牛の行動モニタリングシステム「U-motion®」分娩アラートの実装に向けた実証実験を開始

NTTテクノクロス株式会社 2019年06月28日

デザミス株式会社(以下、デザミス 本社:東京都江東区青海、代表取締役社長:清家浩二)と、NTTテクノクロス株式会社(以下、NTTテクノクロス 本社:東京都港区港南、代表取締役社長:串間和彦)は、乳用牛および肉用繁殖牛の分娩兆候を検知するアルゴリズムを共同開発しました。両社はデザミスが提供している牛の行動モニタリングシステム「U-motion®」の新機能として「分娩アラート」の実証実験を2019年4月から開始し、2019年内に提供開始する予定です。

■背景
 近年、子牛の市場価格が高騰していることもあり、分娩事故によって子牛を亡くしてしまうことは、酪農家および肉用牛繁殖農家にとって、大きな経済的損失であり同時に精神的な負担も伴います。農場では安全に子牛を取得するため、なるべく分娩に立ち会い、また難産が予想される場合には獣医師に依頼をするケースも増えています。
そのための対応として、母牛の分娩予定日には見回りや待機といった作業が発生しますが、実際の分娩は予定日から数日前後することが多く、また深夜から早朝に及ぶ場合もあるため、農家への負担が大きく分娩事故は決して少なくないのが現状です。

■実証実験の概要
対象:「U-motion®」をご契約いただいているユーザー
期間:2019年4月1日~継続中
試験内容:分娩予定日が近い乳用牛および肉用繁殖牛にセンサを取り付け、分娩前にアラートが作動することを確認します。

■実証実験の結果
試験頭数に対して9割以上の牛について、アラートの発報から1~6時間以内に分娩が認められました。

■実証試験にご協力いただいたお客様のコメント
新村畜産/村商株式会社
代表取締役社長 新村順一郎 様

 分娩事故をなくしたいという想いは、すべての生産者に通ずることだと思います。
 新村畜産ではこれまでもU-motion®のようなIT技術を積極的に取り入れて、先進的な畜産経営のあり方を切り拓いてきました。
 分娩アラートで一頭でも多くの牛を救いたいというチャレンジに賛同し、この度実証実験に協力することを決めました。
 新村畜産での実証実験を通してこの技術が確立され、全国の畜産農家に広がっていくことを願っています。

■U-motion®概要
 U-motion®とは、牛の行動をリアルタイムでモニタリングするサービスです。牛に装着した専用センサが、採食、飲水、起立、横臥、歩行、反芻などの行動データを24時間収集し続けます。十分な観察時間が確保できない状況でも、集積した膨大なデータを人工知能で解析し、発情兆候や健康状態を検知することで農場管理をサポートします。

* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。

■デザミス株式会社概要
 デザミスは、牛の行動モニタリングシステム「U-motion®」を中心に、畜産向けIoT事業およびコンサルティング事業を展開しています。農家の皆様に対するテクノロジーの提供と、そこから得られるデータに基づいたコンサルティングにより、経営課題解決のパートナーとなって、日本から世界の農業を変革してまいります。 ( (リンク ») )

■NTTテクノクロス株式会社概要
 NTTテクノクロスは、NTT研究所の最先端技術を中核に、国内外の優れた商材を豊富な実績とノウハウで掛け合わせることで、お客様のビジネスシーンに最適なソリューションを創出します。時代に先駆けたソリューションにより、豊かな未来社会の実現に貢献し続けます。( (リンク ») )

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