第7回牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール表彰式 広報事務局
子どもたちの考えた新しい牛乳キャラクター誕生!
第7回牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール
全国の小学生28,736点の応募から
上位賞9名と5つの小学校が受賞
日本にも広がるSDGsの取り組みを背景に
牛乳を通して食の大切さを表現した、個性が光る作品大集結!
今年も「第7回牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール」が開催され、6月1日牛乳の日より、全国の小学生から牛乳をヒーローやヒロインで表現する絵画作品を募集しました。応募総数28,736点の中から、農林水産大臣賞を含む上位賞9名、応募数上位の5校が受賞。12月7日(土)に学士会館(東京都千代田区)にて表彰式が行われました。
本コンクールは、Jミルクの酪農乳業の業界における小学校の食育活動支援とともに、SDGsへの取り組みの一環として開催しています。審査では、子どもたちの牛乳に対して感じている多様な価値を認め、その価値を伝えるためのストーリーや思いが表現されている作品を、審査基準に沿って審査し、各賞を決定しています。絵を描くことで、子どもたちの「食べものを大切に思う気持ち」を育み、「飢餓やフードロスなど世界の食料問題への関心」につながるきっかけになってほしいという願いも込められています。
表彰式では、Jミルクの岡本隆雄常務理事が「本コンクールの狙いは三つあり、一つ目は毎日牛乳について考えてもらうこと、二つ目は学校で食育の活動として本コンクールを活用してもらい、さらに食育を家庭に広げること、そして、三つ目は世界の飢餓の問題や日本の食品ロスなどについて、子供たちが自ら行動することで学んでほしい」とコメント。本年度、最優秀賞である農林水産大臣賞を受賞したのは、渡邊結太(わたなべゆうた)さん(高知県高知市立はりまや橋小学校2年/作品名:ミルコックくん)、金澤怜也(かなざわれいや)さん(福島県石川町立石川小学校4年/作品名:レス牛)。受賞作品について、渡邊さんは「牛乳が嫌いだったけれど、好きな食べ物に牛乳が使われていることを知って(牛乳が)好きになった。それを絵にした」、金澤さんは「レスキュー隊はみんなを助けている、濁点をつけてレス牛(ギュー)にすれば、みんなを助けられると考えた」とそれぞれ作成意図を話してくれました。
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本年度受賞者
FAO(国連食糧農業機関)との連携により、食料の問題をよりグローバルに捉える
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本コンクールは、毎年FAOと連携し、応募1作品につき50円を酪農家、乳業会社、販売店の協力により「FAO飢餓撲滅草の根募金」へ寄附しています。
今年の募金総額は、1,436,800円に達し、FAO駐日連絡事務所のンブリ・チャールズ・ボリコ所長に贈呈されました。ボリコ所長は日本語で「コンクール参加をきっかけにミルクについて大切に考えて頂くことが、食べ物の廃棄、廃棄することによる温室効果ガスのこと、世界の飢餓や肥満などの何らかしらの栄養不良など、食べ物全てのことを考えていくきっかけにもなると思います。自分に何が出来るのか、家族、お友達と話し合ったり、考えたりして行動に移してみて下さい。」「皆さん自身が、2030年までの「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に向けて生きていく町、国、世界を良くしていくために一緒に考え、行動していきましょう。」と述べました。
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表彰式参加者は作品とともに記念撮影をしたり、各作品を真剣に鑑賞していました。本年度の応募作品について、審査員の奥村高明 日本体育大学教授は、「牛乳を深く考えて、作る人、牛を育てる人、届ける人、いろいろな社会関係を考えて描かれている作品が増えている。パソコンを使って描いてる作品などもあったり、毎年新しい傾向が生まれている。子供たちは単に牛乳のヒーローやヒロインを作り出しているのではなく、絵を描くことで牛乳を大事に思い、大切に飲んだり、牛乳が使われた食品を食べたり、そういった牛乳を通した世の中を作り出している。そしてそれが全国に広まっている」と評しました。
第7回「牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール」上位入賞者一覧と団体賞
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第7回牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール表彰式概要
1、開催日時:2019年12月7日(土) 12:30~14:30(受付開始 12:00~)
2、開催場所:学士会館202号 (東京都千代田区神田錦町3-28)
3、内容:
(1)農林水産大臣賞含む個人賞上位9作品と団体賞(※)受賞者への表彰状授与
※団体賞は、応募数が多い上位5団体(校)を表彰するものです。
(2)受賞9作品の展示・発表
(3)受賞者児童、学校教職員へのインタビューセッション
(4)ボリコ・FAO駐日連絡事務所長からの子どもたちへのメッセージ
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。