看護師で転職したい人は6割以上も!現役看護師2,182人にアンケート調査で分かった看護師転職に関する実態

ユニークキャリア

From: PR TIMES

2023-05-01 14:16

看護師転職に関するアンケート調査

ユニークキャリア株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:岸田佳祐、HP: (リンク ») )は、現役看護師2,182人に「看護師転職に関するアンケート調査」を実施しました。
詳細はこちら(URL: (リンク ») )

【調査の概要】
・調査対象:現役看護師2,182人
・調査期間:2023年04月19日 ~ 2023年04月22日
・調査機関:自社調査
・調査方法:Freeasy( (リンク ») )を使用したインターネット調査



[画像1: (リンク ») ]

医師の治療の補助をはじめ、患者の看護や心のケアなど、多くの業務を担う看護師にとって、働きやすい環境は仕事を続ける上で重要だと言える。

今回は、現役看護師2,182人を対象に、アンケートを実施。
「看護師の転職」について調査を行った。
看護師で転職したいと考えている人は6割超え


[画像2: (リンク ») ]

現役看護師2,182人に対して「転職したい(今の仕事を辞めたい)」と思っているかを訊いた。

結果、転職したい(今の仕事を辞めたい)と答えた人は、61.2%だった。

多くの人が今の仕事に不満を感じていることがわかる。

転職した看護師500人を対象に、「前職にどのような不満を感じていたか」を複数回答で訊いたところ、以下のような結果となった。
1位:人手不足で自分への仕事量が多かった
「人手不足で自分への仕事量が多かった」との回答が最も多く、191人だった。

通常の業務以上の仕事量に不満を感じて、転職を決める人が多いことがわかった。
2位:人間関係が良くなかった(古株職員の存在など)
「人間関係が良くなかった」と回答した人は184人だった。

責任ある業務を遂行するにあたって、人間関係の良好さは重要だと言える。
3位:労働時間が長すぎて休む間がなかった
「労働時間が長すぎて休む間がなかった」と回答した人が165人だった。

十分な休息が取れない環境に負担を感じて、転職を考える人も多いようだ。
4位:給料が低かった
「給料が低かった」と答えた人が164人と3位とほぼ同じ人数だった。

業務内容に見合った給料を求めて、転職を考える人も多いことがわかる。
5位:休みをとらせてもらえない
「休みをとらせてもらえない」が82人だった。

産休や育休など、ライフイベントに伴う休暇がとれない場合や、労働者の権利である有給休暇がとれない場合が考えられる。

他の職業もしくは看護師から看護師への転職は7割弱の人が経験済み


[画像3: (リンク ») ]

「他の職業から看護師」もしくは「看護師から看護師」への転職経験を訊いたところ下記の結果となった。

・1度もない 33.2%
・1回 22.1%
・2回 14.9%
・3回 12.2%
・4回 13.2%

アンケートを実施した2,182人の中で、すでに転職を経験している人は7割弱と多いことがわかった。
また、複数回の転職を経験した人は約4割で、1度も転職していない人の数を上回っている。

看護師にとって転職は、決して珍しい事ではないことがわかる。
また、結婚や出産、親の介護など自分のライフイベントに合わせて、より良い労働環境を選ぶことが可能であるとも言える。

転職時に看護師特化の転職サイト・エージェントを利用した人は5割弱


[画像4: (リンク ») ]


転職をした看護師1,457人を対象に、看護師専用の転職サイトや転職エージェントを使ったことがあるかを訊ねた。
その結果、半数近くの48.3%が「使ったことがある」と回答している。

利用した転職サイト・エージェントを訊いたところ、下記の結果が得られた。
・ナース人材バンク 321人
・看護roo! 274人
・医療ワーカー 229人
・マイナビ看護師 207人
・ナースではたらこ 103人

転職サイト・エージェントを利用して良かった点としては、以下の点が挙げられた。
・サポート体制が整っていること
・看護に関する求人数が多かったこと
・自分の条件に合う求人が探しやすかったこと

逆に、転職サイト・エージェントを利用して悪かったこととして以下のような意見も見られた。
・自分の希望する条件通りの求人が見つからなかった
・サポートの内容に不満があった

求人を多数取り扱っており、サポート体制を整えている転職サイト・エージェントの良さをうまく利用することが転職を成功させるコツだと言える。

現職に転職して不満がなくなった人はわずか3割


[画像5: (リンク ») ]

転職経験のある現役看護師500人を対象に「現職から転職して不満はなくなったか」を訊いた。

転職して不満がなくなった人は、わずか3割だった。

転職経験のある人が多い反面、転職して不満がなくなった人は意外にも少ないことがわかる。
転職して不満がなくなった人は30.6%
「前職から現職に転職して良い方向へと変わったこと」を500人を対象に複数回答のアンケートを実施したところ、以下の回答が得られた。

1位:自分の時間を増やすことができた(休みが取りやすくなった)176人
2位:人間関係の問題に悩まされなくなった 172人
3位:労働時間が減少した 169人
4位:給料が増えた 152人
5位:仕事が楽しくなった 103人

転職活動の際に、重視したい勤務条件を絞ることで不満だった点を改善できるケースが考えられる。
転職して不満がなくならなかった人は24%、どちらとも言えない人は45.2%

「前職から現職に転職して悪い方向に変わったこと」を同じく500人に複数回答で質問したところ以下の回答が得られた。

1位:前職より給料が低くなった 146人
2位:休みが取りづらくなった 65人
3位:労働時間が増加した 57人
4位:前職より人間関係に悩んでいる 49人
5位:仕事に行きたくなくなった 32人

希望した条件と違っていたケースの他、希望した条件は叶ったが、他の面での労働環境が悪くなったケースが考えられる。

まとめ


現役看護師の中でも転職を経験した人が7割弱と多い反面、転職して不満がなくなった人は3割にとどまっていることがわかった。
高齢社会において需要が増える中、看護師の人手不足が問題となっており、看護師の労働環境の改善が課題だと言える。
多数の求人を取り扱う転職サイト・エージェントの良さを活かし、あなたの希望に合う条件の職場を見つけてほしい。

※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
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