箕面市の中学3年生の英語力 英検3級相当以上の割合が70%超え!~全国平均40.7%を大きく上回る結果となりました~

箕面市役所

2018-04-23 16:00

箕面市では、国が実施する「英語教育実施状況調査」において、英検3級相当以上の英語力を有する中学3年生の割合が70.8%という非常に良好な結果となりました。これは、全国平均の40.7%を大きく上回る数値で、他の自治体と比較しても突出しています。  平成27年度から箕面市では、全市立小・中学校において、小学1年生から中学3年生まで「毎日英語に触れる」取り組みや、全ての学校に外国語指導助手(ALT)を2~4人配置するなど、子どもたちが英語に親しみ、そして実際に「英語を使う」ことができる環境を整えてきました。これらの取り組みが成果として表れた結果となりました。今年度も外国語指導助手を増員し、さらなる英語力の向上をめざします。
1. 「英語教育実施状況調査」の結果について
箕面市では、国が実施する「英語教育実施状況調査」において、英検3級相当以上の英語力を有する中学3年生の割合が70.8%という非常に良好な結果となりました。
「英語教育実施状況調査」は、文部科学省が、毎年全国の公立中高生徒を対象に英語力を調査するものです。平成29年度の調査結果において、箕面市では、英検3級相当の英語力を有すると認められる中学3年生の割合が70.8%となりました。
これは、全国平均(40.7%)を大きく上回り、大阪府平均(39.5%)、都道府県・政令指定都市でトップの福井県平均(62.8%)と比較しても突出しています。
箕面市では、子どもの英語力向上のため様々な取り組みを行っており、これらの取り組みが成果として表れた結果となりました。

2. 英語教育の取り組みについて
(1)小中学校の全学年で毎日英語の授業を実施
箕面市では、平成27年度から昨年度まで、小学1・2年生は週5回の15分モジュール学習、小学3年生~6年生は週1回の45分授業と週4回の15分モジュール学習を実施しています。中学生は週4回の英語科の授業に加えて、週1回の英語コミュニケーション科(教育課程特例校制度を活用)を設置するなど、全ての学年で毎日英語に触れる取り組みを行ってきました。
また、今年度より、小学1・2年生においても週1回の45分授業を開始しました。
平成29年度からは、就学前英語教育も開始し、市内の保育園・幼稚園等へ月2回程度の頻度で外国語指導助手(ALT)を派遣し、英語に触れて楽しむ活動を行っています。

(2)外国語指導助手(ALT)を独自に配置
現在、箕面市には48人のALTが勤務しており、全ての学校に2~4人のALTを市独自に配置しています。
特に小学校の授業では、1クラスを3~4グループの少人数に分け、各グループにALTを1人ずつ配置することで、子ども一人ひとりがALTと1対1でやりとりできる機会を確保しています。英語の授業以外でも、休み時間や給食、行事などさまざまな場面で、ALTと日常的に話せる環境を整えています。
また、中学校においても、英語コミュニケーション科の授業だけでなく、英語科の授業にも積極的にALTが参加するなど、子どもたちが学んだ英語を使える機会をより多く持てるような環境作りに取り組んでいます。
8月からはALTを60人まで増員し、さらなる英語教育の充実をめざします。

3. 中学生の7割以上が「英語が楽しい!」と感じています
「英語は楽しいですか?」という質問に対して、箕面市の中学生は7割以上、小学生は8割以上が楽しいと回答し、ALTとの触れ合いなどを通じて、多くの子どもが「英語が楽しい!」と感じていることが分かりました。
英語が楽しいと感じている割合は、全国よりも高いですが、今後もより多くの子どもが、英語に触れることが「楽しい!」「大好き!」と感じられるような取り組みを進めます。

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ALTによる授業

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