「iDempiere」と「ASTERIA WARP Core」でスムーズなERP導入を実現する新ソリューションを提供開始

「Microsoft Azure」上でのシステム構築で、社内の情報資産も有効活用

アステリア株式会社

2018-08-06 15:00

インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 インフォテリア)と株式会社ネオシステム(東京本社:東京都中央区、代表取締役社長:宿沢一六、以下 ネオシステム)は、EAI/ESB製品の国内市場で11年連続シェアNo.1(※1)製品である「ASTERIAシリーズ」のサブスクリプション(月額課金)型製品の販売代理店となる「ASTERIAサブスクリプション パートナー(※2)」契約を締結したことを発表します。また、本契約締結と併せ、ネオシステムは、導入支援を手がけるオープンソースのERPパッケージ「iDempiere(アイデンピエレ)(※3)」と「ASTERIA WARP Core」を組み合わせたソリューションの提供を開始します。
<「iDempiere」連携ソリューションイメージ (リンク ») >

■パートナー契約および新ソリューションの提供開始背景
 ネオシステムは、オープンソースソフトウェア(以下OSS)とクラウドを活用した低コストで高付加価値なシステム提案を行っています。そのひとつとしてERPを検討している企業には、低コストでの導入・運用が可能な「iDempiere」を「Microsoft Azure(以下Azure)」上に構築する提案・導入支援をしています。

 「iDempiere」はERPとして必要な機能を一通り網羅し、その中で必要な機能だけを選択して利用できることが特徴です。そのため、導入企業の多くは必要な個別モジュールのみを選択し、他の既存システムと連携させるケースがほとんどです。しかし一方で「iDempiere」は、既存システムとの連携に課題が多く、スムーズな導入の障壁となっていました。そこでネオシステムは、データ連携で数多くの実績のある「ASTERIA WARP Core」に着目し、ネオシステムが導入支援する「iDempiere」と組み合わせたソリューションを提供することとしました。

 組み合わせたソリューションをAzure上で連携させることにより、「iDempiere」と既存システムやRDB(リレーショナルデータベース)、Excelなどのローカルデータとの間で、マスタ情報はもちろん、受注・在庫などのあらゆる情報とのシームレスな連携が可能となります。また、「ASTERIA WARP Core」はOffice 365(SharePoint Online)とも高い親和性を持ち、Office 365で管理される各種社内情報資産の有効活用も可能とします。

■今後のASTERIAビジネスの展開
 インフォテリアのASTERIAビジネスは順調な拡大を継続しており、現在の導入社数は6,000社を突破するとともに、企業データ連携市場(EAI/ESB)では11年連続シェアNo.1を継続し、業界のリーディングカンパニーとしての地位を更に強固なものにしています。 今後も、ASTERIA WARPの多様なデータソースとの連携機能を駆使することで社内の情報資産の有効活用を実現し、新たなビジネスチャンスの獲得に貢献できるようなITソリューションの構築を推進してまいります。

 日本マイクロソフトは、ネオシステム様のASTERIAサブスクリプション パートナー契約を心より歓迎いたします。お客様の高まるデータ分析ニーズへの対応に、ハードウェアの運用管理が不要で初期投資を抑えられるパブリッククラウドプラットフォームの活用が、今後急速に進むことが見込まれます。Microsoft Azureは安心・安全なインフラを提供いたします。またMicrosoft Azureは機械学習やコグニティブサービスなどのAIに関連する機能も提供していますので、将来のお客様の分析ニーズの変化、拡大に対して柔軟に対応が可能です。今後も日本マイクロソフトは、ネオシステム様と連携しながら、お客様のビジネスの成長を支援してまいります。
(日本マイクロソフト株式会社 執行役員 パートナー事業本部 パートナービジネス統括本部長 金古 毅)


■「株式会社ネオシステム」について(Webサイト (リンク ») )
 「通信業・メディア・ネットベンダー向けシステム」「製造業向けシステム」「金融業向けシステム」「教育機関・企業教育向けシステム」「機械制御・組込制御システム」等の開発を手掛ける、独立系の総合SIerです。各種業種向けシステム・ネットサービス・モバイルアプリケーション等、コンサルティングから導入・開発・保守までのワンストップサービスとして提供しています。最近では、低コスト経営を実現するオープンソースERP「iDempiere」の導入を、ワンストップで提供しています。

■「ASTERIAシリーズ」について(Webサイト: (リンク ») )
 EAI/ESB製品の国内市場において11年連続シェアNo.1製品である「ASTERIAシリーズ」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノンプログラミングで連携できるASTERIA WARPを主力製品とするミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。
 ASTERIA WARP Coreは、ASTERIA WARPの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。

■「インフォテリア株式会社」について(Webサイト (リンク ») )
 1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に6,771社(2018年3月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,384件(2018年3月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

用語解説

※1:テクノ・システム・リサーチ社「2017年ソフトウェアマーケティング総覧EAI/ESB市場編」
※2:「ASTERIA WARPサブスクリプション パートナー」(略称:ASP)は、小規模システムや特定製品、クラウド型サービスとの連携をターゲットとしたASTERIAシリーズの新ラインアップ「ASTERIA WARP Core」を中心とした月額課金サービスの販売を担うパートナーのこと。
※3:「iDempiere」は、「GPL(General Public License)2」のもとにソースコードが公開され、誰でも自由に使用する事のできる、世界でも数少ない“オープンソースERP”。

【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
インフォテリア株式会社 広報・IR室:長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@infoteria.com
株式会社ネオシステム 事業開発室長:柳井 裕和
TEL: 03-3545-6111 / FAX: 03-3545-6112 / E-mail:contact@neosystem.co.jp

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
インフォテリア株式会社 エンタープライズ本部 営業推進部長:東出 武也
TEL:03-5718-1250 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: pm@infoteria.com
株式会社ネオシステム 開発本部 第3システム部長:土井 伴治
TEL: 03-3545-6111 / FAX: 03-3545-6112 / E-mail:technical_lab@neosystem.co.jp

インフォテリア、ASTERIA、Handbookはインフォテリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

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