前回はgrepコマンドによるログ調査の基本を取り上げましたが、今回はより実践的にWEBサーバーのログ調査にフォーカスしてみたいと思います。
■WEBサーバーのログの種類
ざっくりとした説明にはなってしまいますが、WEBサーバーには
・アクセスログ
・エラーログ
の2種類があると思っていただければ、というところなのですが、アクセスログは原則としてサーバーが処理を行ったすべてのログを記録するのに対して、エラーログはWEBサーバーがリクエストを処理した結果発生したエラーを記録します。また、WEBサーバーを再起動した際もエラーログに書き込まれますので、障害発生時にはまずエラーログを確認するクセをつけましょう。
ここで1点注意が必要なのは、どちらのログも、あくまで「WEBサーバーがリクエストを受け取った」結果がログに書き込まれるので、ブラウザからWEBサーバーまでの間のネットワーク障害や、WEBサーバー自身がファイアウォールでhttp https接続を許可していないと、WEBサーバーがリクエストを受け取れないので、そもそもログに書き込まれません。
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