省力化しても豊作！ ロボット技術を活用した”WORKROID米“を初収穫

米作りの労働時間を大幅削減 ＆ 土地に張り付かない農業を実現

株式会社テムザック（本店：京都府京都市、代表取締役社長：川久保 勇次、以下「テムザック」）は、ロボット技術を用いた”WORKROID農業“を実践中の宮崎県延岡市内の圃場にて、第1回目の収穫を行いました。

WORKROID農業とは、テムザックが実施する、農業経験のない人でも取り組める省力化農業。2023年春から、雑草抑制＆遠隔監視ロボット『雷鳥1号』の開発・投入、ドローンによる播種作業の実施、水管理システムの運用などを最大限活用し、米粉用米の水稲直播栽培に取り組んでまいりました。米作りにかけた労働時間は、既存農業と比べ大幅に削減（＊図1）したにもかかわらず、無事稲穂が実り、1反辺り400kg弱収穫することができました。これにより、WORKROID農業が標榜する「省力化」「土地に張り付かない農業」などを実現できる可能性を確認することができました。今後は収穫ロボットなども開発し順次投入するとともに、収穫したWORKROID米を製粉し米粉にすることで、６次産業化の仕組みづくりにも挑戦します。今後のWORKROID農業の取組、発表にご期待ください。



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■延岡市で実践中 ”WORKROID農業” の経過
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■背景
米は日本の数少ない食料自給品目ですが、農業従事者の最も多い割合を占めているのは75歳以上(＊1)。高齢化・担い手不足、そして耕作放棄地の拡大に歯止めがかからない状況の中、省力化・省人化に向けた技術革新が必須となっています。
テムザックは、長年培ってきたロボット技術を活かし農業課題を解決するため、2022年12月に、延岡市、北浦農業公社と連携協定（＊2）を締結いたしました。2023年4月には、延岡市に農業ロボットの実践拠点「アグリ研究所」（＊3）を開設し、農業経験のない人でも取り組める省力化農業 “WORKROID農業”（＊4）を本格始動いたしました。雷鳥シリーズ、ドローン、水管理システムなどを最大限活用し、米粉用の水稲直播栽培を実施しています。
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＊1）2020年時点、農林水産省「農林業センサス」（令和2年）参照
＊2）2022年12月15日　連携協定について　 (リンク »)
＊3）2023年4月18日　テムザック アグリ研究所 開設について　 (リンク »)
＊4）2023年5月16日　群れで働く雑草抑制ロボ『雷鳥1号』開発、ドローン直播 ＆ 水管理システム運用も実践　　 (リンク »)


■今後の展望
テムザックは、米粉用稲作から米粉の流通までを一気通貫で行うことができる省力化農業を確立し、全国に広めていきます。
それにより、耕作放棄地拡大を食い止めること、そして日本の食料自給率維持、食料安全保障への貢献を目指してまいります。


プレスリリースに掲載されている情報は、リリース日現在の情報です。今後予告なしに変更する場合がございます。

■会社概要
株式会社テムザック (リンク »)

人とロボットの共存社会を目指すサービスロボットメーカーです。医療、建築、パーソナルモビリティ、災害レスキューなど重労働や人手が足りない現場で、人に代わって活躍する多様な実用ロボット”WORKROID（ワークロイド）” を開発しつづけています。

代表取締役社長：川久保 勇次（かわくぼ ゆうじ）
本店所在地 ：〒602-8482 京都市上京区浄福寺通上立売上る大黒町689番地1
開発事例 ：

プレスリリース提供：PR TIMES (リンク »)