オランダに世界で最も持続可能なオフィスが誕生

Geelen Counterflow

From: 共同通信PRワイヤー

2016-04-11 10:10

オランダに世界で最も持続可能なオフィスが誕生

AsiaNet 64013 (0424)

【ハーレン(オランダ)2016年4月11日PR Newswire=共同通信JBN】オランダのハーレンにあるドライヤーとクーラーのメーカー、Geelen Counterflowが建てた新本社は、世界で最も持続可能なオフィスであり、BREEAM認証システムで99.94%のスコアを獲得した。

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従業員50人が働くこの建物は暖房、空調、照明、コンピューターに必要な電力の50%以上を太陽光発電で賄う。余った電力は工場でステンレス鋼のレーザー切断や電動フォークリフトの再充電に使用する。

建材は、可能な限り環境に害を及ぼさず、耐用年限が終わったら再利用できることを意味する「Cradle to Cradle(ゆりかごからゆりかごまで)」の認証を受けている。建物は木造で、どの建材よりも二酸化炭素(CO2)排出量が少ないと考えられている。

設計は、日光の照射、大気環境、屋内照明をコントロールすることや健康によい資材を使用することで、従業員の健康と生産性のために最適化されている。

オフィスの周りには、自然の植物や花を用いた自然庭園が造られている。また、庭園には鳥や昆虫、コウモリ、両生類の営巣地がある。

Geelen Counterflowのマネジングディレクター、サンダー・ゲーレン氏は「食料や飼料にとって最良のドライヤー、クーラーを作るというたゆまぬ探求の中で、われわれは重力、空気力学、熱力学に関する自然の法則を適用している。それゆえ、新しいオフィス建設にあたって、これらの法則や自然の限界を尊重するのは理にかなったことだ。このオフィスは化石燃料を減らしていくわれわれの旅路の1つのステップである。次のステップは再生可能エネルギーだけを使用した新世代のドライヤーを開発することである」と語った。

オフィスの設計はArchitecten en Bouwmeestersが行った。建設管理はWagemans Bouwadviesが行った。技術的なインスタレーションはDubourgraafが設計し、Ad van de VenはBREEAM-NLの専門家だった。

BREEAMは、建物やプロジェクトに対する世界主流の持続可能性の評価方法である。世界で54万700件以上のBREEAM認定の開発が存在する。オランダではDutch Green Building Councilがこのシステムを管理している。

Geelen Counterflowは、食料、飼料産業のためのカウンターフローのドライヤーとクーラーを開発、製造している。同社は100のアソシエートと共に食料(コーヒー、コーンフレーク、クルトンなど)、動物飼料、水産飼料、ペットフードを製造するのに用いられる装置を提供している。販売・サービスオフィスはオランダのほか、米国、アルゼンチン、中国にある。

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ソース:Geelen Counterflow

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