先日、Cisco認定資格であるCCNP(Cisco Certified Network Professional) Routing and Switching がアップデートされました。それに伴い、認定コースのカリキュラムに関しても、新項目が追加されています。
今回はSWITCHコースに新しく追加されました「SDM(Switch Database Management)テンプレート」につきまして、紹介させていただきたいと思います。
Cisco Catalyst 2960, 3560, 3750などのスイッチにおいては、SDMテンプレートによりCAM・TCAMのリソース割り当てを管理しています。
例えば、Catalyst 3560の場合、デフォルトのSDMテンプレートでは、L2スイッチング、IPv4ルーティングを実行できますが、IPv6ルーティングに関しては実行できません。Catalyst 3560においてIPv6ルーティングを行いたい場合は、SDMテンプレートを変更して、TCAMのリソースをIPv6ルーティングに割り当てる必要があります。
それでは、実際にSDMテンプレートの変更手順を紹介していきます。今回は、次のスイッチを用いて説明します。
デバイス:WS-C3560-24PS
IOS:Version 12.2(55)SE9, IPService
デバイスの型番やIOSのバージョン、フィーチャーセットにより対応の可否は異なりますので、予めご了承ください。
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