ヤマハモーターソリューションの障害インシデント対応の自動化にセイコーソリューションズのIT運用自動化支援サービスを採用 ～アラートの初動対応自動化により、対応の迅速化と効率化を実現

セイコーソリューションズ株式会社（代表取締役社長：関根 淳、本社：千葉県千葉市、以下 セイコーソリューションズ）のIT運用自動化支援サービス「SNOPS　(スノップス）」が、このたび、ヤマハモーターソリューション株式会社（代表取締役社長：上田 悟、本社：静岡県磐田市、以下 ヤマハモーターソリューション）の障害インシデント対応の自動化をサポートするためのサービスとして採用され、2022年1月17日より利用が開始されました。

ヤマハモーターソリューションは、グローバルに広がるグループ各社のシステム運用管理を担っています。障害インシデント発生時には、各社の監視システムから発報されたアラートメールをオペレーターが確認、メッセージ内容による切り分けを実施し、対応手順やエスカレーション先一覧に基づき、2次担当者に電話連絡を実施していました。そのため、初動の遅れ、判断の属人化だけでなく、2次担当者が電話に出ない場合に、何度も連絡をしなければならないなど、オペレーターの対応負荷や精神的な負担が課題となっていました。

「SNOPS」は、実績豊富な運用自動化連携処理基盤「Kompira」をベースに、セイコーソリューションズの自動化ノウハウを活かすことで、ITシステム運用の品質と生産性の向上を図り、NoOpsを実現するソリューションです。今回、ヤマハモーターソリューションでは、「SNOPS」を活用し、アラートメールの内容を判別、初動対応手順に基づき適切な2次担当者への電話連絡までを自動化することで、オペレーターの負荷軽減を実現しました。また、自動で電話連絡する際には、どのシステムでどのようなアラートが出ているのかをアナウンスすることで、2次担当者も電話連絡を受けた時点で障害内容を把握でき、初動対応の迅速化が図れるようになりました。

今後もセイコーソリューションズは、アフターコロナで加速するデジタル化社会とIT人材不足の課題解決策の一つとして、システム運用管理で大きな負荷となっている定型的な作業だけではなく、AI化などの知見を高めることで、従来、人が時間をかけて判断する必要があった部分も含め、各企業に合わせられる自律型運用の実現に貢献していきます。

今回の発表にあたり、ヤマハモーターソリューションより以下のエンドースメントをいただいています。

＜ヤマハモーターソリューション様からのエンドースメント＞
弊社では、グローバルも含めたヤマハグループ全体のIT会社として、グループ各社のITシステムの構築から運用管理までを担っています。近年グループ各社からのDX、システム化の要望は増加の一途であり、常々人材不足が課題となっていました。今回の運用自動化の取り組みは、ファーストステップとして範囲を限定してスタートしましたが、今後、多々ある監視システムやインシデント管理、ワークフローツールとの連携など、自動化範囲、適用業務を順次拡張し、最終的にAIを取り入れた自律型の運用管理を目指していきたい考えです。AIなどの提供機能拡大を積極的に推進しているセイコーソリューションズには、ともに運用自動化を進めるパートナーとして大いに期待しています。

ヤマハモーターソリューション株式会社


※IT運用自動化支援サービス「SNOPS」の詳細は下記 URLをご参照ください。
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このプレスリリースの付帯情報

IT運用自動化支援サービス「SNOPS」システム障害対応自動化イメージ