AsiaNet 64914
/PRニュースワイヤー/ 2016年6月29日 ストックホルム(スウェーデン)
-ミレニアル世代にとってエネルギー産業が魅力的ではなくなりつつある一方、強力なライフスタイルのブランドの人気が上昇中
世界12大経済圏のビジネスおよびエンジニアリング/IT専攻の学生たちが、好きな企業12社を選びました。ユニバーサム人材調査(Universum's Talent Survey)では、24万人以上のミレニアル世代が、最も魅力のある就職先をランク付けしていますが、その結果は示唆に富んでいます。
(写真: (リンク ») )
適切なバランスを作り出すことがすべて
ビジネスおよびエンジニアリング/ITの学生たちは、プライベートな時間のとれる仕事を持つバランスの取れたライフスタイルを積極的に追及しています。バランスの良いライフスタイルは、国際的なキャリアがより大切だとみなされるインドと、雇用の安定を最重要とするロシア以外のすべての調査対象国の両方の分野で職業としてのキャリア目標の第1位になっています。
英語圏の国々に独自の類似性
オーストラリア、カナダ、英国、米国などの英語圏では、地域ごとの企業の価値と提案はほとんど要求されません。その一方で、アジア太平洋地域における差異は、何を魅力的だとみなすかは明確に表せないことを示しています。日本は特にユニークで、ユニバーサム調査対象の他のどの国とも異なっています。
グーグルはビジネスおよびエンジニアリング/ITの人材でトップを占めるものの、アップルが追い上げている
エンジニアリング/ITでは、グーグルがトップを占め、マイクロソフト、アップル、BMWグループ、そしてGEから5位の座を奪ったIBMがこれに続きます。ビジネスランキングでは、7位から5位に上昇して2位になったアップルがグーグルのトップの座に迫っており、アーンスト・アンド・ヤング(EY)、ゴールドマン・サックスがこれに続きます。プライスウォーターハウスクーパース(PwC)は3位に下落して5位になりました。
銀行は、技術系企業との人材競争で苦戦しており、その結果いくつかの銀行のランクが落ちました。他行は、エンジニアリング/ITの人材が専門的な金融サービス会社入社に興味を持っていることに乗じて、ランクが上昇しました。
自動車産業の魅力レベルは安定した状態を保っていますが、消費財企業では変動があり、ビジネスランキングで初登場16位のナイキのように強力な「ライフスタイル」のブランドの業績が他社をしのぎました。石油やガスの価格が暴落してからは、エネルギー産業の魅力が著しく低下したものの、再生可能エネルギーの企業が双方の人材で人気上昇しました。
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