度比1%増の22%を記録
Ⅱ 組織分析2014 年組織改編の主要イシュー
2.1 2014 年組織改編の主要イシュー
2.2 ソフトウエア人材養成プログラムを展開
2.3 シリコンバレー投資
2.4 ポスト李健煕(イ・ゴンヒ)体制に備えるコントロールタワー
2.5 次期会長により変化するサムスン組織文化
Ⅲ 事業領域別の実績分析
3.1 デジタルメディア& アプライアンス部門(CE)
3.2 スマートフォン事業の実績が右下がり傾向の通信部門(IM)
3.3 メモリー事業の収益性改善で翼を付けた半導体部門(DS)
3.4 業績下落基調のディスプレイパネル部門(DP)
Ⅳ 主要製品戦略
4.1 TV
4.2 生活家電
4.3 携帯電話
4.4 半導体
4.5 ディスプレイパネル
Ⅴ マーケティング、ブランド戦略販促費は前年比32%増で
史上最大のマーケティング費用を支出
5.1 販促費は前年比32%増で史上最大のマーケティング費用を支出
5.2 スポーツマーケティング
5.3 体験型マーケティングの強化
5.4 エマージング市場を狙った地域別特化マーケティング
5.5 B2B 事業の強化
Ⅵ R&D 活動分析2013 年の研究開発費は前年比24%増加
6.1 2013 年の研究開発費は前年比24%増加
6.2 アップルとの訴訟後にデザイン特許の強化とシリコンバレーに
戦略的投資
Ⅶ Beyond Smartphone の次世代主力事業
Ⅷ インプリケーション
8.1 スマートフォン事業の偏重傾向を打開
8.2 選択と集中を通じた次世代主力事業の育成
8.3 B2B 事業の拡大
【図表目次】
図目次
[図1-1]サムスン電子の年間売上高と営業利益率の推移
(2004 年~ 2013 年)
[図1-2]サムスン電子の四分期別売上高と営業利益率の推移
(2011 Q1 ~ 2014 Q3)
[図1-3]サムスン電子の事業領域別の四半期営業利益率の推移
(2011 Q1 ~ 2014 Q3)
[図1-4]2012 年サムスン電子の各事業部領域の売上/営業利益構成比
[図1-5]2013 年サムスン電子の各事業部領域の売上/営業利益構成比
[図1-6]2014 年Q1 ~ Q3 サムスン電子各事業部領域の営業利益構成比
[図1-7]サムスン電子の自己資本利益率の推移(2004 ~ 2013)
[図2-1]サムスン電子の組織改編(2011 ~ 2014)
[図2-2]サムスン電子のソフトウエア教育プログラム
[図3-1]サムスン電子の事業部門及び主要製品
[図3-2]サムスン電子デジタルメディア& アプライアンス部門の
四半期別売上高と営業利益率の推移(2011 Q1 ~ 2014 Q3)
[図3-3]サムスン電子通信部門の四半期別売上高と営業利益率の推移
(2011 Q1 ~ 2014 Q3)
[図3-4]サムスン電子半導体部門の四半期別売上高と営業利益率の推移
(2011 Q1~ 2014 Q3)
[図3-5]サムスン電子ディスプレイパネル部門の四半期別売上高と
営業利益率の推移(2011 Q1 ~ 2014 Q3)
[図4-1]「Tizen 開発者カンファレンス」で初公開された
Tizen OS スマートTV の試製品
[図4-2]サムスン電子の「シェフ・コレクション」
[図4-3]「スマートホーム」サービス概要
[図4-4]サムスン電子の「GALAXY S シリーズ」の価格変化
[図4-5]サムスン電子のセキュリティ・ソリューション
「ノックス(KNOX)」の概念図
[図4-6]フォルダブルディスプレイを搭載したスマートフォンのイメージ
[図5-1]サムスン電子マーケティング関連費用の推移
(2009 年~ 2013 年)
[図5-2]第47 回スーパーボウルの
「ザ・ビッグピッチ(The Big Pitch)」広告
[図5-3]GALAXY 11 キャンペーン
[図5-4]米国で開かれた「2014 サムスンリビングアトリエ」で公開された
センターステージ展示
[図5-5]現地の商店街と連携した「GALAXY Studio in Your Life」
キャンペーン
[図6-1]サムスン電子R&D 投資費用の推移(2009 年~ 2013 年)
表目次
[表2-1]サムスングループのソフトウエア人材育成計画
(2013 年5 月発表)
[表2-2]2012 年以降のサムスン電子の米シリコンバレーM&A 事例
[表7-1]サムスングループの5 大次世代主力事業の現況
【レポートの概要】
発行:株式会社ROA Holdings
発刊:2014年11月
判型:Excel
調査・製作 : 株式会社 ROA Holdings
価格:(税込・送料込)
- 102,600 円(印刷版)
- 102,600 円(PDF(CD-ROM))
- 105,840 円(印刷版+PDF(CD-ROM))
▼エグゼクティブサマリー、および、ご注文はこちら
(リンク »)
■会社概要
社名 : 株式会社ROA Holdings
所在地 : 東京都新宿区新宿1-10-5 岡田ビル4F
TEL: 03-3356-0874 FAX: 03-3356-0875
URL : (リンク »)
Email : research@roaholdings.com
その他支店 : ソウル支社
代表者 : 代表取締役社長 李 承 勲 (Steve Lee)
事業内容 : 受託調査、調査レポート発行、年間サービス
専門研究分野 : アジアを中心とした通信産業及びデジタルコンバージェンス産業
■本プレスリリースについてのお問い合わせ
株式会社ROA Holdings レポート・マーケティングチーム 担当:小林
TEL: 03-3356-0874 Email: report@roaholdings.com
このプレスリリースの付帯情報
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。