厚生労働省は、認知症への理解促進を図るため、今年の6月30日(金)公開の映画『オレンジ・ランプ』とタイアップします。その一環として、普及啓発ポスターの作成や特設サイトの開設をしました。
政府が推進する「認知症施策推進大綱」※では、「認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる社会を目指し、住み慣れた地域の中で尊厳が守られ、自分らしく暮らし続けることができる社会」を目標としています。
この作品は、若年性アルツハイマー型認知症と診断された主人公やその家族が、認知症に悩み葛藤しながらも生活の中で工夫したり、周囲の理解を得たりしながら普通の暮らしが送れるようになる過程を描いたものです。認知症ご本人には希望と勇気を、そのご家族には気づきを与えられる内容となっています。
厚生労働省は、今回の取組を通して、多くの方が認知症について知り、理解を深めるきっかけとなることを期待しています。今回の普及啓発ポスターは、各都道府県・市区町村、認知症分野の関係団体等に掲出する予定です。
※令和元年6月18日認知症施策推進関係閣僚会議決定
【作品紹介】
只野晃一は、39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断される。妻と娘二人を抱え、不安に押し潰されそうになる日々。何でもやってあげようとする妻と、日ごとに元気がなくなっていく晃一。しかし、あることをきっかけに妻や本人の意識が変わり、職場や地域も変えていく。
なぜ晃一が普通の生活を送れるようになったのか。その軌跡を、家族を中心にたどる、笑いと涙と再生の物語。
出演:貫地谷しほり 和田正人
監督:三原光尋 企画・脚本・プロデュース:山国秀幸
配給:ギャガ 6/30(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
【タイアップ企画の内容】
・特設サイトの開設
・啓発ポスターの作成
[特設サイトURL]
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特設サイト
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タイアップポスター © 2022 「オレンジ・ランプ」 制作委員会
【参考情報】今回の取り組みに関係する施策
【認知症について知りたい方へ】
認知症についての知識や、相談先などを知りたい方はこちらをご覧ください。
■認知症について知りたい方へ
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■認知症に関する主な相談先
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【若年性認知症について】
若年性認知症と診断された本人と家族が知っておきたいことをハンドブックにまとめています。
■若年性認知症ハンドブック(改訂版)
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【認知症サポーターについて】
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、認知症の方やその家族に対してできる範囲で手助けする
「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症の方にやさしい地域づくりに取り組んでいます。
■認知症サポーター
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【日本認知症官民協議会について】
行政、経済団体、医療・福祉団体、学会等、約100団体が参画し、認知症にかかる諸問題への施策を
協力して推進する組織です。認知症への理解を深め、認知症にやさしい行動を広げていく、認知症バ
リアフリー社会の実現に向けた環境整備を官民が連携して進めています。
■日本認知症官民協議会
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