2023/2/14
学校法人関西大学 (リンク »)
関西大学外国語学部の井上典子ゼミでは、「堺~TSUNAGARU~アセアンプロジェクト」と称して、ASEAN諸国との繋がりをテーマとした国際都市・堺の魅力発信活動に取り組んでいます。堺市協力のもと、アンケート調査やインタビュー取材を行い、多文化共生社会を実現する上で必要な相互理解のツールとして、既存の広報誌には掲載されていない情報が満載の日英2言語パンフレットを制作しました。
【本件のポイント】
・外国語学部・井上典子ゼミによる堺市との地域連携プロジェクト(4年目)
・国際都市・堺の「多文化共生社会」の実現に向けた情報発信の取り組み
・ASEAN諸国との繋がりをテーマとしたパンフレットを制作。SNSを活用した国際交流の機会創出も
■ ASEAN諸国との交流事業を実施している国際都市・堺
井上ゼミと堺市による連携は2019年度に始まり、今回でシリーズ4作目となります。古墳や茶道など、歴史文化のイメージが強い堺市ですが、多くの多国籍市民が暮らす国際都市です。「なんばん貿易」をはじめとする海外との交易を通じて発展してきた歴史的経緯もあり、堺市では、ASEAN諸国との交流事業を実施しています。
今回、事前に実施した日本とASEAN諸国の若年層へのアンケート調査(回答数:日本の大学生97人、堺市と繋がりのあるASEAN諸国の大学生406人)から、双方が身近な存在ではなく、交流実績に関する認知度も低いことがわかりました。そこで、「堺市における多文化共生社会の実現に向けて、相互理解を促進する必要がある」と考えた井上ゼミは、「堺市とASEAN諸国の交流」と情報ニーズの高い「観光」を掛け合わせたパンフレットを制作。また、Instagramストーリーズを活用し、堺市が主催するASEAN関連イベントの情報発信にも注力しました。
■ ASEAN諸国の大学生にもインタビュー。「交流」と「観光」を融合させたページづくり
パンフレットは、堺市における多文化共生を一人でも多くの方に身近に感じてもらえるよう、「人」に焦点を当てて構成。掲載情報は、堺市アセアン交流推進室と密に連携しながら、「堺市とASEAN諸国の架け橋」となる店舗や施設を選出するなど、様々な角度から双方の繋がりを紹介しています。また、ASEAN諸国への訪問意欲をそそる情報となるよう、各国の大学生へのインタビュー記事も掲載。さらに料理店の情報ページでは、店主のASEAN諸国や堺市への想いを紹介するなどして、「交流」と「観光」をうまく融合させました。持ち前の語学力を駆使した日英2言語展開によって、相互理解が得られやすいようにした点が最大の特長です。
<「堺で見つけたASEAN」パンフレットの概要>
【サイズ・仕様】 A5仕上げ、16ページの冊子型。日英2言語展開
【内容・目次】
<P1-2> ASEANって知っとる?(ASEANに関する基本情報)
<P3-4> ASEAN諸国の大学生直伝!作ってみました!定番レシピ
<P5-8> ASEANな料理店で聞きました!(店主インタビュー)
<P9> 堺で見つけたアセアン!(雑貨・衣料店の紹介)
<P10> 突撃!ASEANの大学生(4カ国8人の学生へのインタビュー)
<P11-12> アセアン諸国と堺市を繋ぐ(堺・アセアンウィーク実行委員会、
堺市国際部アセアン交流推進室へのインタビュー)
▼公式Instagram「つながるさかい」
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▼パンフレット(日本語PDF)
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▼パンフレット(英語PDF)
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▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
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