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スポーツの戦術分析に利用できる新たな映像スイッチングシステム開発についての研究論文を、摂南大学の梅原喜政氏らの研究チームが発表しました。本論文「Development of Video Switching System in Sport Fields」( (リンク ») )は、日本発の国際学術論文ジャーナル「Journal of Digital Life」( (リンク ») )(運営:株式会社産経デジタル、代表取締役社長:土井達士)の特集号に掲載されています。
プレーヤーだけでなく観戦者にも利点
政府は2012年に策定されたスポーツ基本計画において、スポーツを通じた青少年の教育、経済の活力創造や質の高い指導者育成のほか、誰もがスポーツの価値を享受できるプログラムの提供などを取組むべき施策としています。それに伴いセンサー機器等を利用した新技術が試行されていますが、ビデオカメラの活用については、カレッジスポーツ界においては多くは資金的な問題から、マネージャーらによる手持ちカメラでの撮影が主流となっています。
その映像をもとに監督やコーチが選手たちのパフォーマンスを分析していますが、試合展開の急激な変化などにより画角の調整が間に合わず、重要なプレーシーンを見逃している可能性があります。そこで本研究では、フィールド全域を複数の固定設置したビデオカメラで撮影、プレーシーンに合わせて適切なカメラの映像に自動で切り換える(スイッチング)システムを開発しました。
これにより、撮影者はカメラを手に持ってプレーを追尾する必要がなくなり、チームは常に適切なシーンを撮影した映像を確認できることになります。研究チームは、これによりプレー分析の高度化だけでなく、試合観戦者のエンターテインメント性の向上にも寄与できるとしています。
※日本語による解説記事はこちら
「カメラマンが撮るようなスポーツ映像を自動で生成「映像スイッチングシステム」摂南大・梅原氏らが論文」( (リンク ») )
※本論文に関するお問い合わせは「Journal of Digital Life事務局(info-digitallife@sankei.co.jp)」までお願いいたします。
Journal of Digital Life
デジタル分野に関する論文を世界に向けて発信する日本発のオンラインジャーナル。研究者と学際的研究によって証明されたエビデンスを根拠としたサービスや産業の発展促進を目指し、2021年9月1日に創刊。
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運営会社
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