Microchip社、AIデータセンターのレイテンシとシグナル インテグリティの課題を解決するXpressConnectTM PCIe(R) 6.0/CXL 3.1リタイマを発表

マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社

From: DreamNews

2026-06-04 11:30

2026年6月4日[NASDAQ: MCHP] - AIワークロードの拡大が進む中、データセンターの設計において信号到達距離の限界やレイテンシの増大という課題に直面する機会が増えています。これにより、大規模なGPUクラスタ全体で貴重なメモリリソースが十分に活用しきれない状況が生じています。これらの課題は、インターコネクト速度の向上に伴い、さらに深刻化します。64 GT/s(ギガ トランスファー/秒)といった高速環境では、シグナル インテグリティの限界がシステムの規模を制約し、サーバ アーキテクチャへの負荷増大を招く可能性があります。こうした状況を受け、Microchip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は、大規模AIファブリックのメモリ拡張とリソース分離を実現するXpressConnectTM( (リンク ») ) PCIe(R) 6.0/CXL(R) 3.1リタイマをリリースしました。

本リタイマは、従来のPCIe Gen 5/Gen 6の電気的限界を超えて信号到達距離を拡張するよう設計されており、複雑なベースボード、ライザーカード、ケーブル インターコネクト全体で、より柔軟なシステム設計を実現します。また、最新のAIファブリックで求められる厳しい熱および電力バジェットの要件を満たしながら、より広帯域幅な接続を可能にし、前述の課題に対処します。XpressConnectリタイマのピンツーピン レイテンシは、PCIe 6.0仕様と比較して約80%短い、12 ns未満です。この低レイテンシ性能により、高密度AIクラスタにおけるデータストールが軽減され、AIアクセラレータやGPUの利用率が向上します。

Microchip社data center solutions business unit担当副社長兼GMのBrian McCarsonは次のように述べています。「AIデータセンターのボトルネックはもはやコンピューティング能力ではありません。システム全体でデータを効率的に移動させる能力が制約になるケースが増えています。PCIe 6.0が64 GT/sの速度に到達する中、信号到達距離とレイテンシが設計上のきわめて重大な課題として浮上しています。Microchip社のXpressConnectリタイマは、AIサーバの高性能な中枢として機能するよう設計されており、レイテンシの低減と高密度GPUクラスタ間の接続性向上を通じて、お客様がよりスケーラブルかつ電力効率に優れたファブリックを構築できるよう支援します。このシステムレベルのアプローチにより、データセンターの設計において未活用リソースの再利用が可能となり、大規模なプラットフォーム全体の効率性を向上させることができます」

XpressConnectリタイマは、Microchip社のデータセンター向けポートフォリオを補完する製品です。同社の3nm SwitchtecTM PCIe Gen 6スイッチ、Adaptec(R) SmartRAIDコントローラおよびHBA(ホストバス アダプタ)、FlashtecTM NVMe(R)コントローラとの連携を前提に設計されており、事前検証済みの相互運用可能なファブリック構築を支援します。Microchip社のXpressConnect PCIe Gen 6およびCXL 3.1リタイマは、必要に応じてPCIe Gen 3、Gen 4、Gen 5プラットフォームにも統合でき、開発期間を短縮できます。さらに本リタイマは、Microchip社のChipLink診断エコシステムとも接続でき、統合されたGUI(グラフィカル ユーザー インターフェイス)でリアルタイムの2DアイキャプチャやPAM4 (4値パルス振幅変調)テレメトリを確認できます。これらの機能により、データセンター事業者はリンク状態をより効果的に監視でき、トラブルシューティングも簡素化されるため、TCO(総所有コスト)の削減につながります。

業界標準のドロップイン ソリューションとして設計されたXpressConnectリタイマを採用する事で、ハイパースケーラは単一ベンダーに依存するリスクを低減できます。柔軟なリンク分岐コンフィグレーション(1×16、2×8、4×4)をサポートし、広く採用されているリタイマ フットプリント ガイドラインに準拠しています。また、ホットプラグ対応やエンドツーエンドのデータ整合性等、エンタープライズ クラスの機能も搭載しています。Microchip社の高性能コンピューティング、ストレージ、コネクティビティ向けデータセンター ソリューション( (リンク ») )の詳細はウェブサイトをご覧ください。

開発ツール
本製品はMicrochip社のChipLink診断ツールによってサポートされており、直感的なGUI(グラフィカル ユーザー インターフェイス)を通じて包括的なデバッグ、診断、構成、分析を提供します。ChipLinkは、インバンドPCIeに加え、UART、TWI、EJTAG等のサイドバンド信号を介して接続可能で、設計から展開に至るまでの全段階で、柔軟かつ効率的な監視とトラブルシューティングを可能にします。

価格と在庫/供給状況
XpressConnectリタイマのご購入はMicrochip社の正規代理店( (リンク ») )にお問い合わせ頂くか、Microchip社のオンラインストア( (リンク ») )をご利用ください。

リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: (リンク »)

Microchip Technology社について:
Microchip社は、幅広い半導体製品を提供する半導体サプライヤであり、新しい技術を市場投入する際の重要な課題を解決するトータルシステム ソリューションを通じて、革新的な設計をより簡単に実現する事に尽力しています。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、コンセプトの創出から完成までの設計プロセス全体にわたってお客様をサポートします。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で優れた技術サポートとソリューションを提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト( (リンク ») )をご覧ください。

詳細については、以下にお問い合わせください。
Helen Tang (Microchip社): Helen.Tang@microchip.com




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