オムロン ソーシアルソリューションズ、ホテル業務のオートメーション事業に参入

オムロン株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2018-02-07 14:00

2018年2月7日

オムロン ソーシアルソリューションズ、
ホテル業務のオートメーション事業に参入
~第1弾として、国内初*1卓上型セルフチェックイン端末を発売~

 オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役社長 CEO: 山田義仁)の子会社として社会システム事業を担うオムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長: 細井俊夫、以下 OSS)は、ホテル業界におけるオートメーション事業に参入し、第1弾として宿泊客がご自身の操作で簡単にチェックイン手続きを行えるセルフチェックイン端末「スマーレ」(国内初の卓上型および自立型)を、2018年秋に発売します。

今回発売する「スマーレ」は、ICT技術の積極的な活用により、顧客満足度の向上とホテル運営の効率化に取り組む株式会社相鉄ホテルマネジメント社とパートナー関係を構築し、同社が有するホテルのフロント業務における知見やノウハウをもとに開発しています。今後、株式会社相鉄ホテルマネジメント社が運営する相鉄フレッサイン、ホテルサンルートへの展開、さらには、それ以外の一般のホテル企業への拡大展開を予定しています。

OSSは、人手不足で求められるホテル業務の効率化・省力化を実現するため、オートメーションによるソリューション提供を新たに開始します。訪日外国人客の増加を背景に、ホテルの宿泊客数は年々増加傾向にあります。一方、少子化に伴い労働力人口が減少する中、ホテル業界は最も人手不足が顕在化している業種*2の一つになっています。ホテル運営において、宿泊客の予約管理、チェックイン・チェックアウト手続き、清掃などさまざまな業務があり、多くを人手に頼っているため、効率化・省力化が喫緊の課題となっています。 OSSは、今回発売する「スマーレ」をキーデバイスとした遠隔集中フロントサービスセンターの開発やフロント業務の運用業務受託、AI搭載の自動搬送ロボットによるリネンやアメニティーの搬送、共用部での自動清掃や見守りなど、さまざまなホテル業務のオートメーション化を進めていきます。

OSSは、1967年に世界初の無人駅システムを実現して以来、鉄道業界において自動改札機、券売機、精算機などの駅務機器システムを提供し、駅業務の効率化・省人化に貢献してきました。現在では駅務機器のシステム提供にとどまらず、遠隔監視サービスなどを通じ駅務機器システムや各種設備、安全システムなど、 駅運営に関わるシステムや設備のあらゆる情報を可視化し、運用サポートを行っています。OSSは、50年の歴史で培った駅業務のオートメーション技術と遠隔監視による運用サービスの実績やノウハウに加え、オムロングループが持つ「センシング&コントロール+Think」のコア技術を生かし、人手不足が深刻化するホテル業務の効率化・省力化に貢献していきます。
【画像: (リンク ») 】【画像: (リンク ») 】


■「スマーレ」(卓上型)の主な特長
・コンパクト筐体でフロントカウンターへの設置が可能
セルフチェックインに必要な機能を網羅しつつ、決済手段をクレジットに限定することで、自立型端末の約1/10の大きさを実現。コンパクトな筐体にすることでフロントカウンターへの設置が可能となり、セルフチェックイン手続き時のお客さまの移動が不要となります。フロントスタッフはお客さまとカウンター越しの対面状態でチェックイン手続きを見守ることができ、セルフチェックインでもおもてなし感を損ないません。

・訪日外国人の方のチェックイン手続きも1台で完結
訪日外国人の方でもスムーズにチェックインできるよう、パスポートリーダを搭載。4か国語(日本語・英語・韓国語・中国語簡体・中国語繁体)での画面表示と音声案内により、現金以外のチェックイン手続きを全て1台で完結することが可能となります。

・自立型端末よりもコストを抑えた導入が可能
決済手段をクレジットに限定したことで、自立型端末の半分以下のコストを実現。コストが課題で自動機の導入をためらってい
たホテルでも、セルフチェックインの仕組みを採用することが可能となります。

OSSはこの「スマーレ」を、2018年2月20日から23日まで東京ビッグサイトで開催される「第46回国際ホテル・レストラン・ショー」のダイナテック株式会社、キヤノンITソリューションズ株式会社のブースにて出展予定です。
OSSはダイナテック社のPMS*3「Dynalution*4」を最初の連動先として開発を進めています。

*1  2018年2月7日現在 当社調べ
*2  日本政策金融公庫が2017年に発表した調査より
*3  宿泊施設の管理システム。Property Management Systemの略
*4  Dynalutionはダイナテック社の登録商標です


<オムロン株式会社について>
オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、117か国で商品・サービスを提供しています。詳細については、 (リンク ») をご参照ください。






本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]