3D関連団体が共同して映像酔いのない安全で魅力的なVRコンテンツを普及させるためのコンソーシアムを設立

3Dコンソーシアム

From: DreamNews

2016-12-01 18:00

3Dコンソーシアム、3DBiz研究会、立体映像産業推進協議会は、映像酔いのない安全で魅力的なVR(バーチャルリアリティ)コンテンツを普及させるための「StageVRコンソーシアム」を12月に設立します。VRコンテンツ制作安全ガイドライン策定へ向けて、他の3D関連団体、VR関連団体にも参加を呼びかけていきます。
 StageVRとは、コンサートや舞台などステージ上のパフォーマンスを実写3Dで撮影し、必要に応じて3DCGと組み合わせて制作するもので、鑑賞者の位置を固定して現実に起こりうる視点移動だけに制限することにより、映像と身体感覚のずれをなくし、頭痛や吐き気などを生じさせない安全なVRコンテンツを実現できます。
 広く普及し始めた360度実写VRは、映像のつなぎ合わせ、注目する部分の映像の解像度の低さなど課題がありますが、StageVRは、前方のステージ部分だけにリソースを集中させるので、効率的で高解像度の実写VRを実現できます。
 また、4K、8K高解像度映像とハイレゾVR音響を組み合わせることにより、その場に居るような高臨場感の没入型コンテンツが可能になるため、今後普及が予想されるライブ配信VRや、スポーツ観戦VRなどへの応用が期待されています。
 3Dコンソーシアムは、安全な3Dコンテンツを制作するためのガイドラインを提供するなど、十年以上にわたって3D普及のための活動をしてきており、各団体においても3D撮影の実証テスト、3D表示技術の研究発表など、多くの専門家が参加してきました。
 今回、共同してStageVRコンソーシアムを立ち上げ、ハリウッド3D映画の制作ノウハウの提供、新技術による実証実験などを通じて、安全なVRコンテンツを制作するためのガイドラインを策定し、VRがビジネスとして発展するための仕組みづくりを進めていきます。
 StageVRコンソーシアムの詳しい内容は、StageVRコンテンツのデモ、StageVR撮影用カメラの展示とともに、12月7日~9日にパシフィコ横浜で開催されるビジュアルメディアExpo(主催:アドコム・メディア株式会社)の4K&VRゾーンにて紹介されます。

<本件に関するお問い合わせ先>
3Dコンソーシアム 担当 泉 邦昭
電話 : 070-1573-1230
Eメール : izumi@3dc.gr.jp

<関連URL>
3Dコンソーシアム  (リンク »)
3DBiz研究会    (リンク »)
立体映像産業推進協議会  (リンク »)
ビジュアルメディアExpo 2016 (リンク »)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]