【アーリントン(米バージニア州)、シュツットガルト(ドイツ)2022年10月6日PR Newswire=共同通信JBN】Venture Global LNGとEnBWは6日、両社の液化天然ガス(LNG)提携を年間200万トン(2MTPA)に拡大すると発表した。EnBWはVenture Globalからの長期LNG購入量を、2022年6月に調印された20年間の売買契約(SPA)より、Plaquemines LNGとCP2 LNGを合わせてさらに0.5MTPA増やした。
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Venture GlobalのMike Sabel最高経営責任者(CEO)は「Venture GlobalはPlaqueminesと CP2双方の創業時の顧客であるドイツとEnBWの戦略的提携者としての地位が高まることを喜んでいる。ドイツ政府はエネルギー危機に対処する迅速な行動を取っており、米国のLNG供給を確保するその取り組みを支援できて光栄である。当社は安全で低コストのモデルを備えた次世代のLNGプラントを開拓し、以前より何年も早く世界市場に必要な供給を実現できるようになった。メキシコ湾岸の施設は液化モジュール、ギアボックス、蒸気タービンなどを含む重要な世界一流の欧州製設備が組み込まれており、大陸全体で数え切れない雇用を支えている」と語った。
EnBWのGeorg Stamatelopoulos最高執行責任者(COO)(発電・貿易担当)は「ロシア産天然ガスへの依存度を下げ、供給の多様性と安全性を強化するために、EnBWはLNG供給へのアクセスをさらに増やすことでドイツ政府を支援している。このため、Venture Globalからの調達量を増やした。LNGの助けにより、気候中立の目標を見失うことなく、エネルギー転換を可能にするためにドイツのガス供給を確保することができる」と説明した。
▽Venture Global LNGについて
Venture Globalは、資源の豊富な北米の天然ガス埋蔵地から供給される米国産液化天然ガス(LNG)の長期、低コストの供給事業者である。Venture Globalの最初の施設であるCalcasieu Passは2022年1月にLNGの生産を開始した。同社はクリーンで手頃な価格のエネルギーを世界に提供するため、ルイジアナ州で新たに60MTPAの生産能力の施設も建設、または開発中である。同社は自社の各LNG施設に炭素回収・貯留(CCS)プロジェクトを展開している。
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▽EnBWについて
EnBWは2万6000人を超える従業員を擁する、ドイツと欧州で最大級のエネルギー企業である。同社はインフラストラクチャーとエネルギーの領域で、約550万人の顧客に電力、ガス、水とサービス、商品を供給している。再生可能エネルギーの拡大は成長戦略の土台であり、投資の重点である。EnBWは2025年までに、風力・太陽光エネルギーの拡大に約40億ユーロを投資する。
2025年末までに、発電ポートフォリオの半分以上が再生可能エネルギーで構成される予定である。これは、EnBWが2030年までに半減を目標とするCO2排出量の削減にすでに顕著な効果をもたらしている。同社は2035年までの気候中立達成を目指している。
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ソース: Venture Global LNG
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