【VIPRION B4450ブレードでサービス プロバイダのクリティカルな4Gと5G使用をサポート】
ネットワークの急速な拡大、膨大な接続数とIoTに求められる同時性への対応、4G、5Gおよびそれ以降へのネットワーク拡大の推進に関するサービス プロバイダのニーズに応えるため、F5は比類のない拡張性とパフォーマンスを備えた新しい100 GbEハードウェアブレードであるVIPRION B4450をVIPRIONシリーズ( (リンク ») )に加えました。このNEBS対応のB4450ブレードは、F5の8ブレードシャーシに搭載した場合に業界で最大の12億件までの同時接続および1秒あたり2,000万件を超える接続に対応します。このブレードは4Gから5Gへの移行を容易にするとともに、SSLでの楕円曲線暗号(ECC)( (リンク ») )と2K鍵( (リンク ») )のパフォーマンスを改善します。
このような水準のパフォーマンスによって、加入者とデータ利用の爆発的な増加に対応するネットワークが可能になり、IoTの発達にともない新たに生じる接続に対応するとともに、サービス プロバイダの環境におけるDNS( (リンク ») )の有効性、IPv6への移行( (リンク ») )およびSGiファイアウォール( (リンク ») )の利用が促進されます。
業界をリードする同時接続数とスループットを備えたVIPRION B4450ブレードは、サービス プロバイダによるネットワーク、データおよび加入者のセキュリティ確保を支援します。このブレードを利用することによりサービス プロバイダは、最大限の拡張性を持つSGiファイアウォールを展開することが可能になります。また、有害な接続と正しい接続とを迅速に区別することにより、さまざまな分散型サービス拒否(DDoS)攻撃からシステムを守ります。この目的のために構築されたブレードには、暗号化と圧縮をハードウェアベースで加速するIntelのQuickAssist Technology( (リンク ») )を含めた業界をリードするコンポーネントが活用されています。
【モバイル ネットワークの変革を推進する大容量のVNF】
MWCにおいてF5は、ソフトウェアベースのBIG-IP(R) VNFシリーズ( (リンク ») )に加わる、先進的なパフォーマンス機能を備えた新しい製品も展示します。Intel Ethernet Controller XL710(40 GbE)に対応したF5 BIG-IP Virtual Edition( (リンク ») )(VE)のベータ版に加え、最大100 GbEで動作するIntel(R) Ethernet Multi-host Controller FM10000 Familyに対応したBIG-IP VEのプロトタイプ バージョンのデモが予定されています。
F5とIntelのテクノロジーが組み合わさることにより、標準的なサーバ プラットフォームの使用が求められる環境においても、SDN(Software Defined Networking)( (リンク ») )とネットワーク機能仮想化(NFV)の導入が促進されます。F5とIntelがMWCにて展示する柔軟なテクノロジーの詳細については、本プレスリリースに伴って掲載されているブログ記事( (リンク ») )をご覧ください。
F5のService Provider and Cloud Solutions担当バイスプレジデントであるマリク・タティパムラ(Mallik Tatipamula)は次のように述べています。
「サービス プロバイダと企業は、パフォーマンスやセキュリティを犠牲にすることなく、ハードウェア、ソフトウェアおよびクラウドのリソースを一体化することのできるエレガントな手段を求めています。F5が提供するハイブリッド型アプリケーション配信ソリューションにおける、幅広いポートフォリオとテクノロジーロードマップは、付加価値サービスを通じて加入者に競争優位性を提供するという、サービス プロバイダにとって最も優先すべき項目と緊密に連携しています。」
NTT-ATの社長兼CEOであるジョージ・キムラ博士(Dr. George Kimura)は、次のように述べています。
「サービス プロバイダは4G/5Gネットワークへの移行の間もネットワークのセキュリティを確保し、またモノのインターネットを実現するために、高度な拡張性を備えた仮想化されたソリューションを必要としています。サービス プロバイダのネットワーク移行を支えるこれらのソリューションの導入にあたり、F5がそのリーダーシップを発揮したことを喜ばしく思っています。」
ACG Researchのプリンシパル アナリストであるポール・パーカー=ジョンソン(Paul Parker-Johnson)氏は次のように述べています。
「多様なアプリケーション、モノのインターネットおよびリッチなマルチメディア サービスにともなうトラフィックの劇的な増加に合わせて進化するため、サービス プロバイダは現在の4Gにともなうニーズだけでなく、5Gへのスムーズな移行をサポートする高度な拡張性、信頼性および頑丈さを備えたソリューションを必要としています。F5の先進的かつプログラム可能なプラットフォームは、物理と仮想ソリューションとの間の機能の連続性を備え、それによって通信事業者の投資を保護するとともに、将来的な4Gから5Gへの移行にも対応することによって、総所有コスト面での大きな優位性を実現します。最近実施されたACG分析によれば、F5のソリューションは業界をリードする接続レート、スループットおよび同時接続能力を備え、他のソリューションと比較して60%を上回る総所有コスト削減を達成することができます。」
IntelのCommunications Infrastructure and Networking Products担当プロダクト ライン ディレクターであるビル・ロレンダー(Bill Rollender)氏は次のように述べています。
「F5はIntelテクノロジーの導入を着実に進め、すべてのタイプのクラウドおよびサービス プロバイダによるネットワーク変革を推進しています。Intel Architecture(IA)とIntel QuickAssist Technologyを活用し、F5は業務とネットワークの両方の需要に対応可能な、仮想化に最適化されたハードウェアとソフトウェア アプリケーション提供への取り組みを示しています。」
【その他の関連情報】
・F5 VIPRION Solutions - Overview( (リンク ») )
・The Perfect Storm: Security at Massive Scale to Support IoT & 4G/5G Networks - F5 Blog Post( (リンク ») )
・Service Providers and F5’s New VIPRION B4450 - F5 Blog Post( (リンク ») )
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
■ F5ネットワークスについて
F5は、アプリケーションが、データセンタ、クラウドサービス、従来型ネットワーク、SDNなど、あらゆるIT環境において、いつでも、どこからでも利用可能となる柔軟なソリューションを提供しています。F5のオープンで拡張性の高いフレームワークは、幅広いパートナーエコシステムとの協業を通じ、ITの適用範囲を広げ、最適なIT基盤の構築を可能にしています。また、F5のソリューションは、国内外のリーディング企業、サービスプロバイダ、公共機関のIT分野で広く採用され、最先端のクラウド、セキュリティ、モビリティ環境の実現に貢献しています。F5についてより詳しく知りたい方は (リンク ») をご覧ください。また、ツイッターにて@F5Japanのアカウントから最新情報を発信しておりますので、是非フォローください。
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