■重複除外機能を使って低コストかつ確実な災害対策の構築できるData Domain■
東日本大震災を契機に、災害対策の必要性がより一層叫ばれています。災害対策は事業継続計画の中核であり、各企業に合わせた環境を構築することが急務だと言えます。そのため低コスト、かつ確実な災害対策が求められているのです。そこで、最近になって注目を集めているのが、重複するデータを削除してデータ容量を大幅に削減し、ストレージなどのIT資産を有効活用できる重複除外機能を搭載したバックアップ&レプリケーションです。
EMCが提供する重複除外の機能を搭載したバックアップ製品として、「Data Domain」があります。この製品を使用することで、簡単にバックアップやレプリケーションを行うことができます。具体的には、サイトの規模や用途に応じたData Domainを導入し、重複除外バックアップを行い、小さくなったデータをWAN経由でレプリケーションを行うというものです。重複除外より、バックアップ・データが非常に小さくなるため、従来の方法に比べサイト間の帯域幅を95~98%削減することができ、既存のWAN回線でも簡単に災害対策を行えます。
Data Domainによるバックアップ&レプリケーション環境は、まずバックアップ対象マシンからバックアップを行うサーバを用意します。このサーバでは、一般のバックアップツールを利用し、バックアップを行います。既に利用しているバックアップ・サーバとバックアップ・ソフトがそのまま利用できますので、環境がある場合は新たに用意する必要はありません。
バックアップを実行すると、Data Domainにバックアップ・データが送られますが、Data Domainの中では、メモリとCPU を使ってディスクに書き込む前に重複除外を行います。そして、重複除外されて容量が小さくなったデータをディスクに書き込むとともにWAN経由でレプリケーションを行うのです。このように、Data Domainを利用することで、既存の環境を使いながら、バックアップ環境に災害対策用ストレージを追加するだけで低コストかつ確実な災害対策の構築が可能になります。
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