新「skye(スカイエ)」発売

大和ハウス工業株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2015-09-25 14:00

2015/09/25

大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 大野直竹
大阪市北区梅田3-3-5

■新構法「DRF構法」により大空間・大開口を実現
新「skye(スカイエ)」発売

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大野直竹)は、高強度とプラン自由度を兼ね備えた新構法「DRF構法」を採用し、業界初の5階建て対応制震装置や狭小スペースを有効活用する敷地対応システムを取り入れた、3・4・5階建て重量鉄骨住宅商品「skye(スカイエ)」を、2015年10月1日より、関東・東海・近畿を重点エリアとする全国で販売開始します(※1)。

 当社は、2013年4月に重量鉄骨ラーメン構造の4・5階建て対応住宅商品「skye」を発売しましたが、中層住宅の需要拡大が見込まれる中、建替え層をターゲットとして、大空間・大開口を実現する新構法や、限られた敷地を有効に活用するための狭小スペース工法などを採用し、リニューアルしました。
 新「skye」では、二世帯住宅をはじめとする多様な家族構成での住まいや、賃貸併用住宅、店舗併用住宅といった、お客さまの幅広いご要望に応えます。
 あわせて、販売エリアを一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)から東海エリア(愛知県・静岡県)、近畿エリア(大阪府・京都府・兵庫県)を中心として全国の都市部に拡大し、中層住宅市場におけるシェア拡大を目指します。
※1.北海道、沖縄県、積雪地、寒冷地を除く。

●ポイント
1.構法刷新と新技術採用により「大空間・大開口」と「安全・安心」を実現
2.限られた敷地を効率的に活用する敷地対応システム
3.外張り断熱通気外壁対応と高級感のある外観デザイン

■開発背景
 現在の住宅市場は、2008年度以降、年間の新設住宅着工戸数が100万戸を下回った状態が続き、将来的にも人口減少による市場規模の縮小が予想されていますが、中層住宅(3・4・5階建て)市場を見ると、緩やかながら増加傾向にあります。3階建て住宅では、2013年度は42,668戸と、2011年度から約7%増加しており(※2)、特に首都圏や東海、近畿では、他地域と比べても中層住宅の比率は高く、これからも成長が見込まれます。
 これらの中層住宅では二世帯住宅や賃貸併用住宅、店舗併用住宅の需要が高く、限られた敷地を効率的に活用できるよう、より柔軟な設計が求められます。
 そこで、2013年4月に発売した重量鉄骨ラーメン構造の4・5階建て対応戸建住宅商品「skye」の構法を刷新し、厳しい敷地条件に対応するシステムや工法の開発により、お客さまの多様なニーズに応える戸建住宅商品としてリニューアルしました。
 あわせて、新たに3階建ての設定を追加し、複数台並列のビルトインガレージやワイドスパンの大開口、店舗用大空間などのプランを可能にすることで、軽量鉄骨造の3階建て戸建住宅商品「xevo03(ジーヴォ・ゼロサン)」とあわせて、お客さまの条件にあった最適な提案を可能にしました。
※2.国土交通省 建築着工統計調査報告(平成25年度分)による。

■商品特長
1.構法刷新と新技術採用により「大空間・大開口」と「安全・安心」を実現
(1)高強度とプラン自由度を兼ね備えた新構法「DRF構法」
 当社は、オフィスビルや大型倉庫の建築ノウハウを活かして、一部の戸建住宅にも重量鉄骨構法を採用してきましたが、新「skye」では、これまでの住宅用重量鉄骨ラーメン構法を大幅に見直し、高い品質を維持しながら、多様なプランに対応できる「DRF構法」を開発しました。
 構造躯体は、2種類の柱サイズ、3種類の大梁サイズを用意し、複数のバリエーションを使い分けることで、高い強度を保ちながら、より自由度の高い設計が可能になりました。
 また、柱と梁の接合部は、自社工場内で完全溶け込み溶接によって一体化させており、全数検査を行ったうえで出荷することにより、高強度と高品質を両立させています。

(2)業界最大クラスの「大空間・大開口」
 新「skye」は、「DRF構法」による構造躯体の強度アップにより、業界最高クラスの各階天井高2m72cm、開口幅最大8m19cmを可能にしました。
 これにより高い天井高と連続開口による開放的な空間を実現する「パノラマラウンジ」や、ワイドスパンを利用した自動車3台分(※3)のビルトインガレージの提案も可能となるなど、お客さまの多様なニーズに対応します。
※3.車種によります。

(3)業界初5階建てまで対応する制震装置「フリクションD」
 新「skye」では、業界初となる5階建てまで対応する制震装置「フリクションD」を搭載しました。(※4)
 「フリクションD」は摩擦ブレーキ方式の制震装置で、中央に配置された摩擦ダンパーが左右に動き、地震エネルギーを熱エネルギーに変換することで、建物の揺れと変形を軽減します。中層住宅は低層住宅と比べて揺れ・振動の影響を受けやすく、地震発生時は上層階ほど揺れが大きくなりますが、「フリクションD」を採用することにより、建物の最大変形を震度5強程度で最大約5割、震度6強程度で最大約2割抑えることができます。(※5)
 また、地震対策の他、立地条件により交通振動や強風時の揺れを軽減する必要がある場合に備え、最上部に搭載する制振装置(※4)も用意しています。
※4.オプション対応。
※5.敷地、建物の条件によって異なります。

2.限られた敷地を効率的に活用する敷地対応システム
(1)敷地を有効活用する狭小スペース工法とキャンチルーム&バルコニー
 新「skye」では、建物が近接するような狭小地において限られた敷地を有効に活用できるよう、仮設足場を狭小スペース専用に独自開発することで、隣地境界との距離が30cmであっても建設が可能な、5階建てまで対応できる狭小スペース工法を開発しました。(※6)
 この狭小スペース工法は、建設時だけではなく将来的なメンテナンス時にも対応でき、長期にわたってお客さまの安心をサポートします。
 空間利用では、2~5階の床を張り出す「キャンチルーム」の出幅を最大2m73cmまで拡大、最大1m82cmまで張り出すことのできる「キャンチバルコニー」とあわせて、下部を駐車スペースや自転車置き場、オープンテラスなどに活用できます。
 また、設計単位は1/4モジュール(227.5mm単位)を採用しており、敷地形状やお客様の要望に柔軟に対応できます。
※6.民法では隣地境界から50cm以上の距離が必要です。建設には隣家の承諾が必要です。
   また、敷地、建物、障害物の状況により制限があります。

(2)光の屈折・拡散で、隣地と近接する部屋を明るくする「明るくすウインドウS」
 「明るくすウインドウS」(※7)は、光を屈折させるフィルムと光を拡散させる複層ガラスにより、入射光を天井に向けることで、現行窓と比べ最大約1.5倍(※8)部屋全体を明るくすることができます。これにより北側や隣地と近接する部屋を快適にします。あわせて、外からの衝撃を受けてもガラスが貫通しづらい防犯仕様となっています。
※7.オプション対応。
※8.条件によって異なります。

3.外張り断熱通気外壁対応と高級感のある外観デザイン
 新「skye」は、当社戸建住宅商品「xevo(ジーヴォ)」シリーズで採用されているオリジナル外壁システム「外張り断熱通気外壁」を搭載することで、耐久性と省エネルギー性を向上させました。これにより、当社の戸建住宅商品は平屋から5階建てまですべて「外張り断熱通気外壁」搭載となります。
 「外張り断熱通気外壁」は二重の断熱構造、二重の防水構造により、外気温の影響を最小限に抑えるとともに、雨水の侵入リスクを大幅に軽減します。
 また、当社戸建住宅最上位商品「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」で採用している25mm厚の窯業系サイディング外壁「DXウォール」や、外壁の重厚感を強調する「コーナーインセットウインドウ」、5層まで連続可能な連層袖壁「スカイアトラクティブウォール」を採用することで、高級感のある外観を演出します。

■商品概要
 商 品 名         :「skye(スカイエ)」
 発 売 日          :2015年10月1日
 販売地域         :全国 ※北海道、沖縄県、積雪地、寒冷地を除く
 販売価格          :本体工事価格3.3m2当たり101.8万円~(税込)
 販売目標          :年間300棟
 プ ラ ン           :3・4・5階建て自由設計
 構  造          :重量鉄骨ラーメン構造3・4・5階建て
 お客様お問い合わせ先:大和ハウス工業株式会社 コンタクトセンター
 フリーコール:0120-590-956(平日9:00~21:00)

■商品サイトURL  
  (リンク »)



本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]