信用保証書の電子交付をかんたん電子契約サービスで実現 保証協会システムセンターで採用

セイコーソリューションズ株式会社

2019-08-23 10:30

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:関根 淳、本社:千葉県千葉市、以下 セイコーソリューションズ)は、41の信用保証協会が参加する共同システム(以下 COMMONシステム)の運用管理を担う保証協会システムセンター株式会社(代表:南里 寛、本社:東京都世田谷区、以下 保証協会システムセンター)が、COMMONシステムに実装予定の信用保証書の電子交付の手続きに、電子契約サービス「かんたん電子契約」による提案を行い、このたび2019年7月末に採用が決定しました。

従来、COMMONシステム参加信用保証協会では、信用保証書を金融機関の本支店に届けるために、専用紙に印刷した信用保証書を届け先ごとに仕分けをし、運搬または郵送していました。これには金融機関到達までに時間を要することに加え、多くの人手と郵送コストがかかっています。保証協会システムセンターでは、信用保証書を電子データ化したうえで、電子署名とタイムスタンプを付与し信用保証書データの信頼性を担保することで、金融機関に対して電子交付が可能なサービスを実装していくこととしました。これにより、信用保証協会は、信用保証書の金融機関への到達時間短縮などのサービス向上を図るとともに、業務の自動化、コストならびに郵送時の不達リスクの低減効果も見込まれます。

セイコーソリューションズは、電子契約サービスをカスタマイズして保証協会システムセンターに提供するとともに、信用保証業務のペーパーレス化、自動化の検討に協力していきます。


◆ 「信用保証制度」とは
中小企業者が金融機関から融資を受ける際、信用保証協会が保証人となってその融資を受けることを容易にし、中小企業者における資金調達を支援する制度です。

◆ 「信用保証協会」とは
信用保証協会法に基づき、中小企業・小規模事業者の金融円滑化のために設立された公的機関です。事業を営んでいる方が金融機関から事業資金の融資を受けるとき、保証人となって資金調達を容易にします。47都道府県と4市(横浜市、川崎市、名古屋市、岐阜市)にあり、各地域の事業者の資金調達をサポートしています。
全国で122万の中小企業が信用保証協会を利用しています。公的金融機関の中でも中核を担う存在となっています。

◆ 保証協会システムセンター株式会社の「COMMONシステム」とは
信用保証協会業務用の基幹系・情報系の共同システムです。システム基盤のみならず、業務フロー、コード体系、データ項目、帳票など業務にかかわる部分も統一化しています。現在、全国51協会のうち、41協会にて利用する大規模な共同システムに発展しています。
COMMONシステムに参加する41協会の総保証債務残高は約17.2兆円(平成31年3月末時点)、総保証承諾件数は約54万件(平成30年度実績)となります。

◆ 電子契約サービス「かんたん電子契約」とは
紙の契約書における署名または押印と同等の法的効力を持つ、電子署名とタイムスタンプを電子的に作成された契約書に付与することで、契約処理の電子化を行うことができるクラウドサービスです。金融機関向けに構築された強固なセキュリティ機能を備え、契約文書の確実な保管・管理を実現します。


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