デジタル変革の時代── 今こそAppDynamicsで“BizDevOps”の実現を

今、アプリケーションパフォーマンス管理(APM)のソリューションに改めて注目が集まっている。背後にあるのは、ITによって顧客とのつながりを強化し、収益の向上に結び付けようとする「デジタル変革」の大きな流れだ。この流れの中で、ビジネス戦略に応じて開発と運用のPDCAサイクルを高回転で回すDevOpsへのニーズが拡大、それがAPMの需要を押し上げているという。ならば、APMは、企業のデジタル戦略やDevOpsの推進にどのような効果をもたらすのか。疑問への答えを、世界2,000社が利用するAPMソフトウェア「AppDynamics」のソリューションに求める。

発・運用に求められる俊敏性と品質

 ITによって顧客との関係強化や顧客満足度の向上を図り、競争優位を確立する──。「デジタル変革(デジタルテクノロジーによるビジネスイノベーション)」の潮流が世界規模で本格化するなか、そんな「SoE(System of Engagement)」の取り組みが、当たり前の事業戦略として企業の間で定着しつつある。それに伴い重要性を増しているのが、アプリケーションの企画・開発・改善のPDCAサイクルを高回転で回していくことだ。

 このような"アジャイル"なプロセスを回すうえでは、開発と運用が一体となって動くこと──つまりは、DevOpsを実現することが必須となる。というのも、開発のスピードだけを増したところで、開発したアプリケーションをしっかりと運用し、動作させ、「顧客のニーズを充足させるパフォーマンス」を発揮させ続けなければビジネス上の目標を達成することができなくなるからだ。

 とはいえ、今日のアプリケーションの構造は複雑化しており、そこにはさまざまなデータソースや基盤ソフトウェア、ハードウェア、サービスが絡まり合い、クラウドとオンプレミスのハイブリッド環境を通じて顧客向けのアプリケーションやWebサービスが提供・運用されるケースも珍しくない。ゆえに、システムダウンやアプリケーションの性能低下といった事象が発生しても、開発・運用の双方が即座に原因が特定できず、結果として、ビジネス上のダメージを増大させてしまう可能性が常にあるのである。

のDevOpsを推進するために

 このような問題を抜本的に解決し、DevOpsの推進力として大きな役割を演じる仕組みが、米国APPDYNAMICS社が提供するアプリケーションパフォーマンス管理(APM)のソフトウェア「AppDynamics」にほかならないと、アップダイナミクス ジャパン合同会社のカントリーマネージャー、内田雅彦氏は言う。

内田雅彦氏
アップダイナミクス ジャパン合同会社
カントリーマネージャー
内田雅彦氏

 AppDynamicsは、アプリケーションの構造を可視化し、そのパフォーマンス監視を通じて、システムダウンや性能低下の発見・原因特定を迅速化するソフトウェアだ(機能については後述)。AppDynamicsの導入で性能問題の原因が明確になるため、開発と運用の間で「問題解決に向けて成すべきこと」の共通理解が形成され、「DevOps体制の実効性がグンと高まることになります」と、内田氏は説明を加える。

 また同氏によれば、AppDynamicsは、経営・ビジネスの観点からITを使った自社のデジタル戦略がしっかりと回っているかどうか、あるいは、そこにどんな問題があるかを可視化するためのツールでもあるという。

 「自社のアプリケーションがきちんと稼働しているかどうか、顧客に良質な体験を提供しているかどうかは、デジタル戦略の成否や収益の高低に直結したビジネスの問題です。AppDynamicsは、そうした問題を可視化する"ビジネスの道具"と言え、その活用によって、ビジネスと開発・運用の課題認識が一本化され、ビジネス上の戦略・目的・課題を起点に開発と運用が一体となって動く本来のDevOps──つまりは"BizDevOps"が実現されるのです」(内田氏)。

むAppDynamics大規模導入

 内田氏によれば、すでに多くの企業がAppDynamicsによるAPMを「BizDevOps」の推進力、あるいはデジタル戦略を前に進めるためのソリューションと見なし、その導入を活発化させているという。実際、AppDynamicsのユーザー企業は世界100カ国2,000社を超え、金融、製造、流通、小売、eコマース、クラウドサービス、通信、運輸、メディアなど、各業界の名だたる企業がAppDynamicsユーザーとして名を連ねている(図1)。

図1:AppDynamicsの主なユーザー企業 図1:AppDynamicsの主なユーザー企業
※クリックすると拡大画像が見られます

 なかでもここ1、2年の間にAppDynamicsの採用を活発化させているのが、"デジタル変革"のただなかにある金融と流通小売、製造であり、とりわけ金融機関についてはグローバルにビジネスを展開する大手の大半がAppDynamicsを採用していると内田氏は話す。

 また、デジタル変革の潮流の中で、AppDynamicsによる導入案件、あるいは監視対象が大規模化している点も、「ここ最近の特徴的な傾向です」と、同氏は付け加える。

 例えば、米国ナスダックでは、オンプレミスとクラウド上で運用しているサービス(アプリケーション)群の監視にAppDynamicsを全面的に採用した。これにより、オンプレミスとクラウドに配置されたアプリケーション群の全体像とそれぞれの関連性が容易に把握できるようになったほか、障害時のトラブルシューティングも日・時間単位から分単位に短縮された。加えて、AppDynamicsによる監視と可視化を通じて、DevOpsの取り組みも大きく前進したという。

AppDynamicsがあるからアジャイル開発が進む

提供:アップダイナミクスジャパン合同会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2017年1月31日
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