ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、相模原市教育委員会におけるデジタル教科書を活用した共同研究事業を開始しました。
今回の研究は、相模原市教育委員会、ネットワンシステムズ株式会社、大日本印刷株式会社、Sky株式会社、光村図書出版株式会社、放送大学(教授:中川一史)の6者による共同研究で、ネットワンシステムズは共同研究全体をとりまとめ、各社の強みを活かしながら成果に繋げる提案を行っています。
■共同研究の概要
本研究は、相模原市教育委員会が取り組む「GIGAスクール等オンライン学習環境の活用」に関する事業の一環として、デジタル教科書を中心とした国語の学習活動で得られた学習履歴データを活用し、児童生徒が主体的に学習に取り組む態度の育成につながる学習方法を研究するものです。
デジタル教科書およびテストで取得される学習履歴データを統合的に分析し、教員の授業・指導・評価の改善及び児童生徒の主体的な学びの育成に活用していきます。
■共同研究におけるネットワンシステムズの取組み
ネットワンシステムズは、ICTインフラ整備支援だけではなく、新たなICT利活用を提案するとともに、児童・生徒の学びへの楽しみを引き出し、学習意欲を向上させるための活用方法の検討と提案を行っています。
ネットワンシステムズの役割
- ICTインフラおよび機器類の提供事業
- 本研究全体の円滑なサービスの運用に関わる調整
- 個別に最適化された学びや協働的な学びへのICT活用方法の提言
- 個別に最適化された学びや協働的な学びにつながる学習データとの連携方法の検討と提言
ネットワンシステムズは、10年以上にわたり相模原市のネットワーク環境を構築・運用しており、GIGAスクール構想に基づく相模原市立小・中学校等のネットワーク環境を整備するとともに、授業や行事等のオンライン配信を支援しています。ネットワンシステムズは、最新の技術動向に関する知見と情報通信技術により相模原市におけるデジタルトランスフォーメーションを推進・加速してまいります。
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■お客様のコメント
相模原市教育委員会 教育局学校教育部教育センター主任 守屋 和俊様から次のコメントを頂いております。
「相模原市では、GIGAスクール構想によって整備したICT環境を最大限活用する方法を模索しながら、児童生徒の『次世代に活躍できる力』を育む教育を目指し取り組んでおります。
本研究のテーマでもある学習履歴データの利活用については、ICTを活用した教育を効果的に進めていく一つの方法として、これから積極的に検討していきたいと考えていたところ、ネットワンシステムズ株式会社をはじめ、皆様からの多大なるご協力をいただき共同研究を開始することができました。
今後、本研究を通じて学習履歴データの効果的な活用方法を見出し、教員の授業・指導・評価の改善や、児童生徒の主体的に学習に取り組む態度の育成などにつなげていくことで、一層魅力ある充実した教育を実現していきたいと思います。」
ネットワンシステムズ株式会社について
ネットワンシステムズ株式会社は、お客様が利用するビジネスアプリケーションを、ネットワーク技術を駆使し、プライベートクラウド/パブリッククラウドを包括してセキュアに支える「クラウドシステム」を提供する企業です。そのために、常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、実際に自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。
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