武蔵大学が社会学部に「グローバル・データサイエンス(GDS)コース」を新設~グローバル時代にふさわしい社会科学的スキルと語学力を身につける

武蔵大学

From: Digital PR Platform

2016-07-20 08:05


武蔵大学(東京都練馬区/学長:山嵜哲哉)は、次世代を担うグローバルな視野とデータサイエンス・スキルを備えた人材を育てるため、2017年度から社会学部に「グローバル・データサイエンス(GDS)コース」を新設。これに伴い来春、社会学部の入学定員を、現在の230名から254名(+24)に増員する。


 インターネットメディアやモバイル端末の発展により多くの分野でデータが大量に存在する現代、さまざまな業務でデータ分析を担う専門的人材の育成が急務と言われている。2013年には、統計数理研究所が中心となり文部科学省委託事業として「データサイエンティスト育成ネットワークの形成」も開始された。

 このようなビッグデータ時代にあって、大学では近年「データサイエンス」に関連する学問分野の設置が、理工系や経済学系統を中心に増加している。武蔵大学が社会学部に新たに設置するGDSコースは、社会を科学的に見る方法としてデータを分析し、意味ある知見を引き出し、それを意思決定などに活用する、いわば次世代の情報リテラシーともいうべき能力としての「データサイエンス・スキル」と、「英語」の双方を4年間で身につけていく取り組みである。

◆グローバル・データサイエンス(GDS)コースの目的
・広い社会学的視野と高度な社会科学的スキルをもつ人材を養成。 
・特に広義のデータサイエンス(多彩な情報を取り扱う多様な社会科学的方法論)としての社会調査の方法論や情報の活用スキルに習熟し、さらに狭義のデータサイエンス(ビックデータの科学的取り扱い)にも対応できる人材を育成。
・異なる文化圏での勉学を必須とすることで、グローバルな視点を持つ人材を育成。
・学問分野を限定せず、リベラルアーツ(文系・理系にとらわれない幅広い知識や教養)指向の履修をする。

【4年後にはこんな能力が獲得できる】
■国際化に対応した英語に代表される語学力
 外国語現地実習などの、豊富な語学の学びで培う 
■説得力あるエビデンスを作り出すデータマイニング能力
 さまざまな社会調査・分析のための方法科目が準備されている
■社会課題を解決する上で必要な、対話力、共感力、調整力
 1年次から4年次まで、ゼミの武蔵ならではの豊富なゼミで鍛えていく
■学びを実社会で活かすための、実行力、表現力
 「GDS実践」*や卒業活動(学外での活動)など社会そのものがフィールド

*「GDS実践」とは?
GDSコースの学生は、「GDS実践」と称し、2~3年次の間に一定期間のグローバル体験・現場体験を積んでいく(卒業単位に含む)。以下のような内容を想定している。
・協定留学・認定留学・テンプル大学ジャパンキャンパスへの国内留学
・国際ボランティア、国際インターシップ、私費留学、データサイエンス系の職業体験等

◆グローバル・データサイエンス(GDS)コースの特色
・社会学科、メディア社会学科、どちらに所属していてもGDSコースに所属可能。
・社会学やメディア研究の幅広い方法論を、基礎から応用までカバーしたカリキュラムを導入。
・特に文系学部では希少な、本格的なデータサイエンス関連の科目を複数設置。
・1年次の集中的な英語のトレーニングと2~3年次の「GDS実践」で、グローバルに活躍できる視野と能力を育成。
・学科の枠に縛られにくい、自由度の高い学修制度とするほか、他学部の授業も多く履修できる。
・GDSコースに所属する学生に対して、早期卒業制度の適用を可能とする。 

●武蔵大学 社会学部
 グローバル化が進む社会のさまざまな課題に向き合い、問題意識をもって調べ、分析する。調査結果や自分の意見を、メディアを通して発信するスキルを習得。「社会調査士」の育成に注力しており、5カ年平均で約50名が資格を取得している。

●武蔵大学
経済学部(経済学科/経営学科/金融学科)
人文学部(英語英米文化学科/ヨーロッパ文化学科/日本・東アジア文化学科)
社会学部(社会学科/メディア社会学科)

●武蔵大学公式Webサイト
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▼本件に関するお問い合わせ先
 武蔵大学 広報室
 担当: 山野(やまの)・下川(しもかわ)
 〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1
 TEL: 03-5984-3813
 FAX: 03-5984-3727
 E‐mail: pubg-r@mml.sec.musashi.ac.jp

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