ジェムアルト、ビッグデータセキュリティサービスを大幅に拡大

Gemalto NV

From: JCN Newswire

2016-09-06 13:00


AMSTERDAM, Sept 6, 2016 - ( JCN Newswire ) - デジタルセキュリティの世界的なリーダーであるジェムアルト(ユーロネクスト NL0000400653)は、業界をリードするSafeNetのデータ保護製品群を大幅に拡大することを発表します。本製品群は、エンタープライズ向けに、クラウド、データセンター、仮想化環境でのビッグデータ展開の保護を容易にします。

ジェムアルトが提供するSafeNetのデータ暗号化やトークナイゼ―ションソリューションは、MongoDB、Cloudera、Couchbase、DataStax、Hortonworks、IBM、Zettasetをはじめとする主要プロバイダとの技術統合によって、最も広く使用されているビッグデータ環境でデータを保護できるようにします。

ジェムアルトはビッグデータの暗号化で業界で最も広範なサポートを行うほか、エンタープライズに対してアプリケーション、ファイル、データベース、ディスク、さらにはブロックレベルに至るまで、設定の詳細に応じて、ビッグデータを守るための柔軟性を提供します。これは、データソースにかかわらず、お客様がデータ作成から、データ転送、保管に至るまで、企業におけるビッグデータのフローにおいてどこでも、透過的な暗号化やパーベイシブ・データセキュリティを適用できることを意味します。

本日の発表により、お客様とチャネルパートナーは以下のメリットを享受できます。

-- 先進的なフォーマット保持暗号化(Format Preserving Encryption、FPE): お客様はSafeNet ProtectApp やSafeNet ProtectDB を用いて、アプリケーションにフォーマットを維持した暗号化を実装したり、データのフォーマットやデータベースのスキーマを変更せずに、セキュリティのためにデータベース内のカラム(列)レベルでの暗号化を使用したりすることができます。

-- Hadoop 向け広範囲にわたるデータ暗号化: 組織はHadoopインフラストラクチャ内でSafeNet データ保護全製品群を活用し、ファイル、フォルダ、データベース、アプリケーション、ディスク、またはブロックレベルでデータ保護が可能です。ジェムアルトによって、Hadoopユーザーは暗号化でファイルを保護でき、ビッグデータの実装を非常に好ましいものたらしめる分析ツールから引き続きメリットを享受できます。ビッグデータ展開における柔軟性は、SafeNet エンタープライズ全体の暗号鍵管理プラットフォームの後方ですべて統合される綿密なアクセス制御によって実現されます。

-- NoSQL データベース向け拡張されたデータ暗号化エコシステム: お客様はMongoDB、Cassandra、Couchbase、HBaseを含む主要データベース・ベンダーの任意のNoSQLデータベースでデータを保護できるようになります。

-- 最も人気のあるクラウド、仮想プラットフォーム向けビッグデータセキュリティ: お客様はシームレスにSafeNet データ暗号化 や エンタープライズ全体の暗号鍵管理 ソリューションを用いて、Amazon Web Services、Microsoft Azure、IBM SoftLayer、Google Cloud Platform、Rackspace、CenturyLink、VMWare、Virtustreamなどの最も広く使用されているクラウドプラットフォームに保管されるビッグデータを保護することができます。

ジェムアルトでデータ暗号化製品担当シニア・バイス・プレジデントを務めるTodd Mooreは、次のように述べています。「今日のデジタル経済では、多くの企業は多種多様なフォーマットやソースの膨大な量の情報から価値を抽出し、実用的なビジネス戦略を立案するためにビッグデータに依存しています。ますますデータ量が増大し、データソースが多様化するなか、ビッグデータ展開の保護は、データ主導の組織にとって主要な課題となっています。SafeNetのデータプロテクションプラットフォームは、エンタープライズに対して、最も広範囲におけるデータフォーマットおよびデプロイメント環境においてビッグデータを守る能力を提供し、莫大な量のデータをエッジからコアまでさらなる確信を持って保護できるようにします。」

451リサーチの情報セキュリティのシニア・アナリストであるGarrett Bekkerは、次のように付け加えています。「膨大なデータ量が生成されることに加え、ビッグデータ環境にセキュリティを提供するうえでの課題の1つとして、さまざまなビッグデータの流通におけるデータ構造の多様性が挙げられます。ファイル、データベース、アプリケーションレベルなどさまざまな段階でデータを保護する方法を提供することにより、組織は特定のビッグデータの活用事例にかかわらず、ビッグデータを守るための柔軟性を得られます。」

MongoDBでパートナー担当バイス・プレジデントを務めるAlan Chhabraは、次のように述べています。「MongoDBは最も人気のある非リレーショナルデータベースであり、MongoDBのお客様は、自社の堅牢なミッションクリティカルなアプリケーションにシンプルかつセキュアなアプローチを求めています。当社はジェムアルトとともに、エンタープライズ顧客向けに、透過的なファイル暗号化や暗号鍵管理を含む強化したソリューションを提供し、お客様が直面するセキュリティに係る主要な課題に取り組んでまいります。」

Couchbaseでシニア・バイス・プレジデントを務めるRavi Mayuramは、次のように述べています。「より多くのデジタル経済アプリケーションを動作させるため、Couchbaseはクラス最高のエンタープライズセキュリティ機能を提供することが必要です。ジェムアルトとの協業により、当社はお客様にNoSQLアプリケーションデータを守るための優れた暗号化管理を提供します。このことは、ビジネスの意思決定を機密データに依存するデジタル経済のビジネスにおいて、非常に重要なコンプライアンス要件となっています。」

関連リソース

-- ソリューションブリーフ: MongoDB暗号化向けSafeNet KeySecure (リンク »)
-- ソリューションブリーフ: SafeNet ProtectFileを用いてMongoDBを保護 (リンク »)
-- ソリューションブリーフ: SafeNet ProtectFileを用いてHadoopクラスター内の機密データを保護 (リンク »)
-- ソリューションブリーフ: SafeNet Data Protection Portfolioを用いてCouchbaseを保護 (リンク »)

ジェムアルトについて

ジェムアルト(ユーロネクスト NL0000400653 GTO)はデジタルセキュリティの世界的なリーダー企業であり、2015年の年間売上高は31億ユーロを記録し、世界の180ヶ国以上に顧客を有しています。ジェムアルトは、急速に発展し、密接につながったデジタル社会に信頼をもたらします。

当社技術とサービスにより、企業や行政機関は本人認証とデータ保護が可能となり、個人用デバイス、コネクテッド・オブジェクト、クラウド、およびこうしたデバイス・環境間で安全性を保ち、サービスを提供することができます。

ジェムアルトのソリューションは、決済から企業セキュリティ、さらにモノのインターネットまで、現代生活の中心に据えられています。当社は人々、取引、オブジェクトの認証を行い、データを暗号化し、ソフトウェアに価値を生み出します。これにより、当社のお客様は何十億もの人々やモノにセキュアなデジタルサービスを提供することができます。

当社は世界49ヶ国に118の事業所、45の発行センターおよびデータセンター、27の研究所およびソフトウェア開発拠点を構え、1万4千人以上の従業員を擁しています。

さらに詳しい情報は www.gemalto.com を参照いただくか、Twitterで @gemalto をフォローしてください。

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