OCRの確認作業を大幅に削減する「DynaEye 11」 レベルアップ版を提供開始

株式会社PFU

From: PR TIMES

2023-05-16 18:46

2種類のOCRエンジンの認識結果を突合し確認が必要な項目のみをピックアップ!確認作業を効率化

株式会社PFU(代表取締役社長:村上 清治、以下PFU)は、高精度な文字認識を実現するAI-OCR(注1)ソフトウェア「DynaEye 11」をレベルアップし2023年5月16日(火)より提供開始します。

OCR製品は、データ入力業務における効率化手段として利用が増えていますが、導入後も認識結果の確認作業に時間がかかることが課題となっていました。

今回のレベルアップでは、この確認作業の時間短縮を実現するため、2つの異なるOCRエンジン(従来のOCRエンジンとAI-OCRエンジン(注2))を使い認識結果を突合し、確認が必要な項目のみをピックアップする「ベリファイOCR」機能を追加しました。

「DynaEye 11」はデータ入力業務を効率化する高い文字認識精度に加え、定額で利用枚数の制限なくご利用いただける価格面、オンプレミス製品のため個人情報などの機微情報の漏洩リスクがないセキュリティ面を高くご評価いただいているAI-OCRソフトウェアです。今回のレベルアップにより、確認作業時間の大幅な削減を実現することで、業務の効率化をこれまで以上に実現します。




[画像1: (リンク ») ]


開発背景
昨今、業務の効率化を目的にAI-OCRの利用が増えていますが、AI-OCRを導入してもデータ入力時間は削減できるがOCR結果の確認時間は削減できないことがデータ入力業務の課題となっています。今回のレベルアップでは、この確認作業の時間短縮を実現するため、PFUで開発した2つの異なるOCRエンジンを使い認識結果を突合し、認識結果に差異がある項目のみ確認することで時間短縮を図る「ベリファイOCR」機能を追加しました。

機能概要
AIエンジンが手書き文字まで高精度に突合、オンプレミス・定額製品としては業界初(注3)の「ベリファイOCR」
「活字」、「固定ピッチ(注4)手書き」および「フリーピッチ手書き(英数字)」帳票を対象に、2つの異なるOCRエンジンの認識結果を突合し、突合結果が不一致の項目のみ確認および修正を行うことで、確認作業にかかる手間や時間の削減を実現します。
突合結果が一致(=確認不要)となるも誤っている確率は、活字・手書き帳票それぞれ、人による目視確認時における誤判断と同程度(活字帳票:0.02%、手書き帳票:0.32%)と高い精度となっています(注5)。
本機能は、AI-OCRエンジンを利用して活字に加え手書き文字まで突合できる機能であり、オンプレミス・定額料金(注6)でご利用いただけるAI-OCR製品としては業界初となります。

[画像2: (リンク ») ]


データ入力業務の削減効果
今回のベリファイOCR機能により、OCR結果の確認時間を削減することができます。
帳票内の入力対象項目数が100項目の場合、従来のOCRでも、手入力時と比較してデータ入力業務の約61%時間短縮が図れましたが、ベリファイOCR利用時は手入力時と比較すると約79%もの時間短縮となりました(注7)。
今回のレベルアップによりOCR導入後の確認作業時間の削減効果を実感いただけます。

[画像3: (リンク ») ]



ベリファイOCRの利用方法
1.DynaEye 11 Entry AI-OCRをご利用中のお客様
PFUサポートセンターよりメールにて無償レベルアップのご案内(注8)をします。ご案内に沿ってご対応ください。

2.DynaEye 11 Entryをご利用中のお客様
DynaEye 11 Entry AI-OCRに切り替えていただく必要があります。切り替えには、今回レベルアップに合わせて新規販売開始する「DynaEye 11 Entry AI-OCR 追加ライセンス」(注9),(注10),(注11)をご購入ください。
[表1: (リンク ») ]




3.AI-OCRを新規にご購入いただくお客様
DynaEye 11 Entry AI-OCRをご購入ください。
[表2: (リンク ») ]



無償評価版
本日よりレベルアップ版のDynaEye 11 Entry AI-OCR無償評価版(注15)を提供開始します。60日間機能制限なしでご利用できるため今回のレベルアップ内容をお試しになりたい方は是非ご利用ください。

販売開始日
2023年5月16日(火)

商標について
・DynaEyeは、日本国内における株式会社PFUの登録商標です。
・その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈
注1:OCR(Optical Character Recognition)︓光学式文字認識
注2:AI-OCRエンジン:DeepLearningの技術によって、文字認識を実現しているOCRエンジン
注3:当社による 2023年5月度 他社類似製品のWeb調査(国内)
注4:固定ピッチ:読み取り領域に記載される文字と文字の間隔を固定するという方法です。はがきの郵便番号欄のような1枠に1文字が入るフォーマットになります。
[画像4: (リンク ») ]

注5:PFU調べ(PFUでの活字帳票および手書き帳票における検証結果)
注6:定額料金:非従量課金(認識数に応じて料金が変動しない)かつ、機能利用によって料金が増額しない
注7:PFU調べ(PFUでの活字帳票における検証結果)
注8:購入後、サポートサービスに登録されていることが前提となります。
注9:購入後、PFUサポートセンターからライセンス証書を郵送いたします。現状ご利用中のDynaEye 11 Entryをアンインストール後、サポートサイト(注12)よりDynaEye 11 Entry AI-OCRをダウンロードしてインストールしてください。インストール後、送付されたライセンスコードにてアクティベーションを実施してください。
注10:DynaEye 11 Entry AI-OCR 追加ライセンスの有効期間は、アクティベーション後1年間となります。なお、ご利用されているDynaEye 11 Entryの残りの有効期間は引き継がれないためご注意ください。
注11:本ライセンスは、SDK/ランタイム/サーバランタイム商品もご用意しています。商品構成の詳細、価格については商品ページ(注13)をご確認いただくか、お問い合わせください(注14)。
注12:サポートサイト: (リンク »)
注13:DynaEye 11 商品価格サイト: (リンク »)
注14:DynaEye 11お問い合わせフォーム: (リンク »)
注15:DynaEye 11 無償評価版申し込みフォーム: (リンク »)

関連リンク
・DynaEye 11商品紹介サイト( (リンク ») )

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]