「個」から「関係性」へ ― 自動車ディーラーCRMの次の一手 TAS SFA日本ローカライズ機能の提供開始

顧客関係性・趣味嗜好・活動ログを一元管理し、CDP連携による360度顧客ビューを実現

Technosoft Japan

2026-06-04 09:00

Technosoft Japanは、自動車ディーラー向けクラウドスイート「TAS」のSFA領域において、日本の商習慣に合わせた大規模ローカライズを実施し、2026年6月より順次提供を開始します。 従来のCRMは顧客を「個」として捉えていたため、家族名義の混在や手帳に留まる営業活動ログ、メーカーとの名寄せ問題など、データ連携を阻む構造的課題がありました。今回のアップデートは「“個”から“関係性”へ」をコアコンセプトに、車検証の使用者を起点とした家族や職場のネットワーク可視化、趣味・興味データの体系化、全活動ログのCRM記録などを実現します。これによりデータ基盤が整備され、MicrosoftのCDPとの連携を通じた、メーカー・ディーラー一体での真の360度顧客ビューやOne-to-Oneマーケティングを可能にします。 2026年6月24日には、本機能のライブデモを交えた無料のオンラインセミナーが開催されます。
ディーラーソリューションを提供するTechnosoft Japan 株式会社 (リンク ») (Technosoft Automotive 本社:シンガポール、CEO:Fredy Tan の日本法人)は、同社が提供するTechnosoft Automotive Solution(以下、TAS)において、日本の自動車ディーラー向けにSFA(営業支援)領域の大規模ローカライズを実施し、2026年6月より順次提供を開始したことを発表いたします。今回のアップデートは、ディーラーの営業現場が抱える顧客データの断絶という課題に正面から向き合い、Microsoft Dynamics 365 Customer Insights(CDP)との連携を見据えたデータ基盤の整備を目的としています。

EV化・コネクテッドカーの普及、そしてAIの急速な進化により、自動車業界における顧客との関係づくりは根本から変わりつつあります。「お客様のことを知りたい」と言い続けて20数年、CRM・MA・CDPと進化してきたシステムにもかかわらず、日本の自動車ディーラーには依然として解決されていない構造的な課題が存在しています。メーカー(OEM/NSC)はWebカタログ・広告・アプリを通じた「顔の見えない消費者のイメージ像」を顧客と捉えるのに対し、ディーラーは「目の前にいるリアルな人」を顧客と捉えます。この世界観の違いが、データ連携を阻む根本にあります。さらに、メーカーとディーラーで顧客IDの体系が異なる「名寄せ問題」、車は父名義・手続きは母・実際に乗るのは息子という日本特有の家族名義の混在、来店・商談・試乗・見積などの営業活動記録が「セールスの手帳の中」に留まりCRMに蓄積されない問題、そして趣味・嗜好・人間関係といった顧客を深く理解するためのデータが管理されていないという課題が重なっています。これらにより、CDPに流し込んでもセグメントが機能せず、One-to-Oneマーケティングの実現が困難な状態が続いていました。

今回TechnosoftはMicrosoft Dynamics 365 Sales(SFA)のエンティティ設計をB2C型ディーラービジネスに最適化し、Customer Insight Journey/DataがTASのデータをそのまま活用できる状態を整えました。今回のSFAローカライズのコアコンセプトは「"個"から"関係性"へ」です。自動車は家族・友人・職場・地域コミュニティというネットワークの中で選ばれる商品であり、個人IDをいくら統合しようとしても顧客の本質は見えません。車検証の使用者を起点に「見えていない家族」まで可視化するConnections機能、趣味・嗜好データの体系的蓄積、そしてすべての営業活動をCRMに記録する仕組みにより、ディーラーが蓄積する顧客接点データが直接CDPの統合プロファイルに反映され、OEMとディーラーが連携した真の360度顧客ビューの実現に近づきます。

【主な新機能・変更点】
顧客マスターのB2C再設計:ディーラー業務に即したフォームレイアウトへ全面刷新
顧客関係性データの構造化(Connections):家族・職場・友人・紹介者の関係性をConnection
Roleで管理。車検証の使用者を起点に「見えていない家族」まで顧客ネットワークを可視化
趣味・興味データの体系的管理(Hobbies / Interests):趣味・娯楽コードマスターを新設。
CDPセグメントに活用可能な嗜好情報を顧客ごとに蓄積
顧客セグメンテーション機能(Criteria Master):営業担当者が独自の抽出条件を定義・保存し、
結果からメール・電話・訪問などの活動を直接生成
活動(Activity)管理の全面刷新:メール・電話・アポイント・タスク・レター全5種のフォームをディーラー業務に最適化。全活動をContactに紐付けることでCustomer Insight JourneyがTASデータをそのまま利用可能にマネージャー向けダッシュボード:Contact Board(当月・翌月コンタクト予定顧客の一覧)およびDaily Report(当日・前日の活動実績)を提供。「売れなかった」商談・試乗・見積データの捕捉精度を向上


Technosoft Automotiveは、マイクロソフト社製のSaaS型CRM「Microsoft Dynamics 365」をベースとした独自のディーラーマネージメントシステム(TAS)の開発と導入コンサルティングを展開しています。TASで生成される会計データは、Dynamics 365 Finance 側に連携されており、マイクロソフト社のOffice製品(Excel・Word・Outlook等)をご利用のディーラーにとって最適な基幹統合管理システムです。

Technosoft Automotiveは、“業務オペレーションを効率化し、車両オーナーとOEM/ディーラー間のコミュニケーションを促進させ、顧客へ最高の「おもてなし体験」を提供する”ことをミッションに掲げ、11カ国、10法人、16拠点でビジネスをグローバル展開しています。マイクロソフトCRM(Dynamics 365)ベースで構築されたDMSと、各国の商習慣に対応するローカライゼーションを強みとし、業界の様々なビジネスのニーズに応えてきました。グローバルの主要カーブランドを顧客に有するなか、日系のOEM(自動車、バス、トラック、自動二輪、トラクター/コンバインなどの農業用機器を含む)や日本車販売ディーラーへの導入は、実績の約75%以上を占めています。

Technosoft Group COO(最高執行責任者)で、日本法人Technosoft Japan 株式会社のPresidentを兼務する吉島良平は以下のように述べています。

「自動車業界において、CRMは今まさに転換点を迎えています。"お客様のことを知りたい"と言い続けて20数年、技術は進化しても顧客が"見えない"状態が続いてきた根本原因は、顧客を"個"として捉えてきたことにあります。自動車は家族・友人・地域という関係性の中で選ばれる商品です。今回のSFAローカライズでは、顧客の関係性・趣味嗜好・すべての営業活動ログを構造的に蓄積できる基盤を整えました。"個"から"関係性"へ ― この視点の転換こそが、Microsoft Customer Insights(CDP)との連携を通じてOEMとディーラーが連携した真のOne-to-Oneマーケティングを実現する鍵だと確信しています。」


【セミナーのご案内】本プレスリリースに関連する機能のライブデモンストレーションを、2026年6月24日(火)15時〜17時開催のオンラインセミナー「顧客との絆を、データとAIで再定義する ― CRM革新が拓く自動車業界の未来」にてご覧いただけます。セミナー当日は、今回リリースしたSFA日本ローカライズ機能(顧客関係性管理・セグメンテーション・活動管理)のライブデモンストレーションを実施いたします。参加費は無料です。ぜひお申し込みください。
セミナー申込サイト (リンク »)

Technosoft Automotive Solution(TAS)について (リンク »)

車両ビジネスのニーズに対応する、堅牢なマイクロソフトクラウドベースのソリューションです。人間工学に基づいて設計されており、ERP、CRM、モビリティ、カスタマーインサイト、デジタルマーケティング、顧客データプラットフォーム、車両オーナーアプリ、車両検査アプリ、セールスアプリ、e-コマース、ビジネスインテリジェンス(BI)、AIなどで構成された包括的なディーラー管理システム(DMS)エンタープライズモジュールを提供します。業務プロセス、顧客体験、顧客インサイトが可視化することで、ユーザは顧客体験、顧客満足、顧客維持にフォーカスできるようになります。また、車両販売会社の基幹システム(SAP・Oracle・Microsoft)との連携実績も多く、OEMとディーラー間のコミュニケーションを含めたデジタルトランスフォーメーションを加速します。

【Technosoft Japan 株式会社】
所在地:東京都千代田区大手町1丁目5-1 大手町ファーストスクエアイーストタワー4F
連絡先:TEL 03-5219-1506
e-mail:jpmarketing@technosoftautomotive.com
ウェブサイト: (リンク »)
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