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株式会社メディカルユアーズが提唱するロボット薬局とは
昨今、Amazonが薬局分野への参入を計画するなど薬局経営は厳しい状況に置かれています。また、今年4月からスタートした医師の働き方改革では、医師の業務を一部分担するタスクシフトなどによって、薬剤師がより高度な対人業務を行うことが求められています。こうした中、弊社ではロボティクス・ICT・AIを活用したロボット薬局を提唱することで、薬剤師を調剤という単純業務から解放し、医療の質向上や医療費削減に取り組んでいます。「リードル・ファシス」は、弊社が開発した世界で初めてのAI搭載型の自動調剤ロボットです。調剤業務のうち出庫から在庫管理、入庫業務までの自動化を実現し、既存の薬剤業務の約半分の自動化が可能となります。大きな特徴は、薬剤箱をつかむグリッパーと呼ばれる部分に精密なパーツを集約することで、不具合が起きた際にはグリッパーごと交換するだけの構造に改良したことです。これによって、店舗業務をストップすることなく簡単に修理ができます。
「リードル・ファシス」国内製造の背景
昨年末以降、スエズ運河で発生した武装組織による商船への攻撃によって世界の物流網が大打撃を受けています。「リードル・ファシス」はこれまでイタリア、ドイツで製造し海上輸送しており、日本に納品されるまでの期間は1~2カ月でした。しかし、武装組織による攻撃の混乱を受けてアフリカの喜望峰経由のルートへの迂回を余儀なくされており、現在は3~4カ月の時間がかかっている状況です。そこで、納品の期間短縮、品質向上などを目的に、このほど陳列機器の総合メーカーである中日販売株式会社での製造を開始しました。これによって納期の大幅短縮や品質向上が期待できます。なお、すでに試験機の製造も完了しテスト運行も高い精度でクリアしました。
納期を大幅に短縮し、日本の薬局の仕様に合った高い性能を実現
国内製造によって、以下のことが実現できます。
1.納期までの期間を大幅短縮
・薬剤箱をつかむグリッパーやグリッパーを動かすアームなどの心臓部分はイタリアから航空輸送して、重量の多くを占めるボディと棚部分を国内製造とすることによって、納期を大幅に短縮できます。
2.日本の技術によってさらに高い性能を実現
・国内で製造することによって、日本の薬局にとって使いやすい、より高い性能を実現できます。具体的には、次のようなことが可能になります。
・より細かくフレームを分解し、海外と比べて狭い日本の調剤室でも組み立てができるように改良
日本向けに発売されている薬剤棚を壁面収納として利用可能
・壁面のパネルの色や素材も多数選べるようになり、店舗内装との親和性がアップ
3.国内での雇用を創出
・製造をイタリアから日本へ移すことによって、国内での雇用創出につながります
中日販売株式会社について
【会社概要】
社名:中日販売株式会社
本社所在地:愛知県名古屋市天白区井の森町88
代表取締役社長:林 誠浩
事業内容:
1.陳列機器、店舗備品、物流機器の販売
2.店舗の企画、デザイン、設計、施工の請負及び監理
3.一般建築工事の請負、設計、施工及び監理
4.不動産の売買、賃貸、管理及びその仲介
設立: 1980年3月
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株式会社メディカルユアーズロボティクスについて
【会社概要】
社名:株式会社メディカルユアーズロボティクス
本社所在地:大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー19階
代表取締役社長:渡部 正之
事業内容: 自動調剤技術の研究開発、ソフトウェアの開発、調剤ロボットの輸入販売、保守サービス
設立: 2023年3月
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問い合わせ先
本件およびロボット薬局、スマート調剤室、リードル・ファシスなどに関するご相談・ご見学、メディア掲載、取材に関するお問い合わせは、こちらのメールアドレス宛にご連絡ください 。
お問い合わせ先: info@medicalyoursrobotics.com
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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