● オーストラリア・クイーンズランド州で進行中のバッテリーエネルギー貯蔵システム「Supernode」プロジェクト向けに、リサイクル樹脂製ケーブルトラフ「グリーントラフ(R)」が採用
● ケーブル布設の工期を半分に短縮、リサイクルプラスチックの使用による環境負荷低減への寄与が評価
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也)が製造するリサイクル樹脂製ケーブルトラフ「グリーントラフ(R)」が、オーストラリア・クイーンズランド州で進行中のデータセンタ向けバッテリーエネルギー貯蔵システム(以下BESS:Battery Energy Storage System)「Supernode」プロジェクトにて採用されました。
■背景
生成AIの急速な普及により、データセンタの消費電力は2030年までに現在の2倍以上に膨らむと予測されています(注1)。これに伴い、再生可能エネルギーの導入が世界各地で加速すると見られていますが、太陽光や風力発電などの分散型電源を安定的に活用するためには、大規模なBESSや送配電インフラの整備が不可欠です。Supernodeプロジェクトは、完成時に全体では2,000メガワット以上の電力を蓄えられる同国最大規模のBESSの一つで、需要地であるデータセンタなどへ安定的に送電する計画です。またオーストラリアでは、消費者の気候変動と環境への影響に対する懸念から、再生可能な資材の使用といった持続可能性を求める傾向が高まっています。
■内容
同国ではグリーントラフ(R)をTufDuct社のブランドで展開しており、同社が現場施工の迅速化と環境配慮の観点から、容リ材(注2)を使用したリサイクルプラスチック製のグリーントラフ(R)を提案し、採用されました。施工現場では、コンテナ設備間などの重機が使用できない狭小スペースにおける配線作業においてグリーントラフ(R)の軽さが生かされ、「コンクリートトラフでは2カ月かかるのに対して1カ月で完了した」といった声が挙がるなど、施工性の高さが評価されています。
今後もグリーントラフ(R)は、建設現場における省力化と作業効率向上とともに、環境負荷の低減にも貢献してまいります。
納入案件概要
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■リサイクル樹脂製ケーブルトラフ グリーントラフ(R)
グリーントラフ(R)は、家庭ごみ由来のプラスチックを再資源化した「容器包装リサイクル材(容リ材)」を主材料としたリサイクル樹脂製ケーブルトラフです。廃プラスチックの再利用により資源循環に貢献し、新たな石油資源の使用を抑制することで、製造時のCO₂排出量削減にも寄与する環境配慮型製品です。
耐候性・耐腐食性・耐凍害性に優れており、コンクリート製品と比べて重量約1/4の軽量性を活かし、作業負担の軽減や施工時の取り回し向上により、工期短縮や現場での作業リスク低減に貢献します。トンネルや地下鉄、高架橋上、法面、橋梁、浄水場、工場内、メガソーラー、風力発電所、変電所、寒冷地、山間部、塩害地域など、過酷な環境下で敷設される各種ケーブルの防護管として、全国各地で幅広く採用されています。
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リサイクル樹脂製ケーブルトラフ グリーントラフ(R)
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(注1)IEA AI is set to drive surging electricity demand from data centres while offering the potential to transform how the energy sector works
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(注2)容器包装リサイクル制度で回収したプラスチック材料
『グリーントラフ』は日本における古河電気工業株式会社の登録商標です。
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
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