● 出勤率8割未満の従業員には有給休暇を付与しない
● パート・アルバイトなどは過去の出勤日数の実績に応じて有給休暇を付与する
※有給休暇の自動付与は有料プランに含まれる機能です。
【新機能】出勤実績(出勤率)に応じた有給休暇の自動付与機能
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【機能紹介】出勤率8割未満の従業員には有給休暇を付与しない
労働基準法第39条において「6ヶ月間継続勤務し全所定労働日の8割以上出勤した労働者」に対して年次有給休暇を付与することが義務付けられています。翻って「出勤率が8割未満の労働者に対しては有給休暇を付与しない」という運用もあるかと思います。
今までのIEYASUでは、勤務実績(出勤率)に応じた有給休暇の自動付与はできず、出勤率8割未満の労働者に有給休暇を付与しない場合は、出勤率をExcel等で計算し[システム管理>休暇管理]画面から調整をしなければなりませんでした。
今回の機能改善により、勤務実績(出勤率)をシステム内で自動集計し、出勤率が8割未満の場合は有給休暇を付与しないという機能が追加されました。
【機能紹介】パート・アルバイトなどは過去の出勤日数の実績に応じた付与
また、パート・アルバイトに関しては、週の所定労働日数を定めることができないため、過去1年間の出勤日数に応じて有給休暇日数を付与するという運用もあるかと思います。
今までのIEYASUでは、有給休暇の自動付与のテーブルにもとづいて付与日数を定めていたため、過去1年間の勤務実績に応じた有給休暇の付与ができませんでした。
今回の機能改善により、過去の出勤日数をシステム内で自動集計し、その勤務実績に応じた有給休暇を自動付与できるようになりました。
(入社半年後の初めての有給休暇付与は6ヶ月間の実績をもとに付与され、以降は過去1年間の実績をもとに付与されます。)
【例1】出勤率8割未満の従業員には有給休暇を付与しない場合
1-4のような場合を例に挙げて、有給休暇がどのように自動付与されるのかご説明します。
1.有給休暇の自動付与ルール
└付与基準:週所定労働日数
└出勤率8割未満の場合:付与しない
2.休暇区分の設定
└出勤の勤務区分:「出勤日:含める」「全労働日:含める」
└欠勤の勤務区分:「出勤日:含めない」「全労働日:含める」
3.1年間の出勤日数:146日
4.1年間の欠勤日数:116日
IEYASUでの有給休暇の自動付与に関する出勤率算定は、基本的に以下の計算式で行われます。
出勤率=出勤日数÷全労働日
上記の例の場合、以下のような結果になります。
出勤日数:146日
全労働日:262日(出勤の勤務区分146+欠勤の勤務区分116)
146日÷262日=0.5572…
この場合、出勤率が8割に達していないため有給休暇は付与されません。
【例2】過去の出勤日数に応じた有給休暇日数を付与する場合(勤続1.5年以上)
1-4のような場合を例に挙げて、有給休暇がどのように自動付与されるのかをご説明します。
1.有給休暇の自動付与ルール
└付与基準:1年間の所定労働日数
2.休暇区分の設定
└出勤の勤務区分:「出勤日:含める」「全労働日:含める」
3.1年間の出勤日数:146日
4.勤続年数:1.5年
上記の例の場合、有給休暇の自動付与のテーブルに当てはめて「6日」の有給休暇が付与されます。
【例3】過去の出勤日数に応じた有給休暇日数を付与する場合(勤続0.5年)
1-4のような場合を例に挙げて、有給休暇がどのように自動付与されるのかをご説明します。
1.有給休暇の自動付与ルール
└付与基準:1年間の所定労働日数
2.休暇区分の設定
└出勤の勤務区分:「出勤日:含める」「全労働日:含める」
3.入社後6ヶ月の出勤日数:96日
4.勤続年数:0.5年
入社半年後の有給休暇付与につきましては、過去6か月の勤務実績を参照し、その出勤日数を2倍にした日数を1年間の所定労働日数とみなし、有給休暇の自動付与のテーブルに当てはめて付与日数を定めます。
上記の例の場合、以下のような結果になります。
96日(入社後6ヶ月の出勤日数)×2=192日(みなしの1年間の所定労働日数)
有給休暇の自動付与のテーブルに当てはめて「7日」の有給休暇が付与されます。
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■ 会社概要
会社名 :IEYASU株式会社
代表者 :代表取締役 川島 寛貴
所在地 :東京都港区北青山2-10-26 ラナイグレース北青山 001
事業内容:無料のクラウド勤怠管理システム「IEYASU」の提供
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