メタバース

用語の解説

メタバースとは

(Metaverse)
メタバースとは、多人数が参加可能で、参加者がその中で自由に行動できる、通信ネットワーク上に作成された仮想空間のことである。
メタバースという言葉は、メタ(meta:超)とユニバース(universe:宇宙)から作られた合成語で、もともとSF作家のNeal Stephensonが自著の中で記述した仮想世界を指す名称であった。 現在、メタバースは、インターネット上に構築される多人数参加型の3次元仮想世界を指す言葉として使われている。 メタバース内のユーザーはアバターと呼ばれる。 メタバース内でアバターを操作することにより、様々な行動をすることが可能である。 メタバース上では、これといった行動シナリオによる制約は無く、アバターの行動は基本的に自由である。 この点がシナリオ等の制約を受けるネットワーク上の複数参加型の3DRPGゲーム(MMORPG、MORPG)と大きく異なる点である。 アバターの行動に制約が無いことから、現実世界同様、娯楽はもちろん、コミュニティ運営、教育、広告、販売、その他のビジネスなど様々な展開の可能性が指摘されている。 メタバースに該当するサービスとしては、米国リンデンラボ社がインターネット上で運営する仮想空間である「Second Life」、ソニー・コンピュータエンタテインメントがプレイステーション3を利用端末として提供する「PLAYSTATION Home」などがある。

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