PLS社製デバッグツール「UDE」がSTマイクロのAIアクセラレータ統合車載マイコン「Stellar P3E」に対応したと発表。マルチコア同期&高速トレース解析でEV開発を強力に支援

ポジティブワン株式会社

From: DreamNews

2026-07-27 10:00

2026年7月27日、東京都渋谷区 - ポジティブワン株式会社(ドイツ、PLS Programmierbare Logik & Systeme、日本総代理店)は、デバッグ・トレース・テストツール「UDE(R)(Universal Debug Engine)」が、STマイクロエレクトロニクス(以下、ST)のAIアクセラレータを統合した最新の車載マイクロコントローラ「Stellar P3E」に対応したことを発表します。

ST Partner Programを通じた長年の協業により、主要顧客や早期導入企業はすでに、Stellar P3Eマイコンに最適化されたUDEのデバッグ、テスト、トレース、およびシステム解析機能を活用し、最先端の開発を進めています。

現在の自動車市場において、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)の開発競争が激化しています。これに伴い、モーターコントローラ、インバータ、オンボードチャージャー(OBC)、DC-DCコンバータなどを統合し、高効率かつ省スペースな次世代の統合パワートレイン・アーキテクチャを実現することが強く求められています。

こうした背景から、ST初のAIアクセラレータ(NPU)を搭載し、高性能なArm(R) Cortex(R)-R52+ CPUマルチコアクラスタを統合した「Stellar P3E」への期待が高まっています。AIアクセラレーション、高いコンピューティング能力、拡張可能な大容量メモリ、およびインテリジェントなエネルギー管理機能を持つこの最新マイコンを最大限に活用するには、複数コアを完璧に制御し、ソフトウェアのボトルネックを迅速に解析できる強力なマルチコアデバッグおよびトレース環境が不可欠です。なお、Stellar P3Eの量産開始は2026年末を予定しています。

◆製品のメリットハイライト
真のリアルマルチコアデバッグ環境
Cortex-R52+マルチコアクラスタ内のすべてのコアを、単一の統合されたデバッガインターフェース内で可視化し、一元的に制御・管理することが可能です。

◆完全な同期と柔軟なコントロール
UDEの「Multi-Core Run Control」機能により、デバッグ中は常にすべてのコアを完全に同期させることができます。さらに、ユースケースに応じて個別のコアを独立して開始・停止させる柔軟性も備えています。

◆非侵襲的(ノンイントルーシブ)な高度解析
Stellar P3Eから記録された膨大なトレースデータを活用し、関数やタスクの実行を時系列でグラフィカルに視覚化します。プロファイリング機能を活用することで、ソフトウェアの最適化ポイントを迅速に発見し、開発効率を劇的に向上させます。

◆製品の仕様
マルチコア対応ブレークポイント
共有コード内で使用可能なマルチコアブレークポイントを搭載しています。どのコアが対象のコードを実行しているかに関係なく確実にトリガーされるため、複雑な車載アプリケーションのデバッグ作業を大幅に簡素化します。

◆高速かつ確実なターゲット通信
PLS社のハードウェアアクセスデバイスである「UAD2pro」「UAD2next」「UAD3+」と専用のターゲットアダプタを使用することで、JTAGまたはSWD(Serial Wire Debug)経由での高速通信を実現します。また、電気的な要件が厳しい開発環境向けに、最大1,000ボルトの電位絶縁が可能なガルバニック絶縁アダプタもオプションとして提供しています。

◆大容量トレースメモリと超高速転送
トレースデータの記録は、512MBのトレースメモリを内蔵する「UAD2next」または最大8GBのメモリを搭載可能な「UAD3+」で実行可能です。AuroraTMプロトコルに基づくマルチギガビット/秒の高速シリアルトレースインターフェースにより、チップからUDEへデータを瞬時に転送します。さらに「UAD3+ Serial Trace Pod 100G」を使用した場合、全体で最大100 Gbit/sという驚異的なトレース帯域幅を実現します。

【PLS Programmierbare Logik & Systeme社】
PLS Programmierbare Logik & Systeme GmbH(PLSプログラマブルロジックアンドシステム)は、ドイツのラウタに本社を置く、組込みプロセッサおよびマイクロコントローラ向けの最先端デバッグ・トレース・テストツールのグローバルリーダーです。同社の主力製品である「UDE(Universal Debug Engine)」は、STマイクロエレクトロニクス、インフィニオンテクノロジーズ、NXPセミコンダクターズ、ルネサス エレクトロニクスなどの最先端アーキテクチャに幅広く対応しており、高度なマルチコアデバッグや機能安全が求められる車載システムをはじめとする、複雑なエンベデッドソフトウェア開発を強力に支援しています。ハードウェアアクセスデバイスの柔軟性と高度な解析機能により、世界中の開発者の市場投入期間短縮と品質向上に貢献し続けています。

【会社概要】
ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)は、最先端技術を活用したエンベデッドソリューションを提供する技術パートナーです。エンベデッド・ボードコンピュータ、SoM(System on Module)、組込み開発ツール、組込みOS・ミドルウェア、スマートカード(NFC/EMV)関連テストツール、オートモーティブ関連テストツールを取り扱い、開発現場の「設計・実装・検証・規格対応」を支援します。
また、システムインテグレーション、組込みハードウェア受託開発、ドライバ開発、アプリケーション開発など、ハードウェアからソフトウェアまで一貫した受託開発に対応します。
さらに、SCIOPTA Systemsの日本総代理店、PHYTECの日本正規代理店として、機能安全(IEC 61508/ISO 26262/EN 50128)を見据えた提案も行っています。

本社:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F/設立:2004年1月。
公式サイト: (リンク »)
/ ツール製品: (リンク »)
/ SoM製品: (リンク »)

本件に関するお問い合わせ先
ポジティブワン株式会社
メール:poc_sales@positive-one.com
TEL:03-3256-3933 FAX:03-4360-5301




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