新日鐵住金株式会社(以下、新日鉄住金)は、公益社団法人企業情報化協会(以下、「IT協会」)主催の平成28年度(第34回)IT賞において、「IT総合賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。
「IT賞」(平成12年度まではOA賞)は、”ITを活用した経営革新”に、顕著な努力を払い、優れた成果を挙げたと認めうる企業・機関・事業所・部門あるいは個人に対して、授与されるものです。中でも「IT総合賞」は、IT賞の中で最も上位に位置づけられており、ITを経営に取り入れることで企業活動の戦略的展開を実現し成果を挙げた企業等で、その取り組みが現状および将来にわたり他の模範となると認定された場合に表彰されます。「IT総合賞」の受賞は、鉄鋼業では初となります。
新日鉄住金は、2012年10月の旧新日本製鉄と旧住友金属工業との経営統合において誕生しました。経営統合から約4年で「大規模システム統合と高度生産管理システムモデルの構築と展開」という観点において、主要なシステムの統合を終え完遂の目途を立てたこと、単に稼働を優先するのではなく、標準化をベースとしたベストなシステムを追求したこと、今後の新たなICT活用も視野に入れたといった点を評価され、「IT総合賞」に選ばれました。
今後は、基幹系システムの統合・整備を終え、ビッグデータ解析、IoT、人工知能などを安全、品質、設備保全のみならず、営業や物流、原料・資機材調達などの基幹系に応用することを視野に入れ、人・設備の総合生産性向上に向け、引き続きグループ一体となって取り組んでまいります。
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