電通と電通デジタル、データクリーンルーム分析を自然言語で支援する「Tobiras Agent」を開発

株式会社電通

From: 共同通信PRワイヤー

2026-06-25 15:18

既存データクリーンルーム基盤のAI化により、活用価値を拡大

2026年6月25日
株式会社 電 通

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:松本 千里)と株式会社電通デジタル(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:瀧本 恒)は、これまで高度な専門性が求められてきたデータクリーンルーム※1を用いた分析を、自然言語による対話で支援するAIエージェント「Tobiras Agent」を開発し、運用を開始しました。2022年に発表したデータクリーンルーム分析基盤「Tobiras」※2の取り組みを発展させたもので、今回のAI導入により広告・マーケティング領域に携わる多様な立場の担当者が、専門的なスキルや知識に依存せずに分析を行える環境が整います。まずは社内から運用を開始し、順次、社外での利用の拡大を図ります。

 

 近年、プラットフォーム各社が提供するデータクリーンルームは、個人情報を保護しながら広告効果の検証や高度なデータ分析が行える手段として広告・マーケティング領域での活用が広がっています。一方で、これらの分析にはSQL※3などの専門知識が必要であり、分析を担える人材も限られることから、業務の属人化や意思決定スピードの低下が課題となっていました。こうした状況を受け、電通と電通デジタルは、データクリーンルームをより多くの担当者が活用できる環境の構築を目的に、自然言語による対話を通じてデータ分析が行えるAIエージェント「Tobiras Agent」の開発を進めてきました。

【画像: (リンク ») 】

 両社は2022年に複数のデータクリーンルーム環境を一元管理する「Tobiras」を構築し、年間1000件(累積数千件)を超える顧客への導入、運用、活用を通じて得られた実践知をdentsu Japanが提供するAI For Growth Marketing Agentsに反映させて運用しています。

 

 「Tobiras Agent」では、分析の目的や条件を自然言語で入力することで、データクリーンルーム上のデータを用いて、課題設定から分析クエリの生成、実行、結果の取得、内容の読み解きまでのプロセスを進めることができます。これにより、従来は専門人材や運用負荷の制約により難しかった高度な分析を迅速に実行できるようになり、広告運用中のきめ細やかな改善や、戦略立案と実行の同時推進が可能になります。広告主企業においては、意思決定のスピード向上と施策精度の高度化により、マーケティングROIの最大化が期待できます。
 「Tobiras Agent」は、プラットフォーム企業が提供するさまざまなデータクリーンルームを一元的に運用できる仕組みを取り入れています。今回はその第一弾として、広告・マーケティング領域で活用が進むAmazon Marketing Cloud※4に対応した分析エージェントを実装しました。本日から開催されるAWS Summit Japan※5において、「Tobiras Agent」をブース展示にて紹介します。


 「Tobiras Agent」は、dentsu Japanが推進する「AI For Growth 3.0」における“Measurement AI”領域の取り組みの一環として提供するものであり、今後、dentsu Japanの「AI For Growth Marketing Suite」※6の「Media Flow」※7との連携も進めていきます。

 

※1 個人情報を保護しながら、複数のデータを安全に分析するための仕組み。

※2 複数のデータクリーンルーム環境での分析・運用を一元管理するシステム基盤。

(リンク »)

※3 データベースを操作・分析するための専門的なプログラミング言語。
※4 Amazonが提供する広告データ分析基盤。

※5 AWS Summit Japanが、2026年6月25日(木)と26日(金)の2日間、幕張メッセで開催。

  (リンク »)

※6 AI For Growth Marketing Suite とは、当社グループの長年の実践知を組み込んだ複数の「専門AIツール」と、AIエージェントプラットフォーム、データ統合・分析基盤によって構成される「統合AIプロダクトシリーズ」。

※7  多様なデータを活用し、専門性の高いワークフローを繋いでメディアプランニングをAI エージェントが支援する電通独自ツール。

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【画像: (リンク ») 】

国内電通グループは、“人間の知(=Intelligence)”と“AIの知”の掛け合わせによって、顧客や社会の成長に貢献していく独自のAI戦略「AI For Growth」を推進しています。

 

AI For Growthについては、以下ウェブサイトをご確認ください。

(リンク »)

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