「HULFT」が日本ダイレックスのサイバーセキュリティ機器「DualDiode」と連携

~ 米国政府が要求する高いセキュリティレベルを維持しながら、システム運用を簡素化 ~

株式会社セゾン情報システムズ 2017年10月10日

株式会社セゾン情報システムズ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:内田和弘、以下、セゾン情報システムズ)と、米国Owl Cyber Defense Solutions, LLC (以下、OWL社)の日本輸入販売総代理店である日本ダイレックス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:若山政敏)は、国産ファイル連携ミドルウェア「HULFT(ハルフト)」と、米国を中心に欧州、中東を含めグローバルで2,000以上の導入実績を持つ、日本ダイレックスが販売するハードウェアベースの一芯一方向通信装置ソリューション「Owl Bilateral Communication System(以下、OBCS)」を組み合わせた、安全・安心・確実なファイル連携業務を実現する取り組みを行なうことを発表いたします。

◆連携の背景
IoT時代を迎え、発電所や交通システム、工業プラントなど、これまで閉じた環境で利用されていた産業制御システムが、業務効率化やシステムのオープン化を理由に、外部ネットワークやインターネットに接続するケースが増えています。欧米では、社会インフラで使用されるシステムへのウイルス侵入を防ぐため、政府機関が発行する法律やガイドラインによって一方向通信の導入が明記され(※1)、これらの機器の普及が進んでいます。OWL社は、この一芯一方向通信装置であるセキュリティアプライアンス「DualDiode」を核としたソリューション「OBCS」の開発・販売を行なっています。

先般、行政機関や大手インフラ企業、病院などを標的としたランサムウェア(身代金ウイルス)が世界的に流行しました。公共性の高い組織を狙ったサイバー攻撃への対策として、日本でも内閣サイバーセキュリティセンターからガイドラインが発行されており、今後は一方向通信装置の普及が加速するものとみられます。
ウイルス侵入を強固に防ぐ一方向通信装置ですが、その特性上、外部システムとのデータ連携において、受信側が受け取りに失敗した場合、送信側にはその情報は届きません。従来はこの課題に対して、「DualDiode」を送信側と受信側に2台用意した複雑なシステム運用を行なっており、高コストな点が課題でした。

今回、転送失敗時の再送信機能やデータ欠損確認機能を有する「HULFT」と「OBCS」の組み合わせにより、上記の課題をクリアしながら、開発期間とコストを抑えた実装を実現しました。すでに両社は「HULFT」と「OBCS」による動作検証を完了し、両製品を組み合わせた安全・安心・確実なファイル連携が可能であることを確認しております。「HULFT」が培ってきた安全、確実なファイル連携に関する技術やノウハウと、「OBCS」が提供する米国政府が要求するセキュリティレベルをクリアする堅牢なサイバーセキュリティとの組み合わせにより、お客様の安定的なシステム運営と、重要ネットワークへの侵入や情報漏えいの防止に貢献してまいります。

◆提供する価値
以下3つのポイントから、ハードウェア/ソフトウェアの両面で、外部の不正侵入を試みるあらゆる攻撃に対して完全に防御すると同時に、システム運用にストレスのない確実なファイル連携が可能です。
・「OBCS」は、国防・電力・石油・金融・政府機関への採用実績があるOWL社が開発したセキュリティソリューションです。送信側システムに、「HULFT」からのデータ受信の戻り値のみを通過させ、守るべき重要システム内への不正な侵入を遮断します。

・「HULFT」と「OBCS」との組み合わせによって、複雑な設定なしに「HULFT」が稼働するアプリケーションレイヤを使って転送先からの戻り値のみをファイル送信側のシステムに取り込むことができます。

・「OBCS」は、サイバー攻撃手法のひとつであるDDoS攻撃で無力化されることがなく、攻撃者からの不正なトラフィックを排除します。

「OBCS」と「HULFT」連携の構成例
・ 重要施設内のシステムから外部の取引先へとファイル連携を実施する場合、一般的にインターネットVPNなどのサービスを利用します。しかし、その部分が不正侵入の穴となるため「OBCS」を使って一方行通信を行ないます。
・なんらかの理由によって転送が失敗した場合、一方向通信では受信側からの再送要求はできません。そこで「OBCS」と「HULFT」が連携し、受信側からの戻り値のみを送信側システムに返すことで送達を確認。一方向通信環境下において、外部からの攻撃、侵入を防ぎつつ、転送失敗時の再送信を実現します。

■「日本ダイレックス株式会社 (英文社名 JAPAN DIREX CORPORATION)」について
40年以上にわたり、ネットワークインテグレーション事業を継続。情報通信ネットワークシステムの構築、保守サービスをはじめ、ネットワークシステムに係るハードウェア、ソフトウェアの開発、製造、販売、賃貸及び輸出入、およびシステムの開発、販売を幅広く手掛けています。技術力に定評があり、特にネットワークシステムの計測、制御、最適化設計に高い評価を得ています。信頼性の高いネットワークを設計構築し、国内の大手顧客企業と長期の関係が継続する中、時代の要請に応える製品・サービスを開発・提供しています。
本社:東京都千代田区内神田2丁目5番5号 ヒューリック大手町北ビル7F
創立:1973年3月16日
代表者:若山政敏(代表取締役)
資本金:8,300万円
従業員:50名(2016年4月現在)
事業所:東京本社 / 大阪支店 / 名古屋支店 / 福岡営業所
一般第二種電気通信事業者 / ISO 9001認証取得
URL: (リンク »)

■「Owl Cyber Defense Solutions, LLC」について
(詳細URL: (リンク ») )
本社を米コネチカット州リッジフィールドに本社を置くOwl Cyber Defense Solutions, LLC は設立以来17年間にわたり、ネットワークセキュリティ事業に特化して成長してきた独立系ベンチャーです。President & CEOはMichael Timan。シングル1U、オールインワンソリューションのサーバーベースの通信カードシステムを開発し、決定論的一方向転送を実現しています。28の技術特許を保持し、米国の国防、諜報部門がCross domain サービス管理に関する技術やソリューションとして有効性を認証したプロダクトのリストであるUCDSMO認証を取得。また米国の機密情報及び最高機密情報取扱許可を受けています。研究開発から製造・技術サポートまで自社で手掛け、Owl DualDiode技術認定サービス、構成管理サービスも提供。米国防総省、諜報機関、防衛などの政府系および、原子力、電気、ガス、水道、石油・ガス、石油化学、電気通信、金融サービスなどの顧客を持ち、グローバルで2000以上の導入実績を誇ります。

■「HULFT(ハルフト)」について
(製品詳細URL: (リンク ») )
「HULFT」は1993年の発売以来、対応プラットフォームを拡張しながら業務システムのファイル連携に必要な機能を実装し続け、業種・業界を問わず、全世界で43ヵ国、8,700社、189,600本(2017年3月末現在)のお客様にご利用いただいているファイル連携ミドルウェアです。サーバーやプラットフォーム、コード体系などが異なる様々なファイルを、業界標準のTCP/IPプロトコルを使って安全、確実に送り届けます。

■株式会社セゾン情報システムズ について
本社:〒170-6021 東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60 21F
設立:1970年9月1日
代表者:内田 和弘(代表取締役社長)
資本金:1,367,687,500円
事業内容:カードシステム事業、流通・ITソリューション事業、HULFT事業
証券コード:9640 (東京証券取引所JASDAQスタンダード市場)
URL: (リンク »)

出展・注釈
※1 重要インフラの産業制御システム(ICS: Industrial Control Systems)への一芯一方向通信(DataDiode)の導入を明記した規程文書などを発行した海外の政府機関などの例︓●国際原子力機関(IAEA)「IAEA Nuclear Security Series No. 17」●米国原子力規制委員会(NRC)「REGULATORY GUIDE 5.71」●米国国土安全保障省(DHS)「Seven Strategies to Defend ICSs」●北米電力信頼度評議会 (NERC) 「Compliance Application Notice — 0024 CIP-002 R3 Routable Protocols and Data Diode Devices」●米国家安全保障局(NSA)
「括弧」内は文書名

商標関連
・「DualDiode Technology」その他「DualDiode Technology」関連製品名は、Owl Cyber Defense Solutions, LLCの登録商標または商標です。
・「HULFT」その他「HULFT」関連製品名は、セゾン情報システムズの登録商標または商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

<報道関係者様からのお問合わせ先>
日本ダイレックス株式会社
営業担当:高松
TEL:03-5207-7160
E-mail:t0710tak@direx.com

<DualDiode製品に関するお問合わせ先>
日本ダイレックス株式会社
カスタマーサポートセンター
TEL:03-5207-7146
E-mail:ccc@direx.com

<報道関係者様からのお問合わせ先>
株式会社セゾン情報システムズ
広報担当:豊田・横井
TEL: 03-3988-3477
E-mail:kikaku@saison.co.jp

<HULFT製品に関するお問合わせ先>
株式会社セゾン情報システムズ
HULFT事業部マーケティング部:堀野
TEL:03-3988-5301
E-mail:info@hulft.com

このプレスリリースの付帯情報

「OBCS」と「HULFT」連携の構成例

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