今回の調査では、これまでにQ&Aサイト「OKWave」に投稿された、『母の日』に関する「質問」1,733件の内容を多角的に分析しました(抽出期間:1999年7月15日~2015年1月31日)。
「OKWave」全体の質問者の男女比率は男性の方が多い(57%)傾向ですが、『母の日』に関する質問投稿は女性が79%を占めました。「OKWave」全体の質問数に対する年ごとの質問数比率を分析すると、2012年以降、質問数が増加傾向となりました。質問内容では「プレゼント」について気を遣って悩んでいる傾向が見られました。プレゼントの内訳について2009~2010年と2013~2014年の傾向を比較すると、「服・装飾品」が減少し、「食事・料理」が増加していました。一方で2013~2014年の質問に対する回答内容を分析すると、もらって嬉しかった『母の日』のプレゼントは「服・装飾品」が最も多く、プレゼントを贈る側と受け取る側で意識の違いが見られました。また、受け取って嬉しかったものとしてプレゼントそのものよりも添えられた「手紙」を挙げる声も見られました。2012年以降の質問数の増加と合わせて、2011年を境に質問内容の傾向にも変化が見られ、プレゼントの多様化や「喜ぶ」など相手の感情を気にするワードが出現するようになりました。3.11震災を境に心境に変化が生じ、母親への感謝、喜んで欲しいという気持ちが強くなっている様子がうかがえます。
また、女性が『母の日』について悩んでいるのは義母に対してで、男性は義母に対する悩みはほとんど見られませんでした。「(義母に)プレゼントしたものが気に入らなかったという様な内容の言葉を言われ撃沈した経験があります。」「義母はバッグが好きなので、何回か贈っていたんですが、その時はハイテンションで電話してきます。でも、使っているのを見たことがないです…」など、同居していなくても義母の一挙手一投足に敏感になっている様子が見られました。
オウケイウェイヴでは、「OKWave」の3,300万件以上のQ&Aデータをはじめとする投稿データと投稿者の性別や年齢などの属性データを基にVOC(Voice of Customer/顧客の声)分析等を行うOKWave総合研究所を通じて今後も社会性や時事性の高いテーマを取り上げ、ユーザーが疑問、悩みを解決しあえる場で生まれたやり取りを調査分析し、レポートしていきます。Facebookページ( (リンク ») )にてインフォグラフィックでわかりやすくレポートするほか、法人向けにはより専門的な分析手法を用いた「OKWave総合研究所カスタムレポート」を用意しています( (リンク ») )。
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株式会社オウケイウェイヴは1999年7月設立。互い助け合いの場の創造を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与することを目指し、日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWave」( (リンク ») )を2000年1月より正式公開・運営しています(月間PV:1億1,000万以上、月間利用者数:4,000万人以上 ※2015年2月現在)。「OKWave」の3,300万件以上のQ&Aデータベースは、約60の企業サイトが導入する「QAPartner」、企業の顧客サポート用途の「OKBiz for Community Support」にて活用されています。また、「OKWave」の運営ノウハウを基にした、特許を有するFAQシステム「OKBiz for FAQ / for Helpdesk Support」を大手企業、自治体など310サイト以上に導入し、市場シェアNo.1を長年維持しています。2006年6月に名証セントレックスに株式上場(証券コード:3808)。2007年10月に楽天株式会社、2008年3月に米国マイクロソフトコーポレーションとの業務・資本提携を締結。以降も、「こんまり片づけレッスン」( (リンク ») )をはじめとする各界の専門家や著名人の課金制モバイルサイト運営など、Q&Aを軸にした感謝の気持ちでつながるサービスを提供しています。
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