オーストラリアのクリエーティブ・エージェンシー「BWM社」の株式51%取得で合意

株式会社電通

From: 共同通信PRワイヤー

2015-02-04 16:15

2015年2月4日

株式会社電 通

オーストラリアのクリエーティブ・エージェンシー「BWM社」の株式51%取得で合意

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は本日付で、オーストラリアのクリエーティブ・エージェンシー「Belgiovane Williams Mackay Pty Ltd」(本社:シドニー市、以下「BWM社」)の株式51%の取得と、早ければ2019年末にも完全子会社化するオプションを当社グループが有することにつき、同社株主と合意しました。

1996年に設立され、創業者3名の姓の頭文字をとって命名されたBWM社は、現在ではオーストラリアにおける独立系クリエーティブ・エージェンシーとしてトップクラスの規模を誇っており、数多くの広告賞を獲得するなどそのクリエーティビティには定評があり、顧客からも高く評価されています。
BWM社はクリエーティブ領域におけるフルサービスやダイレクト・マーケティングに強みを持つほか、傘下に持つ専門的なサービスを提供する子会社4社との連携により、PR、ソーシャルマーケティング、デジタルコミュニケーション・サービスなども提供しています。

これまで当社グループはアジア太平洋地域において中国と日本に次ぐ第3位の広告市場であるオーストラリアでは、総合広告会社のOddfellows Dentsu(オッドフェローズ電通)とDentsu Australia(電通オーストラリア)、メディアエージェンシーのCarat(カラ:豪州トップクラスのメディアエージェンシー)、Vizeum(ビジウム)、Mitchells(ミッチェルズ)、デジタルエージェンシーのiProspect(アイプロスペクト)、Isobar(アイソバー)、OOH専門エージェンシーのPosterscope(ポスタースコープ)などを通して行ってまいりました。そして現状、同国におけるメディアビジネスでは第2位となるグループへと成長しています。

買収後のBWM社は、社名を「BWM電通」に改名し、同国における当社グループの旗艦クリエーティブ・エージェンシーとしての役割を担うことになり、グループ各社と連携しながら、顧客企業のブランディングや販売促進に貢献する高度でシームレスな広告コミュニケーション・サービスを提供していきます。

なお、本件が当社の2015年3月期の連結業績に与える影響は軽微です。

【BWM社の概要】
社  名  : Belgiovane Williams Mackay Pty Ltd (BWM社)
本社所在地 : オーストラリア・シドニー市
        ※メルボルン市にも拠点を持つ
設  立  : 1996年4月
株主構成  : 買収手続き完了後
        ・電通イージス・ネットワーク 51%
            ・同社経営幹部        49%
売上総利益  :  2,672.5万オーストラリアドル(約25.8億円)(2014年12月期)
主要経営陣 : Paul Williams(CEO)
Rob Belgiovane(エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター)
Jamie Mackay(エグゼクティブ・プラニング・ディレクター)
従業員数  : 140名
事業内容  : クリエーティブ領域を中心とした広告コミュニケーション・サービス
特筆事項  : 傘下に専門領域の子会社4社を保有
(1)デジタル領域に特化したエージェンシー「Sputnik」
(2)ソーシャル領域に特化したPR会社「The POP Agency」
(3)農業関連ビジネスに特化したエージェンシー「Cox Inall Communications」
(4)地域内コミュニケーションに特化したPR会社「Cox Inall Ridgeway」

以 上



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