蛍光灯の生産を2027年9月末までに終了 一体型LEDべースライト「iDシリーズ」をモデルチェンジ CO2実質ゼロを実現した新潟工場で生産能力を拡大

パナソニックグループ

From: PR TIMES

2024-10-06 05:40



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パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、パナソニック エレクトリックワークス社)は蛍光灯の生産を2027年9月末までに終了します。生産終了日の1年前に生産数量の見極めを行い、計画的な生産を行っていきます。今後は一体型LEDベースライト「iDシリーズ」などを生産している新潟工場の生産能力増強などにより、LED化の提案を加速します。

パナソニック エレクトリックワークス社は1951年に蛍光ランプの販売を開始し、最盛期には年間1億本を超える生産を行ってきました。昨今ではより省エネ性能が高いLED照明への切り替え提案を進めており、2019年3月末に蛍光ランプ対応の照明器具の生産を終了しました。その後も蛍光ランプが必要な方への製品供給に努めながらも、需要減少に伴い、製品ラインアップを徐々に縮小してきました。そして、この度2023年11月の「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」で、すべての一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入禁止が2027年末までに決定されたことに伴い、今回の生産終了を決定しました。

今回生産終了を決定した品種は、事務所などの施設の主照明として広く用いられてきた直管蛍光ランプ(三波長形)、天井埋め込み照明などに用いられてきたツイン蛍光ランプ(コンパクト形蛍光ランプ)、自宅のシーリングライトなどに用いられてきた丸形蛍光ランプなどで、生産終了時期は以下の通りです。なお、一般的に直管蛍光ランプとツイン蛍光ランプ(コンパクト形蛍光ランプ)をLED化する場合は電気工事の有資格者による工事が必要です。

今後は、より環境に配慮したLED照明を迅速に普及するため、パナソニック エレクトリックワークス社LED照明の主力製品である一体型LEDベースライト「iDシリーズ」を原料の再生材比率や施工性を高め2025年1月にモデルチェンジします。また、「iDシリーズ」を生産している新潟工場では長期にわたって節電を進めており、今年度Jクレジットの活用を開始したことで、2024年度からCO2実質ゼロ化(※1)を実現しました。さらに、生産体制の強化により「iDシリーズ」の生産能力を増強しており、今後想定されるLED照明の需要増加に対応していきます。

なお、現在蛍光ランプを生産している国内関連企業であるパナソニック ライティングデバイス株式会社では、従来光源事業で培った技術を生かしたタングステン極細線などの事業を開始しており、今後も蛍光ランプ事業の技術を生かした新たなビジネスに挑戦していきます。

パナソニック エレクトリックワークス社は、今後も照明事業を通じて快適かつ、より省エネルギーなくらしに貢献していきます。

パナソニック エレクトリックワークス社の生産終了スケジュール(※2)
【品種】直管蛍光ランプ(三波長形)、丸形蛍光ランプ、点灯管
【生産終了時期】2027年9月末

【品種】ツイン蛍光ランプ(コンパクト形蛍光ランプ)
【生産終了時期】2026年9月末

※1 パナソニック エレクトリックワークス社のCO2ゼロの工場とは、省エネ技術、生産性向上などの推進と再生可能エネルギーの利活用の推進などを組み合わせ、化石燃料由来CO2の排出をオフセットするクレジットの活用によりCO2排出を実質的にゼロにしたものを指します。
※2 特殊用途蛍光ランプ、電球も2027年9月末までに生産を終了します。なお、直管蛍光ランプ(一般色形)については、2025年6月末の生産終了をすでに決定、発信しています。また、上記生産終了期日より早く終了する品番もございます。

【お問い合わせ先】
照明器具・ランプ 商品ご相談窓口
フリーダイヤル:0120-187-441
受付:9時~18時 月~土曜日(祝日・正月三が日を除く)

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]蛍光灯の生産を2027年9月末までに終了
一体型LEDべースライト「iDシリーズ」をモデルチェンジ(2024年10月1日)
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<関連情報>
・蛍光灯からLEDへの交換は「器具まるごと」がおすすめ!|Panasonic
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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