〜 自動グラム染色機「PoCGS」と微生物推定支援AIソフトウェア「BiTTE」の
有用性を確認 〜
~ 経済産業省/MEJ 「令和6年度 ヘルスケア産業国際展開推進事業」 ~
ライフサイエンス分野における画像AI技術の社会実装を推進するカーブジェン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島 正和)は、経済産業省ヘルスケア産業課および一般社団法人Medical Excellence JAPAN(MEJ)が推進する「令和6年度 ヘルスケア産業国際展開推進事業」の一環として、ベトナムおよびインドネシアの医療機関において、当社が開発した自動グラム染色機「PoCGS」および微生物推定支援AIソフトウェア「BiTTE」の現地実証を実施しました。
現地実証に使用したプロダクトについて
私たちの製品やサービスは、ライフサイエンス分野における診断支援、研究効率化、品質管理の標準化・自動化を実現します。
熟練技術者不足や地域格差といった課題を解決し、正確で迅速な結果を提供することで、医療や産業の現場を支援します。
・微生物推定支援AIソフトウェア(非医療機器)BiTTE-iE
(リンク »)
・自動グラム染色機(非医療機器)PoCGS-iE
(リンク »)
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■ 本取り組みの課題と目標
1. 解決すべき課題
• PoCGSおよびBiTTEのインドネシアおよびベトナム臨床現場における実用性の評価
• 各国に適した販売戦略および販売体制の構築
2. 達成すべき目標
• PoCGSおよびBiTTEが日本国内と同様の機能、精度を示すことの確認
• 各国の主要なターゲット顧客、販売価格、適当な訴求価値の特定と販売戦略の確立
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■ 実施内容と評価手法
1. 医療現場における実証試験
インドネシアおよびベトナムの医療機関から提供された血液培養陽性の患者検体を用いて、PoCGSによるグラム染色と、BiTTEによる菌種推定を実施。各製品の実用性を現地条件下で検証しました。
2. 評価項目
• PoCGS:自動グラム染色の「染色の質」「染色の均質性」「再現性」など、現地手法と比較した性能を評価
• BiTTE:AIによる微生物の形態分類・推定精度を評価し、現地技術者の判定結果との比較によって有用性を検証
3. 市場調査およびプレマーケティング
両国の医療ニーズや現場のオペレーション体制に基づき、主要ターゲット層や価格帯、導入価値の把握を目的としたプレマーケティングを実施。得られた知見をもとに、各国市場に適応した販売戦略と体制整備を行いました。
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■ 実施国・医療機関
• ベトナム: バクマイ病院(ベトナム三大病院の一つ)
• インドネシア: インドネシア大学 医学部 微生物学部門
(同学部は国内最大の大学附属病院Dr. Cipto Mangunkusumo病院の連携機関)
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■ 評価結果のまとめ
• PoCGS(自動グラム染色)
高水準かつ均質性の高い染色が実現されました。
- 高水準:グラム陽性・陰性菌および細菌以外の像が明確に識別できる染色品質
- 均質性の高さ:いずれの検体においても安定して高水準な染色結果を達成し、再現性も極めて高い
- 現地評価:協力機関の技術者からは「自施設の手染めよりも高品質」との評価を得ました
• BiTTE(AI菌種推定)
AIによる微生物推定は、インドネシア・ベトナム両国で、現地技術者による目視判定と同等以上の精度を示すことが示唆されました。
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■ 今後の展望
今後もインドネシア・ベトナムでのPoCGSおよびBiTTEの現地実証試験を継続し、現地の医療現場への導入に向けたAI診断支援ツールとしての導入価値を示すエビデンスの拡充を進めて参ります。
カーブジェン株式会社について
バイオロジーとデジタル技術の応用、医工連携、ソフトとハードウェアの融合を通じて、独自に開発した AI 解析技術を細菌感染症分野に応用することを目指します。また、国内外の有力研究機関等とのオープンイノベーションを通じて世界規模の課題である薬剤耐性問題への貢献を目指します。
・所在地:東京都渋谷区神南一丁目5番13号
・代表者:中島正和
・URL: (リンク »)
現地実証に使用したプロダクトについて
私たちの製品やサービスは、ライフサイエンス分野における診断支援、研究効率化、品質管理の標準化・自動化を実現します。
熟練技術者不足や地域格差といった課題を解決し、正確で迅速な結果を提供することで、医療や産業の現場を支援します。
・微生物推定支援AIソフトウェア(非医療機器)BiTTE-iE
(リンク »)
・自動グラム染色機(非医療機器)PoCGS-iE
(リンク »)
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■ 本取り組みの課題と目標
1. 解決すべき課題
• PoCGSおよびBiTTEのインドネシアおよびベトナム臨床現場における実用性の評価
• 各国に適した販売戦略および販売体制の構築
2. 達成すべき目標
• PoCGSおよびBiTTEが日本国内と同様の機能、精度を示すことの確認
• 各国の主要なターゲット顧客、販売価格、適当な訴求価値の特定と販売戦略の確立
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■ 実施内容と評価手法
1. 医療現場における実証試験
インドネシアおよびベトナムの医療機関から提供された血液培養陽性の患者検体を用いて、PoCGSによるグラム染色と、BiTTEによる菌種推定を実施。各製品の実用性を現地条件下で検証しました。
2. 評価項目
• PoCGS:自動グラム染色の「染色の質」「染色の均質性」「再現性」など、現地手法と比較した性能を評価
• BiTTE:AIによる微生物の形態分類・推定精度を評価し、現地技術者の判定結果との比較によって有用性を検証
3. 市場調査およびプレマーケティング
両国の医療ニーズや現場のオペレーション体制に基づき、主要ターゲット層や価格帯、導入価値の把握を目的としたプレマーケティングを実施。得られた知見をもとに、各国市場に適応した販売戦略と体制整備を行いました。
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■ 実施国・医療機関
• ベトナム: バクマイ病院(ベトナム三大病院の一つ)
• インドネシア: インドネシア大学 医学部 微生物学部門
(同学部は国内最大の大学附属病院Dr. Cipto Mangunkusumo病院の連携機関)
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■ 評価結果のまとめ
• PoCGS(自動グラム染色)
高水準かつ均質性の高い染色が実現されました。
- 高水準:グラム陽性・陰性菌および細菌以外の像が明確に識別できる染色品質
- 均質性の高さ:いずれの検体においても安定して高水準な染色結果を達成し、再現性も極めて高い
- 現地評価:協力機関の技術者からは「自施設の手染めよりも高品質」との評価を得ました
• BiTTE(AI菌種推定)
AIによる微生物推定は、インドネシア・ベトナム両国で、現地技術者による目視判定と同等以上の精度を示すことが示唆されました。
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■ 今後の展望
今後もインドネシア・ベトナムでのPoCGSおよびBiTTEの現地実証試験を継続し、現地の医療現場への導入に向けたAI診断支援ツールとしての導入価値を示すエビデンスの拡充を進めて参ります。
カーブジェン株式会社について
バイオロジーとデジタル技術の応用、医工連携、ソフトとハードウェアの融合を通じて、独自に開発した AI 解析技術を細菌感染症分野に応用することを目指します。また、国内外の有力研究機関等とのオープンイノベーションを通じて世界規模の課題である薬剤耐性問題への貢献を目指します。
・所在地:東京都渋谷区神南一丁目5番13号
・代表者:中島正和
・URL: (リンク »)
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
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