インフォコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長:竹原 教博)は、国内最大級のヘルスケア・コミュニケーション・エージェンシーである株式会社協和企画(東京都豊島区、代表取締役社長:髙橋 直武)と2022年4月27日に業務提携に関する基本合意書を締結しました。今後、当社と協和企画は、製薬企業が医師向けに提供する医薬品に関するデジタルコンテンツの利用状況などのデータ分析を共同で行い、両社のサービス品質の向上につなげ、製薬企業のデジタルマーケティングを支援してまいります。
(リンク »)
【背景】
インフォコムは、製薬企業の医薬情報担当者(MR)が医師へ医薬品情報を提供する際に利用する製薬企業向けコミュニケーションプラットフォーム「DigiPro(デジプロ)」を提供しています。協和企画は、国内最大級のヘルスケア・コミュニケーション・エージェンシーとして、製薬企業向けソリューションの提供や、医療関係者向け教育コンテンツの企画・制作などを行っています。
新型コロナウイルスの感染拡大により、MRが医師に直接面会することが難しくなり、オンラインでの面談が増加するなど営業手法がデジタル化しています。それにともない、製薬企業ではデジタル経由で提供した医薬品情報に対する医師の評価とニーズの把握、医師とのエンゲージメント(つながり)の強化が課題となっています。
【概要】
インフォコムが提供する「DigiPro」上におけるデジタルコンテンツの閲覧状況や反応、営業活動などのデータを分析することにより、製薬企業が制作したデジタルコンテンツの医師による利用や理解の実態を検証するとともに、課題を抽出・解決するサービスの提供を目指します。分析結果を医薬品情報コンテンツの改善や医師のニーズの把握に役立てることで、インフォコムはDigiProに掲載する医薬品情報の品質向上、協和企画は製薬企業向けサービスの品質向上につなげ、製薬企業と医師とのエンゲージメントの強化に貢献します。
(リンク »)
長期的には、製薬企業を取り巻く新しいワークスタイルや医師をはじめとした医療従事者とのコミュニケ-ション方法の変化に対応し、協和企画が強みとする学術的知識に裏付けられたマーケティング支援力とインフォコムが強みとするITを組み合わせて製薬企業の営業・マーケティング活動を支援するサービスの開発にも取り組んでまいります。
※本件については、同日、株式会社協和企画からも発表しています
■株式会社協和企画について (リンク »)
協和企画は、インテージグループのヘルスケア領域を担う会社の⼀つで、創業63年の歴史をもつ国内最大級のヘルスケア・コミュニケーション・エージェンシーです。「データ起点」「医療消費者中心」「インサイト志向」の視点と、インテージグループの多彩なデータベース・ソリューションを駆使したエビデンスベースのアイデアで、クリエイティブ・メディア・コンベンション・ITソリューション・エデュケーション・医薬出版・医療団体とのタイアップのための幅広いソリューションをご提供しています。
<インフォコムグループについて (リンク ») >
インフォコムグループは、医療機関や一般企業向けに情報システムを提供するITサービス事業と、一般消費者向けに電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を提供するネットビジネス事業を展開しています。
[インフォコム株式会社] 代表取締役社長 竹原 教博、1983年設立、東証プライム
連結売上高645.8億円、連結従業員数1,256名(2022年3月期)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。