米国での賃貸住宅事業の拡大 ~米国中西部(デンバー)やボストン圏域に初めて進出~

三井不動産株式会社

From: Digital PR Platform

2019-06-17 15:27


本事業のポイント
・「(仮称)デナルゴマーケットIII」「(仮称)290レボリューションドライブ」の賃貸住宅事業に参画
・三井不動産として初めて米国中西部(デンバー)、ボストン圏域へ進出
・上記2物件を含め、米国全土において計15物件(計約4,900戸)の賃貸住宅事業を推進中

三井不動産株式会社(所在:東京都中央区 代表取締役社長 菰田正信)は、この度、米国子会社「Mitsui Fudosan America, Inc.(三井不動産アメリカ、代表者:John Westerfield)」を通じて、米国コロラド州デンバー市にて「(仮称)デナルゴマーケットIII」、マサチューセッツ州ボストン圏域のサマービル市にて「(仮称)290レボリューションドライブ」の賃貸住宅事業に参画しました。「(仮称)デナルゴマーケットIII」は2019年5月に着工し、「(仮称)290レボリューションドライブ」は2019年内に着工予定です。当社は2013年よりニューヨークやサンフランシスコ等で賃貸住宅事業を本格的に推進しており、本リリースの2物件を含め米国全土で計15物件、計約4,900戸の賃貸住宅事業を推進しています。なお、本リリース2物件所在の米国中西部(デンバー)およびボストン圏域は当社として初めて事業を推進する地域です。

「(仮称)デナルゴマーケットIII」、「(仮称)290レボリューションドライブ」は共に、近隣に公共交通機関が整備され、高い交通利便性を備え、また、両物件とも商業エリアと隣接し、人気・注目が急速に高まっている立地となっています。各プロジェクトの共同事業者は豊富な開発実績を持つ現地デベロッパーであり、当社が日本で培った住宅開発のノウハウと共同事業者の現地での事業ノウハウを最大限に発揮し、計画を進めています。

当社グループは、グループ長期経営方針「VISION 2025」にて「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、今後も海外事業の飛躍的な成長を目指しています。これまでに米国・英国の欧米諸国に加え、中国・台湾・東南アジアなどで事業を展開しています。米国では、オフィス、住宅など複数の開発事業に取り組んでおり、2018年10月にニューヨークマンハッタンのオフィスビル「55ハドソンヤード」が竣工するなど、複数都市において事業を拡大しており、今後も更なる事業機会の獲得を目指しています。

(リンク »)   (リンク »)
「(仮称)デナルゴマーケットIII」イメージパース【左】
「(仮称)290レボリューションドライブ」イメージパース【右】

■各物件の特徴

(1)「(仮称)デナルゴマーケットIII」
本物件が位置するデンバー市は、豊かな自然と充実した街の機能が揃っており、全米で最も住みたい都市ランキングで上位にランクイン(※)するなど若者を中心に人気の高い都市です。市内には全米有数の乗降客数を抱えるデンバー国際空港があり、主要な都市へ抜群のアクセスを誇ります。また近年テック分野を中心とした企業の移転・拠点拡大に伴い雇用も大きく成長しており、本物件が所在するRiNo地区(River North Art District)は飲食施設やアートギャラリーが集積し働き・暮らす場所として注目されています。本物件は、CBD(Central Business District)中心部までバスで約15分程と通勤利便性が高く、高速道路入り口にも至近で郊外への通勤や空港へのアクセスも良好です。

地上8階建ての本物件の1階には、生活利便性の高い店舗を誘致予定です。また、屋外コートヤードやフィットネスジムなど豊富な施設を備える計画です。

入居者のメインターゲットは、RiNo地区、LoDo(Lower Downtown)地区、CBD勤務の若年単身、あるいは共働き世帯としており、コンパクトな住戸プランを中心に提供する予定です。

共同事業者は、テキサス州を中心に、デンバー市に所在するコロラド州など複数の州で住宅の豊富な開発実績を有するCypress Real Estate Advisorsです。
※出典:U.S. News & World Report 2019

(リンク »)
「(仮称)デナルゴマーケットIII」 イメージパース

(2)「(仮称)290レボリューションドライブ」
本物件が位置するボストン圏域は、米国における学術・経済の中核エリアの一つであり、ヘルスケア・バイオテクノロジー等の産業をベースに大きく成長を続けるエリアです。本物件が所在する再開発エリア「アセンブリースクエア」は敷地面積約6.2Msf(約570,000m2)からなる商業施設を核としたミクストユースの開発であり、街の賑わい創出およびブランディングにおいて高い評価を得ています。また、ボストン中心部から地下鉄で3駅約6分の利便性と、80店舗以上の商業施設を伴う複合開発の進展により人気が急速に高まっているエリアです。また、本物件は視認性や駅からのアクセスも良好な好立地に位置しています。

本物件は広いルーフデッキやフィットネスジムなど豊富な施設を備える予定です。

入居者のメインターゲットは、ボストン中心部およびケンブリッジで、金融・学術・医療関係等に勤務する若年単身層および小世帯層を想定しています。

共同事業者は、全米で住宅事業を展開する大手デベロッパーのWood Partnersです。
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