株式会社ラキール(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保 努、以下「ラキール」)は、アプリケーション開発運用基盤「LaKeel DX」において、生成AI技術を活用した新機能「LaKeel AI Chatbot」をリリースしますので、お知らせします。
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LaKeel AI Chatbotとは
LaKeel AI Chatbotは最新技術(RAG※1、独自のリランキング機能)を活用することで、精度の高い回答を自動生成する次世代AIチャットボットです。テキストデータやシステムデータと連携することで、社内のあらゆるデータの情報ポータル(データの取り出し口)として利用することができます。また、ラキールが提供する人事システムをはじめとする企業向け業務アプリケーションに組み込むことができ、バックオフィス部門の大幅な業務効率化やフロントオフィス部門の生産性向上、エビデンス(データ)に基づいたビジネス判断やマネジメントを実現します。
※1 RAG(Retrieval-Augmented Generation)とは、生成AIが外部情報を検索して利用し、自社データを用いた高精度な回答を生成する技術です。これにより、AIの回答精度が向上し、誤情報の生成が抑制されます。また、参照元データを提示することで、ユーザーは回答の正確性を確認できます。
LaKeel AI Chatbotの特長
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【1.LLM※2とRAGを組み合わせた先進技術の採用】
登録したデータの中から企業内情報を踏まえて回答できるようになり、利用者は迅速にかつ高精度な回答情報を得ることが可能です。RAGには、株式会社アクセルが提供する「ailia DX Chatbot」を採用し、LLMには、Open AI社のGPT-4oを利用することで、圧倒的なユーザーエクスペリエンスを実現します。
LLMは、常に最新の基盤モデルを採用する予定です。
※2 LLM(Large Language Model)とは、大規模なデータでトレーニングされた高度な自然言語処理モデルのことです。LLMは多量のテキストデータを学習することで、文章の生成、翻訳、質問応答など多様な言語タスクを高精度で行うことができます。
【2.テキストデータとの連携】
社内の機密性の高い大量テキストデータ(規程・FAQ・各種ナレッジ情報など)と連携させることで、チャットを通じて利用者の質問の意図を理解し、関連する情報を24時間365日、引き出すことが可能になります。
【3.既存システムのデータとの連携】
社内に点在する各種システムのデータと連携させることで、これまで情報システム部門などに依頼していたデータの抽出作業が不要になり、LaKeel AI Chatbotを介して直接取得することが可能になります。その結果、ビジネススピードを落とすことなくデータドリブンでのビジネス判断やマネジメントが実現可能になります。
本機能は、2024年下期リリース予定となります。
LaKeel AI Chatbotの利用イメージ(テキストデータ連携時)
LaKeel AI Chatbotは、従業員が必要な情報を迅速に学習し、社内の高度な問い合わせ対応や柔軟な情報検索を可能にします。社内規程やガイドライン、マニュアル、IR資料、社内報などをLaKeel AI Chatbot に学習させることで、複雑な質問でも的確な回答が可能です。生成AIが資料を自動で検索し、必要な情報を抽出・提示するため、従来の手間と時間を大幅に削減できます。これにより、問い合わせ対応コストの削減と利便性向上が実現し、企業全体の業務効率化や生産性向上に寄与します。
1. pdf、docx、xlsx、txt等の社内規程や社内ルール資料をLaKeel AI Chatbotに登録します。
2. 例えば、利用者が「資格取得支援制度で簿記2級を取得した場合の給付金はいくらですか?」とチャットで質問します。
3. LaKeel AI Chatbotから「簿記2級を取得し、取得後6か月以内に証明書を提出した場合は2万円支給されます」という回答と資格取得支援制度の規程と関連資料が添付されます。
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アクセル社との製品連携について
この度、ラキールは株式会社アクセルが提供するAIソリューションとの製品連携を開始いたします。アクセル社は、最先端のAI技術と豊富な実績を持つ企業であり、今回の連携により、当社が提供するサービスの価値が一層向上することを期待しています。両社の技術を融合させることで、ユーザー体験の向上を目指し、革新的で信頼性の高いソリューションを提供いたします。
ailia DX Chatbotについて
ailia DX Chatbot は、豊富な実装経験を活かし、検索結果の並べ替えや補完を行うことで、RAGの精度を大幅に向上させることを実現しています。従来のRAG Engineは、多くのオープンソースソフトウェア (OSS) に依存しており、ある OSS がバージョンアップすると他の OSS が動作しなくなるという問題があります。ailia DX Chatbot は、複雑な依存関係を排除し、長期にわたる安定運用を実現するために設計されました。ailia DX Chatbot を使用することで、テキストを細かく分割(チャンク化)し、各部分の意味を捉えて数値化(ベクトル化)した上で、その重要度に基づいて並べ替え(リランキング)ます。これにより、情報の検索精度が大幅に向上し、利用者は欲しい情報を得ることができます。
ailia AIサービスサイト (リンク »)
株式会社アクセル (リンク »)
LaKeel DXについて
LaKeel DXは日本発・日本初のデジタルビジネスプラットフォームです。LaKeel DXの最大の特徴は、機能の一つひとつを部品として開発し、それらを組み合わせて業務アプリケーションを作ることです。部品単位で追加・入替が可能なため常に最新の状態に保ち、リプレイスが不要なことから『サステナブルソフトウェア』と呼ばれています。ラキールはこの新しい技術で、特許を取得しています。顧客企業はスクラッチ開発のメリットである「各社独自の要件」を叶えることと、パッケージ製品のメリットである「効率的&ベストプラクティスの適用」の両方を享受することができます。
LaKeel DXサービスサイト (リンク »)
株式会社ラキール (リンク »)
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■本件に関するお問合せ先
株式会社ラキール 広報・マーケティング本部
TEL:03-6441-3859 Email:marketing@lakeel.com
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