ユニバーサルロボットは、世界各国の企業の自動化への要求に対応することで、「Automation for Anyone, Anywhere(自動化をあらゆる人に、あらゆる場所で)」の取り組みを加速します。
オーデンセ, デンマーク, 2024年4月30日 /PRNewswire/ -- 世界有数の協働ロボットメーカーであるユニバーサルロボット(Universal Robots、以下「UR」)は、Standard Robot Command Interface (SRCI) (リンク ») (標準ロボットコマンドインターフェース(SRCI))を同社のソフトウエアに統合しました。URは、この機能を提供する初の協働ロボットベンダーの中の1社となります。
SRCIは、PLCとロボット間の単一インターフェースの構築を目的とした、ロボットメーカー向けの新しい規格です。URのソフトウエアにSRCIが完全統合されることで、URロボットの接続機能が向上します。シーメンス(Siemens)は自動化市場でSRCIをサポートする初の、また現在唯一のPLCベンダーであるため、ユーザーはシーメンスPLC(プログラマブル・ロジックコントローラー)とスムーズに統合することができるようになります。
URの戦略パートナーシップ担当グローバルディレクターであるDaniel Friedmanは次のように述べています。「URロボットがシーメンスのような業界をリードするグローバル企業とシームレスに接続できるようになったことで、既存および将来のパートナーやユーザーに、より迅速なインテグレーションと高度な使いやすさを提供できるようになりました。URは、協働ロボットを活用した自動化がユーザーにとって可能な限りシンプルなものになるよう取り組んでおり、これは『自動化をあらゆる人に、あらゆる場所で』というURのコミットメントを表す新たな一歩です」
SRCIの統一されたメーカー間データインターフェースはロボット実装の相互運用を可能にし、URロボットとシーメンスPLC間の定義とロボットコマンドを標準化します。これによりセットアップが簡単かつ迅速になり、シーメンスのエコシステムに基づいた既存および新規の生産ラインにURロボットを展開することが容易になります。
シーメンスのファクトリーオートメーションセグメント制御担当上級副社長 Rolf Heinsohn氏は次のように述べています。「URの協働ロボットがSRCIを介して制御できるようになり、シーメンスの産業用オートメーションシステムであるSIMATICの
ユーザーがURロボットをより容易にプログラミングできるようになったことを嬉しく思います。私たちは、シンプルで使いやすいロボットシステムを提供することでファクトリーオートメーションが加速し、産業界でのロボット利用を拡大したいと考えています。URロボットとシーメンスPLCが容易に統合できるようになり、それを生産現場で使用できることは、顧客にとって大きなメリットになります」
SRCIは、URのe–Seriesファミリーおよび次世代ロボットのUR20とUR30で利用できます。URロボットのプログラミングOSであるPolyScopeのバージョン5.15 以降に、アドオンのURcapソフトウエアをインストールすることで使用が可能となります。詳細はこちら (リンク ») から。
ユニバーサルロボットについて: (リンク »)
シーメンスのSIMATIC Robot Integratorの詳細 (リンク ») はこちらから。
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(日本語リリース:クライアント提供)
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