統一デザインのFA機器第2弾 「7カテゴリー15,583形式」を世界一斉に発売

オムロン株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2016-09-30 14:00

2016年9月30日

オムロン株式会社

統一デザインのFA機器第2弾
「7カテゴリー15,583形式」を世界一斉に発売

オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役社長CEO: 山田義仁)は、2016年10月3日より、商品仕様を共通の設計コンセプトで統一したファクトリーオートメーション用制御機器(FA機器)の第2弾となる 7カテゴリー15,583形式を世界一斉に発売します。

オムロンは、幅広い製品ラインアップを基盤に、生産現場でFA機器を格納し設備をコントロールする「制御盤」づくりの革新に取り組んでいます。設備メーカーや制御盤メーカー各社が抱える、設備や制御盤の“小型化・省スペース化”、“納入の短期化”、“グローバル化への対応”といったニーズに応えFA機器のデザインとサイズを統一し、独自の配線方式「プッシュインPlus端子台」を共通に備えた商品群を2016年4月に発売しました。同商品群は、グローバル3,000社以上のモノづくり現場で採用され、高い評価を得ています。
オムロンは、機器の品揃えによる更なる相乗効果を生み出すことで、顧客企業各社による制御盤づくりの更なる革新をめざし、統一コンセプトに基づくFA機器のラインナップを拡大します。

具体的には、制御盤の前面に取り付けるFA機器において統一コンセプトを拡大し、押ボタンスイッチ「形A22N-P/A30N-P」や表示灯「形M22N-P」、電力量モニタ「形KM-N3」を発売。さらに、安全機器であるセーフティリレーのソケット「形P7SA-PU」や、マシンオートメーションコントローラー「NX1P」にも統一コンセプトを適用。世界最小クラスのスイッチング・パワーサプライ「形S8VK-S」の240W/480Wクラスにも対応の幅を広げています。

オムロンは、生産現場における“制御進化” ("i"ntegrated)、”知能化“("i"ntelligent)、 “人と機械の新たな協調”("i"nteractive)という3つの“i”のオートメーションによるモノづくり革新に取り組んでいます。世界屈指の高度なILO+S(インプット、ロジック、アウトプット+セーフティ)にロボット技術を備えたオムロンのFA機器の品揃えは、3つの“i”のオートメーションによるモノづくり革新を支える基盤です。オムロンは、今後も統一コンセプトを持つFA機器の品揃えを拡充し、制御盤づくりの課題解決に貢献することで、製造業各社と共にものづくり革新に取り組んでまいります。

商品の詳細は (リンク ») をご参照ください。


■今回発売する主な製品と特長
< 世界最小クラス*のスイッチング・パワーサプライ:形S8VK-S(高容量タイプ)>
形S8VK-Sは、オムロン独自の技術により、480Wの製品においては従来体積比50%の小型化を実現したパワーサプライです。形S8VK-S(高容量タイプ)同士のDINレール密着取付も可能で、パワーサプライの設置面積を小さくすることで制御盤の小型化へ大きく貢献します。
また、幅広い認証規格や、-40℃~+70℃の動作周囲温度など、耐環境性能を向上することにより、多様な環境での安定駆動を実現します。
*2016年9月 当社調べ

【仕様】
接続方法 : プッシュインPlus端子台
出力容量 : 240W, 480W
サイズ : 240Wタイプ 幅38mm/奥行117.8mm/高さ124mm
      480Wタイプ 幅60mm/奥行117.8mm/高さ124mm


< プッシュインPlus端子台リレーシリーズ:(セーフティリレー用ソケット)>
2016年4月に発売しましたプッシュインPlus端子台リレーシリーズに、セーフティリレー(形G7SA)用のプッシュインソケット(形P7SA-PU 4極、6極)を追加します。プッシュイン端子を採用しているセーフティコントローラとともに使用されるセーフティリレーソケットをプッシュイン化することで制御盤全体の配線方法が統一され、より省配線の効果がでます。更に、6極タイプソケットは従来のねじタイプソケットよりスリム形状(業界最スリム形状*)であり、制御盤の小型化にも貢献します。
また、同一ソケット内での接点端子の渡り配線に使用できる短絡バーも品揃えしており、更なる工数削減に貢献します。
*2016年7月現在当社調べ

【シリーズ】
形P7SA-PU (形G7SAリレー用ソケット) 
【仕様】
接続方式 : プッシュインPlus端子台
極数 : 4極、6極


< プッシュインPlus端子台対応押ボタンスイッチ、表示灯:形A22N-P/A30N-P/M22N-P >
形A22N-P/A30N-P/M22N-Pは、プッシュインPlus端子台を有した取り付け穴φ22/φ30の押ボタンスイッチ/表示灯です。
オムロン独自の技術により奥行寸法を大幅に削減し、従来体積比を20~30%ダウンしました。
従来短胴化が困難であった点灯ユニットについても、接点ユニット同等の短胴化を実現しています。
*4~6接点を使用する場合は、従来の奥行66.8mmが55mmまで短胴化しています。
また、プッシュインPlus端子台により配線方向を背面挿入構造にすることで、側面空間の確保が不要となり、これまでのねじ端子台タイプでは困難であった省面積が可能。作業性だけでなく、設計自由度の向上に貢献します。

【仕様】
接続方法:プッシュインPlus端子台
サイズ(パネル含む内部奥行寸法) : 39.5mm(1~3接点の場合、点灯ユニット使用時も同サイズ)
                  55mm(2接点ユニット取付時)
                  41.6mm(表示灯)


< グローバル対応*の電力量モニタ:形KM-N3 >
形KM-N3は、制御盤内向け電力量モニタKM-N2の盤面取付タイプです。KM-N2同様に汎用CT対応で様々な現場に適応し、単相から三相4線まで世界中の電源に対応、1台で最大4回路の計測が可能です。
また、高精度計測(IEC class 0.5S)、誤配線検知や簡単設定による施工工数削減、大型白色と緑色LCDによる視認性の高い表示部など、設計から立ち上げの課題解決に貢献する商品です。

*一部の地域では、VTが必要になります。また、UL認証は申請中。

【仕様】
適用相線式 : 単相2線式、単相3線式、三相3線式、三相4線式
計測回路数(最大) : 単相2線式 4回路、単相3線式/三相3線式 2回路、三相4線式 1回路
接続方法 : 電源部・通信・パルス出力端子部 プッシュインPlus端子台
       その他 M3端子ねじ


< マシンオートメーションコントローラー:NX1P >
NX1Pは、Ethernet/IPポート、EtherCATポート、モーション制御、入出力をワンパッケージ化し、小規模装置でも高機能なモーション制御とIoT化を実現するSysmac*1のエントリーモデルです。
モーション制御(電子カム機能や、補間機能)により装置の高速、高精度化を実現し、生産性向上、高品質化に貢献します。また、内蔵EtherCATポート、IO-Linkマスタユニット装着により、装置の各種データを収集・モニタでき、内蔵Ethernet/IPポートにより装置間の情報共有ができることで、生産設備のダウンタイム削減や、生産効率向上に貢献します。

【仕様】
LD命令実行時間 : 3.3ns、プログラム容量:1.5MB
         Ethernet/IPポート、EtherCATポート、SDメモリカードインターフェース内蔵
位置決め制御 : 最大8軸(うちモーション制御 最大4軸)
         NXユニットが拡張可能
接続方法 : プッシュインPlus端子台

NX1P2-1□40DT/DT1  NX1P2-9024DT/DT1


*1 Sysmacオートメーションプラットフォーム
モノづくり現場におけるオートメーションの構築に必要なさまざまな制御要素を一つにつないで制御し、一つのソフトウェアで管理する、オートメーション機器のプラットフォームです。世界標準のプログラミング言語体系に準拠し、グローバルオープンなネットワークを採用、グローバルで標準化したシステムの構築を可能にしています。また、機械や装置内の制御ネットワークに接続された機器と、生産現場の情報通信ネットワークをシームレスに接続。ネットワークに接続した機器をオートメーションソフトウェア「Sysmac Studio」で一元的に操作し、開発生産性の高いプログラミング環境を実現します。

Sysmacは、オムロン株式会社製FA機器製品の日本及びその他の国における商標または登録商標です。
EtherCAT(R)は、ドイツBeckhoff Automation GmbHによりライセンスされた特許取得済み技術であり登録商標です。
EtherNet/IP(TM)はODVAの商標です。


<オムロン株式会社について>
オムロン株式会社は、独自のセンシング&コントロール技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約38,000名の社員を擁し、110を超える国や地域で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。詳細については、 (リンク ») をご参照ください。




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