富士通と豪Linius Technologies社、AIによる映像解析ソリューションの提供に向けパートナーシップを締結

Fujitsu Australia Limited（注1）とLinius Technologies Ltd.（注2）（リニウステクノロジーズ、以下、Linius Technologies）はこのたび、AIによるリアルタイムでの映像解析に関するパートナーシップを締結しました。



本提携では、当社のAIサービス「Fujitsu Kozuchi for Vision」および高度なビデオ分析に関する専門知識と、Linius Technologiesの仮想化ビデオとデータ駆動ビデオアセンブリ技術を組み合わせることで、ビジネスの課題解決や新たな価値創造を可能にする新たな映像解析ソリューションの提供を目指します。
両社は、本提携で開発するソリューションにより、空港のセキュリティや、警察・消防業務、小売店での消費者行動の分析などさまざまな業界において映像データの利活用を促進します。

【提供するソリューションの特長】
1．映像データを分析して、指定した条件のタイミングの映像を数秒で見つけます。
2．複数の映像データから、例えばパンチやキックなどの攻撃的な行動といった特定の条件に関連する映像データのみを抽出、繋ぎ合わせ、新たにストーリー性のある映像データを生成します。
3．映像データを分析し、映像内の物体、人物、行動それぞれの特徴を描き出します。
4．ワンクリックで特定の条件に関連する映像のみを検出して映像データに組み込みます。

【富士通株式会社 執行役員EVP Asia PacificリージョンCEO Graeme Beardsellのコメント】
このパートナーシップは、映像の力を活用しようとしている企業にとって、ゲームチェンジャーになると確信しています。Linius Technologiesの革新的なビデオプラットフォームと、富士通の専門知識や、「Fujitsu Kozuchi for Vision」、さらには営業力を組み合わせることで、あらゆる企業や行政が映像データの真の価値を引き出せる支援をしていきたいと考えています。

【Linius Technologies Ltd. Chief Executive Officer James Brennanのコメント】
このパートナーシップは、セキュリティおよび公共セクター市場への参入を目指すLinius Technologiesにとって大きなマイルストーンです。本パートナーシップにより、世界中のさまざまな業界のユーザへ「Linius Video Services」の魅力を伝えることができます。デジタル変革の世界的なリーダーである富士通との連携により、企業における映像データの活用方法を再定義し、そこから得られるインサイトに変革をもたらすことを支援したいと考えています。

【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【注釈】
注1
Fujitsu Australia Limited：
本社：オーストラリア シドニー市、CEO：Graeme Beardsell

注2
Linius Technologies Ltd.：
本社：オーストラリア メルボルン市、Chief Executive Officer：James Brennan

【当社のSDGsへの貢献について】
[画像: (リンク ») ]

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals：SDGs）は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス（存在意義）である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

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