報道発表資料翻訳
2016年9月9日
[2016年9月8日] 米国オレゴン州ビーバートン発
テクトロニクスは、IBC TVおよびVRT(ベルギーの公共放送局)-EBU(欧州放送連合)によるLiveIP Studioプロジェクトをサポートしています。IBC TVは、サプライヤやイベント関連のニュースを配信し、コンテンツをオンラインで、RAI展示会センターを経由して配信します。
今日の業界における最大のトレンドは、ライブ放送などのアプリケーションのために使われているSDIから、柔軟性や可能性に富んだIPネットワークへの移行です。Prismには、SDIとIPのエラーの両方を解析、診断し、関連づけるユニークな機能があるため、SDIとIPのギャップを埋め、放送局によるIPへのスムーズな移行を可能にします。IBCの展示会では、実際のマルチベンダによるIP/SDI環境においてPrismがどのようにサポートするかを展示します。さまざまな分野で数多く採用されているSPG8000A型は、業界初のハイブリッドSDIシンク・パルス・ゼネレータ/PTPグランドマスタであり、SMPTE 2059、AES67、デフォルトでIEEE 1588v2 PTPプロファイルをサポートします。PrismとSPG8000A型はLiveIP Studioプロジェクトで使用され、IBCの展示会におけるIBC TVプロダクションをサポートします。
(Prism (リンク ») )
(SPG8000A型 (リンク ») )
さらに、IBC TVは、VRT-EBUによるLiveIP Studioプロジェクトのフル機能のIPプロダクション・スタジオを採用し、ライブ・リモート・ロケーションとして、初めて展示会で使用します。このLiveIP Studioは、Axon、Digital & Media Solutions (D&MS)、Dwesam、EVS、Genelec、Grass Valley、Imagine Communications、Lawo、Nevion、テクトロニクス、Trilogy and Vizrtなどの業界での主導的な技術提供者間の相互運用性に依存します。このプロジェクトは、AIMS(Alliance for IP Media Solutions)によってもサポートされています。展示会におけるLiveIP Studioの技術的な設置は、以下の3ヶ所に分かれます。
•スタジオ・フロアとプロダクション・スタッフが入る調整室、ブース8.D10a
•データ・センターとネットワーク機器のほとんどを担当するEVS、ブース8.B90
•LiveIP Studioのリモート制御を担当する番組プロデューサとディレクタ、Hall 13
2015年の夏、VRT-EBUによるLiveIP Studioは、IPのみによる完全なライブ制作の概念を世界で初めて実現しました。VRTはこの夏、このソリューションを使用して、同社の子供向け番組であるKetnetにおいて、ライブ番組を毎日の放送で開始しました。
テクトロニクス、ビデオ・プロダクト・ラインCTOのポール・ロビンソン(Paul Robinson)は、次のように述べています。「LiveIP Studioの開始からサポートできたことをうれしく思います。このプロジェクトは、マルチベンダによるライブIP制作の実行可能性を示してきたものであり、今年6月からは実際に放送も開始されています。IBC TVによるLiveIPプロジェクトの採用は、特にライブ放送において、放送ワークフローを通したIP採用の実現可能性を示したものであり、マルチベンダによるインターオペラビリティを促進します。同時に、Ketnetのライブ放送で成功を収めているLiveIP Studioは、その高性能と汎用性によってIPによるライブ制作ワークフローで実績をあげています」
IBCは、世界中のエンターテインメント/ニュース・コンテンツの制作、管理、配信に従事するプロフェッショナル向けの世界的なイベントです。IBCの展示会は、2016年9月9~13日にアムステルダムで開催され、世界170ヶ国から55,000人以上の来場者が見込まれ、参加企業は1,600社を超えます。テクトロニクスは、数多くの業界トップクラスのビデオ・テスト、モニタリング・ソリューションを展示します(ブース番号:10.D41)。
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米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、お客様の問題を解決し、詳細の理解を深め、新たな発見を可能にする、革新的で正確かつ操作性に優れたテスト/計測モニタリング・ソリューションを提供しています。テクトロニクスは70年にわたり電子計測の最前線に位置し続けています。
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